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2010.08.16
下記の通り第39回SGRAフォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。当日参加も受付けますが、準備の都合上、できるだけ事前にお知らせくださいますようお願いします。SGRAフォーラムはどなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。
日時:2010年10月16日(土)
午後2時30分~5時30分 その後懇親会
会場: 東京国際フォーラム ガラス棟G510会議室
申込み・問合せ:SGRA事務局
電話:03-3943-7612
ファックス:03-3943-1512
Email:
[email protected]
● フォーラムの趣旨
SGRA「宗教と現代社会」研究チームが担当するフォーラム。
社会主義諸国の間では具体的な政策は多少異なっていたものの、何れの国においても宗教は制限と弾圧を受けていた。しかし、1980年代以来、多くの社会主義国家の解体によって、これら諸国における宗教の位置づけは大きく変わらざるを得なくなった。経済の市場化その他の改革に伴って、宗教の復興が多くの人々によって重要な社会現象として指摘されたのである。彼らは「宗教が開放された」とするが、こうした捉え方は社会主義の終焉を迎えた(あるいは迎えつつある)諸国における宗教の実情を理解するには不十分である。いわゆる「ポスト社会主義」の諸国は社会主義という経験を完全に忘れていない。むしろ、社会主義の経験は国家と個人それぞれのレベルにおいて宗教との関わり方を形作っているのである。そして、社会主義という過去と改革という現在の間の力学は複雑で多様な宗教生活を生み出している。実はポスト社会主義の諸国における宗教の発展からは社会がこれらの直面している重要な変遷過程のあり方が見えてくる。本研究フォーラムにおいては、ロシア、中国、中央アジアという三つの地域に焦点を当てながら、ポスト社会主義における宗教生活の多様性とその課題を紹介したい。
● プログラム
詳細はここからダウンロードしていただけます。
【発表1】エリック・シッケタンツ(東京大学COE特任研究員、SGRA研究員)
(背景説明と問題提起)「社会主義の宗教政策とポスト社会主義の世界」
【発表2】井上まどか(清泉女子大学キリスト教文化研究所客員研究員)
「ロシア連邦および中東欧におけるキリスト教の復興」
【発表3】ティムール・ダダバエフ(筑波大学人文社会科学研究科准教授)
「中央アジアにおけるイスラームの復活」
【発表4】ミラ・ゾンターク(立教大学文学部キリスト教学科准教授、SGRA研究員)
「中国のキリスト教:土着化の諸段階とキリスト教の社会的機能」
【パネルディスカッション】
司会進行:島薗 進(東京大学文学部宗教学科教授、SGRA顧問)
パネリスト:陳 継東(武蔵野大学人間関係学部准教授)、上記発表者
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2010.07.14
2010年7月3日(土)、東京商工会議所蓼科フォーラムにて、第38回SGRAフォーラム「Better City, Better Life:東アジアにおける都市・建築のエネルギー事情とライフスタイル」が盛大に開催された。今回は北九州市立大学が主催、渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)が共催という形で、日本学術振興会若手研究者交流支援事業の一環として、また東京商工会議所のご協力を得て実現した。
午前10時、フォーラムは、今西淳子代表と北九州市立大学の黒木荘一郎教授の挨拶から始まった。その後、SGRA環境とエネルギー研究チームのチーフで、北九州市立大学教授の高偉俊氏と国際人間環境研究所の木村建一先生が次のような問題提起をした。
巨大な経済圏を形成しつつある東アジアでは、国民生活の質が向上しエネルギーの使用が増大している。この地域の国々の間の格差はいまだに大きいが、エネルギー・環境の危機意識は共通している。人口問題、水・エネルギー問題、気候変動問題、都市化問題など、今後解決していかなければならない極めて重要なグローバルな課題が目の前に山積みされている。これらを解決していくのに、欧米発の新技術に頼るだけでなく、アジアに伝わる民衆の知恵を使って新しい展開ができるのではないか。
その後、東アジアの7ヶ国・地域の研究者が、それぞれの国や地域の環境とエネルギー事情及び開発に関する研究成果を発表した。
【インドネシア】Mochamad Donny Koerniawan(バンドン大学)「熱帯地域における都市の持続性とエネルギー研究:持続性と省エネにおける低所得層の為の高層ビル開発の影響」
【フィリピン】Max Maquito(フィリピン・アジア太平洋大学)「メガ都市マニラにおける環境的に持続可能な交通への挑戦」
【ベトナム】Pham Van Quan(ハノイ建築大学)「ベトナムの都市における省エネ対策」
【台湾】葉 文昌(島根大学)「台湾の省エネ意識と交通事情」
【タイ】Supreedee Rittironk(タマサート大学)「タイにおける必須エネルギーの代替案」
【韓国】郭 栄珠(土木研究所)「エネルギー環境の視点からみた韓国の都市における1日の日常生活及びその変化」
【中国】王 剣宏(日本工営中央研究所)「エンジニアの視点から見る地球温暖化及び都市インフラ建設について」
各国・地域からの発表の後、北九州大学の福田展淳教授のあざやかな進行に従って、パネルディスカッションが行われ、参加した世界各国からの留学生を含めて熱い議論となった。
東アジア各国の経済発展と都市化による環境汚染・交通渋滞等の問題は解決できるのか?経済発展が進むと生活の便利さを求めてより多くのエネルギーを使うことになるが、果たしてそれは必要なことなのか。そもそも、個人差が非常に大きい幸福を測る指数とは何か?これらは、実際、結論を簡単には見つけることの難しい地球・人類の未来への課題である。
しかし、このフォーラム自体が、国境という枠組みを超える地球環境問題に対して、当該分野における若手研究者の交流を通して国際的な協力体制が要請されているという背景で行われたものである。エネルギー・環境の危機意識に関して、参加した8ヶ国の代表研究者の答えはほぼ同じであったことが印象的だった。省エネや資源対策に関して、政府だけではなく国民一人一人が責任を持って対応し、一歩一歩着実に進んでいけば、特にこのフォーラムのように東アジア各国の優秀な若手研究者のリーダーシップがあれば、地球環境を救うことができるだろう。
午後6時、嶋津忠廣運営委員長の閉会の辞をもって、本会は無事に終了した。フォーラムの後、渥美国際交流奨学財団主催の懇親会が開かれた。渥美伊都子理事長が、各国から来たフォーラム参加者へ歓迎の辞を述べ、一緒に乾杯した。皆さんは美味しい料理を食べながら、一日の長い討論の疲れをもう忘れたように、フォーラムの話題を続けて議論していた。
(文責:王 剣宏、郭 栄珠)
当日の写真は下記URLよりご覧いただけます。
郭栄珠、マティアス撮影 運営委員撮影
2010年7月14日配信
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2010.07.10
下記の通り開催いたしますのでご案内します。参加ご希望の方は、SGRA事務局までご連絡ください。
第5回SGRAチャイナ・フォーラム in 北京
「中国の環境問題と日中民間協力~北京の水問題を中心に~」
日時: 2010年9月15日(水)午後4時~6時
会場: 北京外国語大学 日本学研究センター多目的ホール
主催: 渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)
協力: 認定NPO法人 緑の地球ネットワーク(GEN)
北京外国語大学日本語学科
国際交流基金北京日本文化センター
【フォーラムの趣旨】
SGRAは、北京をはじめとする中国各地の大学等で、日本の民間人による公益活動を紹介するフォーラムを毎年開催しています。5年目の今回は日本の認定NPO法人緑の地球ネットワークの高見邦雄事務局長に再度お願いし、山西省大同における植林活動を通して見えてきた中国の環境問題について考えます。
北京フォーラムでは、北京の水源である山西省大同から見えてきた深刻な北京の水問題とその解決のための日中協力の可能性について検討します。NPO法人 緑の地球ネットワークの高見邦雄事務局長のご講演の後、パネルディスカッション形式で検討します。日中同時通訳。
【プログラム】
総合司会: 宋 剛(北京外国語大学日本語学部専任講師、SGRA研究員)
○ 基調講演: 「大同からみる北京の後ろ姿」
高見邦雄(緑の地球ネットワーク事務局長)
○ パネルディスカッション:
司会進行:
朴 貞姫(北京語言大学日本語学部教授、SGRA会員)
パネリスト:
高見邦雄
張 昌玉(中国人民大学外国語大学副教授)
汪 敏(苗東連合規画設計顧問有限公司高級工程師)
★プログラムは下記よりダウンロードしていただけます。
日本語版
中国語版
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2010.07.06
1990年代以来、民主化にともなって、モンゴル国は二つの超大隣国との関係を維持しつつ、日本・欧米の諸先進国、およびアジア・太平洋諸国との関係を重視し、推進してきました。そのなかで、モンゴル国と日本が構築してきた「総合的パートナーシップ」は特に注目されています。このようなパートナー関係の形成は、北東アジア地域、ひいては世界平和秩序の構築において、きわめて重要な戦略的意義を持っています。実際、モンゴル国と日本は、政治・経済・文化などの分野での協力・交流において、目覚しい発展と深化をなしとげています。これは、双方の歴史認識問題にとっては、対話可能な環境がつくられたと思われます。
20世紀のモンゴルと日本は、緊密で、複雑な関係を持っていました。イデオロギーによる制約のため、これまで、両国は歴史問題について客観的な対話をすることができませんでした。例えば、ノモンハン事件(ハルハ河戦争)、1945年8月のモンゴル・ソ連連合軍の対日宣戦、日本人捕虜問題などはその典型的な例になります。しかし、20世紀の両国の関係はこれらに限られません。冷戦時代の1972年、日本とモンゴルがさまざまな困難を克服して、国交関係を締結できたことは一つの例証になります。近年、モンゴルと日本の研究者が、これらの歴史問題をめぐって、率直に話し合い、具体的な成果が得られたことを無視することはできません。
本シンポジウムは、北東アジア社会の複雑な歴史状況を視野に入れながら、新たに発見されたアーカイブズや、記録されたオーラル・ヒストリー資料などに基づいて、20世紀、とりわけノモンハン事件からモ・日国交締結までの両国の歴史を直視し、今後の両国、ひいては北東アジア社会の発展を展望し、特色ある議論を展開することを目的とします。このような討議を通して、モンゴル国と日本の歴史研究を深め、両国の友好関係を強化していくことだけではなく、関係諸国の歴史認識問題においても、一種のモデルを提供できればと願っています。
皆さまのご参加を、心からお待ちしております。
実行委員会委員長
今西淳子(関口グローバル研究会代表)
D. ショルフー(モンゴル科学アカデミー国際研究所副所長、博士)
D. ナランツェツェグ(モンゴル国立教育大学歴史と社会科学学部長、博士)
日程:2010年9月9日(木)~10日(金)、11日(土)草原への旅行
会場:モンゴル・日本人材開発センター 多目的室、セミナー室(モンゴル国ウランバートル市)
関連資料は下記からダウンロードしていただけます。
日本語案内状
英語案内状
Program
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2010.06.24
今西淳子、ボルジギン・フスレ(呼斯勒)編
2009年、ウランバートル市で行われた国際シンポジウムの報告書。いまだ謎の多い事件を、ようやくイデオロギーや国家意識を乗り越えて論議した、画期的内容を紹介。日・英・蒙の多言語論集。
B5判・並製カバー・本体12000円
2010年3月20日発行
ISBN978-4-89489-602-4
風響社
℡ 03-3828-9249
もくじ
ちらし
関連のエッセイは下記よりお読みいただけます。
国際シンポジウム『世界史のなかのノモンハン事件(ハルハ河会戦)』報告
田中克彦「2009年ウランバートル・シンポジウムを終えて
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2010.05.26
下記の通り第38回SGRAフォーラム in 蓼科を開催します。参加ご希望の方は、SGRA事務局宛ご連絡ください。
日時:2010年7月3日(土)10:00~18:00(昼食12:30~13:30、休憩15:30~16:00)
会場:東京商工会議所蓼科フォーラム
主催:北九州市立大学
共催:渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)
協力:日本学術振興会若手研究者交流支援事業
協力:東京商工会議所
プログラムを下記よりダウンロードしていただけます。
日本語プログラム
英語プログラム
【フォーラムの趣旨】
SGRA「環境とエネルギー」研究チームが担当し、蓼科で初めて開催するフォーラム。
東アジア各国では、経済発展や生活の向上により、都市建築の快適性が求められており、今後空調エネルギー消費を代表に建築分野のエネルギー消費の急増が予想される。また、人口密度の高い国や地域では、自動車の増加とともに、都市交通の混乱等が予想され、急激なGHG排出増加の可能性がある。
一方、アジアの都市では、エネルギー消費はまだ非効率なとことも多く、省エネルギーの余地が大きい。日本とアジア各国における省エネルギー事業の開発状況を把握することは、各国の省エネルギー政策を検討する上で重要であるとともに、省エネ関連企業にとっても有益な情報を提供するものと考えられる。
国境という枠組みを前提としない地球環境問題の発生や社会経済的なグローバリゼーションの進展とともに、エネルギー環境問題をはじめとする様々な諸問題に対して、当該分野における若手研究者の交流を通して、国際的な協力体制が要請されてきている。
【プログラム】
総合司会: 全振煥(鹿島建設)
10:00-10:10 開会の辞:今西淳子(SGRA)
挨 拶:黒木荘一郎(北九州市立大学)
10:10-10:30【問題提起】高偉俊(北九州市立大学)
10:30-11:00【基調講演】木村建一(国際人間環境研究所)
11:00-11:30【発表1】(インドネシア)Mochamad Donny Koerniawan(バンドン大学)
11:30-11:50【発表2】(フィリピン)Max Maquito(フィリピン・アジア太平洋大学)
11:50-12:20【発表3】(ベトナム)Pham Van Quan(ハノイ建築大学)
(昼食)
14:00-14:30【発表3】(台湾)葉文昌(島根大学)
14:30-14:50【発表4】(タイ)Supreedee Rittironk(タマサート大学)
14:50-15:10【発表5】(韓国)郭栄珠(土木研究所)
15:10-15:30【発表6】(中国)王剣宏(日本工営中央研究所)
(休憩)
16:00-17:50【パネルディスカッション】
進行:高偉俊(北九州市立大学)
パネリストは上記講演者
17:50-18:00 閉会の辞:嶋津忠廣(SGRA)
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2010.05.10
SGRAレポート54号本文
表紙
第37回SGRAフォーラム講演録
「エリート教育は国に『希望』をもたらすか:東アジアのエリート教育の現状と課題」
2010年5月10日発行
<もくじ>
【発表1】日本とシンガポールにおけるエリート教育の現状と課題
シム チュンキャット(東京大学教育学研究科研究員・日本学術振興会外国人特別研究員・SGRA研究員)
【発表2】韓国のエリート高校教育の現場を行く:グローバル時代のエリート教育を考える
金 範洙(東京学芸大学特任教授・韓国国立公州大学校客員教授・SGRA研究員)
【発表3】市場化のなかの中国のエリート教育
張 建(東京大学大学院教育学研究科博士課程・SGRA研究員)
【パネルディスカッション】エリート教育は国に「希望」をもたらすか
進行:羅 仁淑(国士舘大学政経学部非常勤講師、SGRA会員)
ゲスト:玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)
パネリスト:上記講師
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2010.05.05
みなさま、SGRA研究員として書いた日本の経済学についての私の論文が選ばれ、下記の通り、立教大学のシンポジウムで発表いたしますので、お時間があればどうぞご参加ください。2010年5月21日から22日まで開催されますが、私の発表は22日になります。
マックス マキト
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立教大学国際経営学シンポジウム
テーマ:「ビジネスのグローバル化の次のチャプター:その課題と機会」
Next Chapter of the Globalization of Business: Challenges and Opportunities
詳細は下記のリンクをご参照ください。
http://cob.rikkyo.ac.jp/en/news/1369.html
■マックス マキト「変らないために変える:日本の企業・銀行関係のレビュー」
<概要>
本稿は、現代のグローバル化の背景にある、ある一定の距離を置いた(arm's length)国際金融構造と代替的な日本型の企業・銀行関係のレビューを行う。とりわけ、本稿は伝統的な日本メインバンク制度に対する二つの批判に焦点を当てる。すなわち、メインバンクの顧客企業の利益の低さと、倒産に迫られる企業に対する融資(ever greeningいわゆる常緑樹化)。企業に十分に配慮した戦略的な決定ができるために、これらの批判に対するカウンター・アーギュメント(反対の議論)、すなわち非最大化の目的と景気循環と反対の融資を強調する。日本型の企業・銀行関係の一般的なレビューに加えて、本稿は三菱自動車工業(株)とそのメインバンクをケース・スタディーとして取り上げる。三菱自動車の長年に渡るフィリピンへの進出歴を考えれば、このケース・スタディーは二つの批判の象徴的な事例として考えられる。
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2010年5月5日配信
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2010.04.30
SGRAレポート第53号本文
表紙
第4回 SGRAチャイナ・フォーラム講演録
*日本語版と中国語版を1冊にまとめてあります。
近藤正晃ジェームス
「世界的課題に向けていま若者ができること~Table For Two~」
第四届SGRA中国論壇「面対世界性課題、当代青年的可能性(中文版)」
2010年4月30日発行
【要旨】
世界には60億人以上の人々が暮らしていますが、10億人が飢餓、10億人が肥満などの生活習慣病で苦しんでいます。世界の死亡と病気の原因は、1 位が肥満、2位が飢餓です。戦争、事故、感染症を大きく上回る人類の課題です。この飢餓と肥満の同時解消に取り組もうと立ち上がったのがTABLE FOR TWO(TFT) です。TFT に参加する企業食堂、レストラン、ホテルなどで健康的な食事をとると、開発途上国で飢餓に苦しむ子供に学校給食が1食寄付されます。1人で食べていても、世界の誰かと2人で食べている。それでTFT という名前をつけました。日常の中で、世界とのつながりを感じられる。小さな一歩で、お互いに救われる。そんな運動です。
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2010.04.21
下記の通り、フィリピンマニラのアジア太平洋大学で、第12回マニラ共有型成長セミナーを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先を下記へご連絡ください。当日参加も受付けますが、準備の都合上、できるだけ事前にお知らせくださいますようお願いします。SGRAフォーラムはどなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。
日時:2010年4月28日 (水) 1:30 ー 5:30 ,
会場:アジア太平洋大学APEC Communicationsビル301号室
概要:本セミナーでは、フィリピン都市交通を事例として、共有型成長と環境との
関係に注目する。共有型成長を達成するためには、効率性と平等性のバランスが必要
であるが、その間にはトレードオフが存在しうる。本セミナーではその補完的な関係
に焦点を当てる。フィリピンの大都市における自動車・バスなどの地上交通は、地理
的な空間と同時に現地企業の間を結ぶことに貢献している。しかし、石化エネルギー
の利用により、環境に影響を与えている。環境に優しい共有型成長に貢献する都市交
通政策提言をまとめるために、本セミナーは、多分野の専門家が集まり、幅広いス
テークホルダーと議論できる場を提供する。
プログラム
司会:ピター・リー・ユ(アジア太平洋大学経済学部長)
開会挨拶:バーニー・ヴィリエガス(アジア太平洋大学理事)
基調講演:「環境的に持続可能な交通」
ホセ・レギン・レギドル(フィリピン大学国立交通研究センターディレクター)
講演1:「環境に優しいエネルギー:自然ガスの提案」
エドウィン・キロス(フィリピン大学交通機械検査研究所担当教授)
講演2:「フィリピン自動車生産者:持続可能な都市交通への挑戦」
ベン・セビリャ(フィリピン自動車競争力委員会ディレクター)
講演3:「共有型成長への結びつけ」
マックス・マキト(SGRA 研究員)
コメント
産業関係者:ビンボ・ミルス(フィリピナス・ヒノ社長)
政府関係者:アネリ・ロントク(交通・通信省大臣)(予定)
参加申込み・問い合わせ:
レニー・ミロ:
[email protected]
プログラムは下記URLからダウンロードできます。
日本語版
英語版