SGRAレポート紹介

  • レポート第64号「東アジア軍事同盟の課題と展望」

    レポート64号本文 レポート64号表紙   第43回SGRAフォーラム 「東アジア軍事同盟の課題と展望」講演録 2012年11月20日発行   もくじ   【発表1】ポスト冷戦期における米韓同盟の持続と変化 朴 栄濬(韓国国防大学校安全保障大学院副教授)   【発表2】台湾内政の変動と台米同盟                     渡辺 剛(杏林大学総合政策学部准教授)   【発表3】ポスト冷戦期の米比同盟―引き続く過去と新たな脅威                     伊藤裕子(亜細亜大学国際関係学部教授)   【発表4】日米関係における「日米同盟」―過去、現在、今後―                     南 基正(ソウル大学日本研究所副教授)   【問題提起1】「同盟」を超える領土紛争の対応と連携~「尖閣諸島」における日米・中台の「協力」関係                     林 泉忠(琉球大学法文学部准教授)   【問題提起2】対テロ戦争にみる安全保障の新展開                    竹田いさみ(獨協大学外国語学部教授)   【パネルディスカッション】  
  • レポート第62号「Sound Economy ~私がミナマタから学んだこと~」

    レポート62号本文 レポート62号表紙   第6 回日SGRAチャイナフォーラム講演録 「Sound Economy ~私がミナマタから学んだこと~」 2012年6月15日発行   <もくじ・要旨>   【講演】Sound Economy (健全な経済と社会)~私がミナマタから学んだこと~                     柳田耕一(財団法人水俣病センター相思社初代事務局長)   水俣病は20世紀半ばに発生した世界で知られる環境問題の一つです。それは日本の南部の漁村で発生しました。当初、被害者は劇症型の病像を呈していたため「奇病」として恐れられ、隔離されるなどの酷い仕打ちを受けました。折から日本は戦後の復興期の入り口にあり、僻遠の地に救済の手が差し伸べられるまでには長い時間がかかりました。 公式発見から半世紀経った現在でも、抜本的な治療法は無く、被害の全体像の解明は進まず、地域経済は疲弊したままです。一方で水銀による環境汚染は世界中に広がり、酷似した症状をもつ人々も出現し、Minamata Diseaseは世界共通語となっています。現在では微量水銀の長期摂取による健康影響に世界の関心は向かっています。 もう一つの側面として関心がもたれているのは、社会経済的分野です。開発重視、科学重視、利益重視、人権無視の経済運営は、生活の基盤である環境を歪め傷つけ最後には地域社会そのものを持続不可能にしてしまいますが、その象徴として水俣病事件を捉えることもできます。   【報告】内モンゴル草原の生態系 ~鉱山採掘がもたらしている生態系破壊と環境汚染問題について~                      郭 偉(内モンゴル大学環境資源学院副教授)  
  • レポート第61号「東アジア共同体の現状と展望」

    SGRAレポート61号本文 SGRAレポート61号表紙   第41 回日SGRAフォーラムin蓼科 講演録 「東アジア共同体の現状と展望」 2012年6月18日発行   <もくじ> 【基調講演1】東アジア共同体形成における「非伝統的安全保障」        恒川惠市(政策研究大学院大学副学長)   【基調講演2】ASEANと東アジア共同体       黒柳米司(大東文化大学法学部教授)   【発表1】韓国と東アジア共同体       朴 栄濬(韓国国防大学校安全保障大学院副教授)   【発表2】中国の外交戦略と「東アジア共同体」       劉 傑(早稲田大学社会科学部教授)   【発表3】台湾・香港抜きの「東アジア共同体」は成立するのか?~脱「中心」主義で安定した共同体を~      林 泉忠(琉球大学法文学部准教授)   【発表4】モンゴルと東アジア共同体~資源開発とモンゴルの安全保障~      ブレンサイン(滋賀県立大学人間文化学部准教授)   【発表5】北朝鮮と東アジア共同体~北朝鮮とどのように付き合うのか~       李 成日(韓国東西大学校国際学部助教授)   【パネルディスカッション】東アジア共同体の現状と展望       進行:南 基正(ソウル大学日本研究所HK教授)       パネリスト:上記講演者  
  • レポート第57号「ポスト社会主義時代における宗教の復興」

      SGRAレポート57号本文 SGRAレポート57号表紙   第39 回SGRAフォーラム講演録 「ポスト社会主義時代における宗教の復興」 2011年12月30日発行   <もくじ> 【発表1】問題提起と背景説明:社会主義体制下の宗教政策とポスト社会主義の世界 エリック・シッケタンツ(東京大学大学院人文社会研究科特任研究員)   【発表2】ロシア連邦におけるキリスト教の興隆:ポスト社会主義ロシアにおける「宗教復興」 井上まどか(清泉女子大学キリスト教文化研究所客員研究員)   【発表3】中央アジアにおけるイスラームの復活 ティムール・ダダバエフ(筑波大学大学院人文科学研究科准教授)   【発表4】中国のキリスト教:土着化の諸段階とキリスト教の社会的機能 ミラ・ゾンターク(立教大学文学部キリスト教学科准教授)   【パネルディスカッション】ポスト社会主義時代における宗教の復興 進行:島薗進(東京大学文学部宗教学科教授) パネリスト:陳継東(武蔵野大学人間関係学部准教授)および上記講演者  
  • レポート第58号 「鹿島守之助とパン・アジア論への一試論」

    SGRAレポート58号本文 SGRAレポート58号表紙   投稿論文(日本語・英語合冊版) 平川 均 「鹿島守之助とパン・アジア論への一試論」 Dr. Morinosuke Kajima and Pan-Asianism 2011年2月15日発行   <はじめに> 今日、鹿島守之助は、鹿島建設元社長として昭和期を代表する卓越した実業家であると同時に政治家、学者でもあった人物として知られている。彼の経歴は極めて多彩であり、経営者であると同時に戦後18年間にわたり自民党の国会議員であった。また、外交研究者でもありほぼ生涯にわたって執筆を続け、大戦後は自らの著作を含めて日本外交に直接間接に関わる膨大な出版活動を行った。彼は日本外交の公的研究機関である国際問題研究所の開設で主要な役割を果たし、自らも平和研究のための鹿島平和研究所を創設して、戦後における日本外交と外交研究に多大な足跡を残した。   しかし、彼が1920年代後半以降生涯を通じて、独特なアジア主義者として「アジア連盟」あるいは「アジア共同体」の理想を追求した人物であったことを知る人は少ない。彼が73年に、フランスの元首相エドワード・エリオ(Edouard Herriot)による25年1月の議会演説に準えて、かつての生家・永富家の一角に「わが最大の希願は、いつの日にかパンアジアの実現を見ることである」と刻んだ碑を建立していたことを知れば、意外に思う人がほとんどであろう。実際、彼の国際政治や外交に関する膨大な著作や政治活動の軌跡を辿るならば、彼は確かに「汎アジア」「パン・アジア」を悲願としており、大戦後の多彩な社会活動も彼の思想と深く関っている。 こうしてそのことは、われわれに多くの関心を呼び起こす。   彼のアジア主義はどのような思想であり、彼をその思想に駆り立てたものは何か、彼の思想が「大東亜共栄圏」によって象徴される日本のアジア侵略の試練とどう関り、その試練をどう潜り抜けてきたか、彼の構想が戦後むしろ省みられないできたのは何故か、などである。 東アジア共同体への関心が21世紀に入って急速に高まっている現在、鹿島守之助のパン・アジア論に光を当てることによって、今日の東アジア共同体に資する何かを発見できるのではないか。以下ではほぼ時代に沿って鹿島のパン・アジア論の生成と変遷をみた後、その論理の特徴を確認したい。そのことによって上述の疑問の幾つかに回答を試みたい。
  • レポート第56 号「中国の環境問題と日中民間協力」

    レポート56号本文 レポート56号表紙   中国語版レポート56号本文 中国語版レポート56号表紙   第5回チャイナフォーラム講演録 「中国の環境問題と日中民間協力」 第一部(北京):北京の水問題を中心に 第二部(フフホト):地下資源開発を中心に 2011年5月10日発行   <もくじ> 【基調講演】「得ることと失うことと」 高見邦雄(緑の地球ネットワーク事務局長)   【発表1】「水:北京の未来発展への影響と制約」 汪 敏(苗東連合規画設計顧問有限公司高級工程師)   【発表2】「水を節約するために私たちができること」 張 昌玉(中国人民大学外国語学部副教授)   質疑応答(北京)   【発表3】「鉱工業開発と内モンゴル草原の環境問題に関する現状分析」 オンドロナ(内モンゴル大学民族学社会学学院副教授)   【発表4】「アルタン・オナガー(黄金の仔馬)は何処へ飛んでいったのか:資源開発と少数民族の生存について」 ブレンサイン(滋賀県立大学人間文化学部准教授)   質疑応答(フフホト)  
  • レポート第55号「Better City, Better Life: 東アジアにおける都市・建築のエネルギー事情とライフスタイル」

    SGRAレポート第55号本文 SGRAレポート第55号表紙   第38回SGRAフォーラムin 蓼科講演録 「Better City, Better Life: 東アジアにおける都市・建築のエネルギー事情とライフスタイル」 2010年12月15日発行   SGRA_Report_55(English)TEXT SGRA_Report_55(English)COVER   The 38th SGRA Forum Better City, Better Life: Energy Situation of Cities/Buildings and Lifestyle in East Asia   <もくじ> 【問題提起】 「東アジアにおける都市・建築のエネルギー事情とライフスタイル」        高 偉俊(北九州市立大学)   【基調講演】 「東アジアの都市・建築・住宅におけるエネルギー使用と生活の質」        木村建一(国際人間環境研究所)   【発表1】(インドネシア) 「熱帯地域における都市の持続性とエネルギー研究:持続性と省エネにおける低所得層の為の高層ビル開発の影響」        Mochamad Donny Koerniawan(バンドン大学)   【発表2】(フィリピン) 「メガ都市マニラにおける環境的に持続可能な交通への挑戦」        Max Maquito(フィリピン・アジア太平洋大学)   【発表3】(ベトナム) 「ベトナムの都市における省エネ対策」        Pham Van Quan(ハノイ建築大学)   【発表4】(台湾) 「台湾のエネルギー消費、CO2排出、及び交通事情」        葉 文昌(島根大学)   【発表5】(タイ) 「タイにおけるエネルギーを選択から義務へ」        Supreedee Rittironk(タマサート大学)   【発表6】(韓国) 「エネルギー・環境の視点からみた韓国の都市におけるある1日の日常生活及びその変化」        郭 栄珠(土木研究所)   【発表7】(中国) 「エンジンニアの視点から見る地球温暖化及び都市インフラ建設について」        王 剣宏(日本工営中央研究所)   【パネルディスカッション】        進行は福田展淳(北九州市立大学)、パネリストは上記講演者
  • レポート第54号「エリート教育は国に『希望』をもたらすか:東アジアのエリート教育の現状と課題」

    SGRAレポート54号本文 表紙 第37回SGRAフォーラム講演録 「エリート教育は国に『希望』をもたらすか:東アジアのエリート教育の現状と課題」 2010年5月10日発行 <もくじ> 【発表1】日本とシンガポールにおけるエリート教育の現状と課題 シム チュンキャット(東京大学教育学研究科研究員・日本学術振興会外国人特別研究員・SGRA研究員) 【発表2】韓国のエリート高校教育の現場を行く:グローバル時代のエリート教育を考える 金 範洙(東京学芸大学特任教授・韓国国立公州大学校客員教授・SGRA研究員) 【発表3】市場化のなかの中国のエリート教育 張 建(東京大学大学院教育学研究科博士課程・SGRA研究員) 【パネルディスカッション】エリート教育は国に「希望」をもたらすか 進行:羅 仁淑(国士舘大学政経学部非常勤講師、SGRA会員) ゲスト:玄田有史(東京大学社会科学研究所教授) パネリスト:上記講師
  • レポート第53号「世界的課題に向けていま若者ができること~Table For Two~」

    SGRAレポート第53号本文 表紙   第4回 SGRAチャイナ・フォーラム講演録 *日本語版と中国語版を1冊にまとめてあります。   近藤正晃ジェームス 「世界的課題に向けていま若者ができること~Table For Two~」 第四届SGRA中国論壇「面対世界性課題、当代青年的可能性(中文版)」 2010年4月30日発行   【要旨】 世界には60億人以上の人々が暮らしていますが、10億人が飢餓、10億人が肥満などの生活習慣病で苦しんでいます。世界の死亡と病気の原因は、1 位が肥満、2位が飢餓です。戦争、事故、感染症を大きく上回る人類の課題です。この飢餓と肥満の同時解消に取り組もうと立ち上がったのがTABLE FOR TWO(TFT) です。TFT に参加する企業食堂、レストラン、ホテルなどで健康的な食事をとると、開発途上国で飢餓に苦しむ子供に学校給食が1食寄付されます。1人で食べていても、世界の誰かと2人で食べている。それでTFT という名前をつけました。日常の中で、世界とのつながりを感じられる。小さな一歩で、お互いに救われる。そんな運動です。    
  • レポート第52号「東アジアの市民社会と21世紀の課題」

    SGRAレポート第52号本文 表紙 SGRAレポート第52号本文(中文版) 中文版表紙 (2014年3月26日発行) 第36回SGRAフォーラムin軽井沢講演録 「東アジアの市民社会と21世紀の課題」 2010年3月25日発行 <もくじ> 【基調講演】市民社会を求めての半世紀ヨーロッパの軌跡とアジア 宮島 喬(法政大学大学院社会学研究科教授) 【発表1】日本の市民社会と21世紀の課題 「市民社会」から「市民政治」へ 都築 勉(信州大学経済学部教授) 【発表2】韓国の市民社会と21世紀の課題 「民衆」から「市民」へ~植民地・分断と戦争・開発独裁と近代化・民主化~ 高 煕卓(延世大学政治外交学科研究教授、SGRA研究員) 【発表3】フィリピンの市民社会と21世紀の課題 フィリピンの「市民社会」と「悪しきサマリア人」 中西 徹(東京大学大学院総合文化研究科教授) 【発表4】台湾・香港の市民社会と21世紀の課題 「国家」に翻弄される「辺境東アジア」の「市民」 ~脱植民地化・脱「辺境」化の葛藤とアイデンティティの模索~ 林 泉忠(ハーバード大学客員研究員、琉球大学准教授、SGRA研究員) 【発表5】ベトナムの市民社会と21世紀の課 変わるベトナム、変わる「市民社会」の姿 ブ・ティ・ミン・チィ(ベトナム社会科学院人間科学研究所研究員、SGRA会員) 【発表6】中国の市民社会と21世紀の課題 模索する「中国的市民社会」 劉 傑(早稲田大学社会科学総合学術院教授) 【パネルディスカッション】東アジアの市民社会と21世紀の課題 進行: 孫 軍悦(明治大学政治経済学部非常勤講師、SGRA研究員) パネリスト:上記講師