SGRAイベントへのお誘い

第40回SGRAフォーラム「東アジアの少子高齢化問題と福祉」へのお誘い

下記の通り第40回SGRAフォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。当日参加も受付けますが、準備の都合上、できるだけ事前にお知らせくださいますようお願いします。SGRAフォーラムはどなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。

日時:2011年3月6日(日)
 午後2時30分~5時30分 その後懇親会

会場:東京国際フォーラムガラス棟G409会議室

申込み・問合せ:SGRA事務局
 電話:03-3943-7612
 ファックス:03-3943-1512
 Email:[email protected]

参加費: 無料(フォーラム後の懇親会は、賛助会員・特別会員1000円・非会員2000円)

【フォーラムの趣旨】

SGRAの新しい研究チーム「構想アジア」が初めて担当するフォーラム。
2010年夏、日本で生存しない100歳を優に超える高齢者の問題が発覚し、現在の福祉制度の限界を露出することになった。東アジアでは伝統的に家族・親族による養老が中心であったが、西欧的な近代化の波に乗って福祉制度が構築され、社会が一歩「進歩」したかのように見えた。しかしながら、そのような日本を先頭に少子高齢化が急速に進んでいる。韓国や中国はこれから日本以上に深刻な問題に直面するだろう。国家が国民福祉の全てを担うことは既に限界に達し、福祉を社会で支えていこうという動きが始まっている。日本はまだ消極的だが、韓国では既に社会的企業育成法を制定し、国が積極的に育成を始めている。東南アジアも同じような傾向が起こるだろう。このような状況のなかで、東アジア的文化・思想を、近代化思想や制度と結合しながら、東アジア諸国の国情に相応しい高齢福祉社会の在り方を検討したい。

【プログラム】

詳細はここをご覧ください。

総合司会:李 鋼哲(北陸大学未来創造学部教授)

【基調講演】田多英範(流通経済大学経済学部教授)
「日本における少子・高齢化問題」

【報告1】李 蓮花(東京大学人文社会系研究科客員研究員)
「誰がケアするのか:東アジアにおけるケア・レジームと中国」

【報告2】羅 仁淑(国士舘大学政経学部非常勤講師)
「韓国における社会的企業政策は少子高齢化政策として充分といえるか? 」

【パネルディスカッション】

進行:平川 均(名古屋大学経済学研究科教授)

討論1:「シンガポールの『結婚せよ産めよ増やせよ』政策について」
シム チュン キャット(日本大学・日本女子大学非常勤講師)

討論2:「まだ『人』が『口』でないフィリピン」
F.マキト(フィリピン・アジア太平洋大学研究顧問)

質疑応答