SGRAイベントへのお誘い

第10 回日韓アジア未来フォーラム「1300年前の東アジア地域交流」へのお誘い

下記の通り第10 回日韓アジア未来フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。当日参加も受付けますが、準備の都合上、できるだけ事前にお知らせくださいますようお願いします。どなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。

日時:2011年2月19日(土)午後1時~4時半

会場:奈良県新公会堂 会議室

申込み・問合せ:SGRA事務局
 電話:03-3943-7612
 ファックス:03-3943-1512
 Email:[email protected]

フォーラムの趣旨

関口グローバル研究会と韓国の(財)未来人力研究院は、2010年2月に韓国の慶州で第9回日韓アジア未来フォーラム「東アジアにおける公演文化(芸能)の発生と現在:その普遍性と独自性」を開催したが、東アジア共同体のビジョンが語られるようになったものの、東アジア(特に日本、韓国、中国)の文化の共通性や異質性について3国の研究者が一堂に会して検討する機会が少ないことが明らかになり、今後のフォーラムでは、様々な時代とジャンルから検討していこうということになった。慶州では新羅文化と奈良の文化との同質性が指摘されたが、一連の平城遷都1300年の祝賀イベントからもわかるように、この時代には唐の都長安を中心とした東アジア文化圏が形成され、人や物が活発に交流していた。この歴史観は、意外と現在の東アジアに暮らす人々に認識されていないようで、あらためて国際的かつ学際的な側面から当時の活発な交流を検証してみる必要性があると思われる。中華思想や朝貢制度ばかりが強調されるが、各国間の勢力関係ではなく、東アジアを地域としてとらえた時に、経済や安全保障の観点、あるいは文化の伝播や興隆が違って見えてくるのではないか。昨年韓国慶州で開催されたフォーラムに続き、日韓の研究者に今回は中国や台湾の研究者も交えて議論したい。日韓同時通訳付き。

プログラム

総合司会: 金 雄熙(仁荷大学校国際通商学部副教授)

【基調講演】朴 亨国(武蔵野美術大学造形学部教授)
「古代宗教美術の三国流伝」

【講演1】金 尚泰(韓国伝統文化学校伝統建築学科助教授)
「古代東アジア双塔式伽藍の展開と構成原理」

【講演2】胡 潔(名古屋大学大学院国際言語文化研究科准教授)
「東アジアにおける律令国家の形成と人的交流」

【講演3】李 成制(東北亜歴史財団主任研究員)
「大和と韓半島、隋唐の古代関係史」

【パネルディスカッション】
進 行:陸 載和(武蔵野美術大学造形学部非常勤講師)
討論者: 清水重敦(奈良文化財研究所)、林 慶澤(韓国全北大学)
パネリスト:上記講演者

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