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2013.06.15
SGRAでは、良き地球市民の実現をめざす(首都圏在住の)みなさんに気軽にお集まりいただき、講師のお話を伺い、議論をする<場>として、SGRAカフェを開催しています。第4回は、長年日中間に横たわる歴史認識問題に取り組んでいらっしゃる早稲田大学の劉傑教授にお話しいただきます。
日時:2013年6月15日(土)18時~21時(懇親会を含む)
会場:寺島文庫1階みねるばの森
会費(ビュッフェの夕食付):SGRA会員・学生は1000円、非会員2000円
テーマ:文革世代の私からみた中日交流40年とこれからの中日関係
講師:劉傑(早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授)
メッセージ:中国は、文化大革命世代が国家と社会の表舞台で活躍する時代を迎えました。この世代がもっている時代感覚は明らかに前の世代や、後の世代と違い、彼等の世界認識に文革の刻印が色濃く残っています。私は中学生になった頃に文化大革命が終わりましたので、厳密に言えば、文革世代ではありませんが、幼い頃に見た文革の実態は鮮明に記憶に残っています。この世代の視点から日中交流の40年とこれからの日中関係を考えてみたいと思います。
準備の都合がありますので、参加ご希望の方はSGRA事務局へお名前、ご所属と緊急連絡先をご連絡ください。
SGRA事務局: sgra-office@aisf.or.jp
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2013.05.31
第3回日台アジア未来フォーラムを下記の通り開催いたします。参加ご希望の方はSGRA事務局宛ご連絡ください。今回は全日空(株)からご協力をいただき、東京から参加者する方のために、往復チケットと宿泊のついたパッケージを準備しておりますので、興味のある方は合わせてお問い合わせください。
SGRAフォーラムはどなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。
◆第3回日台アジア未来フォーラム
「近代日本政治思想の展開と東アジアのナショナリズム」
◇日 程:2013年5月31日(金)9時50分~17時10分
◇会 場:台湾大学霖澤館 (E51)
共同主催:(公財)渥美国際交流財団関口グローバル研究会
国立交通大学社会と文化研究所
後 援:(公財)交流協会台北事務所、台湾日本人会
協 力:台湾中央研究院、台湾大学日韓研究整合プラットフォーム、
台湾連合大学システム カルチュラル・スタディーズ国際センター
協 賛:全日本空輸(株)、中鹿營造( 股) 有限公司
◇開催趣旨:
「民族」「共和」「主権」など、近代東アジアにおける国民国家形成に関連する諸概念と思想は、まず、明治日本において、儒教思想と漢文の媒介によって近代西洋の概念、思想と制度から翻訳、作成されたものと言えよう。後に、それらはまた漢文の媒介によって、東アジア諸国(或は植民地)において受容されながら、それぞれの社会と言語の文脈において変容、形成されていったと、考えられる。
そこで、本フォーラムは、ナショナリズムなど、近代西洋思想の受容によって展開された近代日本政治思想と諸概念、及びそれらの概念と思想が中国と日本帝国の植民地において受容、変容されて当地の政治情況と絡みながら展開されていた情況を検討する。さらに、こうした近代政治思想の受容と交錯によって生じた現在の東アジアのナショナル・アイデンティティに関わる諸問題に焦点をあてる。
次のようなテーマを検討する。(1)ナショナリズムをめぐる近代日本における政治思想の展開、及びそれと中国思想との関連を考察、議論する。 (2) ナショナリズムとアイデンティティ政治をめぐる台湾と韓国の植民地時代の政治と近代日本政治思想との関連を考察、議論する。(3)上記の検討を踏まえて ナショナル・アイデンティティの問題をめぐって現代東アジアの政治状況を検討する。
実施方法については、日本・台湾をはじめ東アジア各国の若手・中堅の研究者を招き、「近代日本政治思想の展開と東アジアの政治」というテーマに即して報告する予定である。
日中同時通訳付き。
◇プログラム
<午前中>
開幕式(9時50分~10時10分)
座長:陳弱水(台湾大学文学院院長)
今西淳子(日本渥美国際交流財團関口グローバル研究会常務理事)
劉紀蕙(交通大学社会と文化研究所教授、台湾連合大学システム カルチュラル・スタディーズ国際センター長)
【1】基調講演 (10時10分~10時50分)
座長:陳弱水(台湾大学文学院院長)
渡辺浩(法政大学法学部講座教授〔元東京大学法学政治学研究科教授〕)
【2】第一セッション:(11時~12時30分)
「ナショナリズムをめぐる近代日本政治思想の展開と中国」
座長:徐興慶(台湾大学日本語学科教授)
2.松田宏一郎(立教大学政治学科教授)
3.平野聡(東京大学法学政治学研究科準教授)
4.蔡孟翰(千葉大学人文社会科学研究科特任準教授)
<午後>
【3】第二セッション:(13時30分~15時00分)
「ナショナリズムをめぐる近代日本政治思想の展開と台湾、韓国」
座長:甘懐真教授(台湾大学歴史学科教授)
5.陳培豐(中央研究院台湾史研究所副研究員)
6.藍弘岳(交通大学社会と文化研究所副教授)
7.高煕卓 (韓国延世大学政治外交学科研究教授)
【4】第三セッション:(15時20分~16時50分)
「ナショナル・アイデンティティを巡る現代東アジア」
座長:
8.馬傑偉(香港中文大学教授)
9.益尾知佐子(日本九州大學教授)
10.林泉忠(中央研究院近代史研究所副研究員)
【5】総括
座長:林泉忠
渡辺浩、劉紀蕙、今西淳子
(16時50分~17時10分)
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2013.05.22
昨年9月にはキャンセルになってしまいましたが、7回めのSGRAチャイナフォーラムを下記の通り北京で開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。
★講演: 宮崎幸雄 「ボランティア概論」
日 時:2013 年5月22 日(水)午後4時~6時
会 場:北京外国語大学日本学研究センター多目的室
主催: 渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)
後援: 国際交流基金北京日本文化センター
フォーラムの趣旨:
SGRAチャイナ・フォーラムは、日本の民間人による公益活動を紹介するフォーラムを、北京をはじめとする中国各地の大学等で毎年開催しています。7回目の今回は公益財団法人日本YMCA同盟の宮崎幸雄氏を迎え、長年の体験に基づいたボランティア活動の意義ついてご講演いただきます。
日中通訳付き。
講演要旨:
1)私のボランティア原体験 <ベトナム戦争とボランティア>
①自分で手を挙げて(挫折からの逃走)②こちらのNeeds (体育) とあちらのInterests(養豚)
③信頼なくして“いのち”なし(地雷原の村) ④解放農民の学校(自立・自助)
⑥プロ・ボランティアとして国際社会へ
2)ボランティア元年と云われてー神戸・淡路大震災によって広まるボランティア(観)
3)ボランティア活動の社会的効果(地域への愛着・仲間・達成感・充実感、・希望)
4)大災害被災地のボランティア活動と援助漬け被災者
中国人が見た東日本大震災救援活動と日本人が見た四川大震災救援活動
5)3 ・11若者の自意識と価値観の変化
国際社会の支援と同情・共感・一体感と死生観・共生観と人と人との絆
講師略歴:
現職:(公財)日本YMCA同盟名誉主事、学校法人アジア学院評議員、学校法人恵泉学園委員(公財)公益法人協会評議員、(社)青少年海外協力隊を育てる会顧問、(社)CISV理事、在日本救世軍本営監事
略歴:1933年大阪に生まれる。関西大学英文科専攻后米国に留学、青少年教育を学び日本YMCAに就職。1969年、世界YMCA難民救済事業ベトナム担当ディレクターとしてサイゴンに7年間在住し、ベトナム難民の定住と難民青少年の教育に当たる。8年間、スイス・ジュネーブにある世界YMCA同盟本部の難民事業の統括責任者として国連難民弁務官事務所(UNHCR)との連絡担当、米国民間団体との交渉業務を担当する。1985年帰国後日本YMCA同盟常務理事・総主事1998年3月定年退職。1998年よりロータリー米山記念奨学会事務局長/専務理事、アジア青少年団体協議会会長、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊・技術専門委員/青年海外協力隊を育てる会副会長・顧問として現在に至る。
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2013.02.27
SGRAでは、良き地球市民の実現をめざす(首都圏在住の)みなさんに、気軽にお集まりいただき、講師のお話を伺い、議論をする<場>として、SGRAカフェを開催しています。第3回は、シリアご出身のSGRA会員、ダルウィッシュ・ホサムさんに、シリアについて、日本語でお話ししていだだきます。
日時:2013年3月23日(土)17時~20時(懇親会を含む)
会場:寺島文庫1階みねるばの森
東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階
九段下駅(5番出口)徒歩3分 ( Tel: 03-5215-2950 )
テーマ:「アラブの春」とシリアにおける人道危機
チュニジア・エジプトから始まった「アラブの春」は、2011年3月にシリアに到達し
た。シリアでの反体制抗議運動は2年近く続いているが、その間、体制からの暴力的
弾圧を受け、対立が一部軍事化するに至っている。アサド体制と反体制勢力の対立
は、国家の崩壊という結果をもたらしている。この SGRAカフェでは、シリアの現状
を分析しつつ、シリアの人々が直面している人道危機と、シリアの混乱が及ぼす影響
についてお話しします。
講師:ダルウィッシュ ホサム Housam Darwisheh
1979年、シリア(ダマスカス)生まれ。2002年、ダマスカス大学英文学・言語学部学
士。2006年、東京外国語大学大学院地域文化研究科平和構築・紛争予防プログラム修
士。2010年同博士。東京外国語大学大学院講師・研究員を経て、2011年よりアジア経
済研究所中東研究グループ研究員。
会費(ビュッフェの夕食付):SGRA会員・学生は1000円、非会員2000円
準備の都合がありますので、参加ご希望の方はSGRA事務局へお名前、ご所属と緊急
連絡先をご連絡ください。
SGRA事務局: sgra-office@aisf.or.jp
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2012.11.14
第2回SGRAカフェは、福島県飯館村の菅野宗夫様に、日本で一番美しい村が原発事故の後どのようなことになったのか、10月のスタディツアーに参加したSGRA会員との対話形式でお話しいただきます。福島は現在本当はどうなっている?避難された人々の生活は?ふるさとは再生できる?いつ帰れる?という素朴な質問にお答えいただけると思います。
●日時:2012年12月6日(木)午後6時30~9時30分
●会場:寺島文庫1階みねるばの森
東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階
九段下駅(5番出口)徒歩3分 ( Tel: 03-5215-2950 )
○会費(ビュッフェの夕食付):SGRA会員・学生は1000円、非会員2000円
○準備の都合がありますので、参加ご希望の方はSGRA事務局へお名前と緊急連絡先をご連絡ください。
SGRA事務局: sgra-office@aisf.or.jp
○スタディツアー参加者からひとこと
「百聞は『一会』にしかず。是非ご一緒に福島の今を考えましょう!」(シム)
「メディアでふくしまについて色々聞いたあなたへ。メディアではなくちゃんとふくしまの人の話を聞きましょう。何もしないまま「何もできない」とはいえないでしょう。」(ソンヤ)
「福島=日本の再生に期待していますから、是非来てください!」(陳景揚)
「山重水復疑无路,柳暗花明又一村(陸遊「遊山西村 」)(于暁飛)
(「山が重なり、川が入り組んでいて、もう道がない、もうだめだと思いきや、進めるだけ前へ進んでいるうち、急に道が開けて、柳もこんもりと茂げ、花が咲き乱れ、桃源郷のような村が すぐそこにあった」という意味です。絶望な環境に置かれても、諦めないで前へ前へ、そのうち苦境を乗り越える!)
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2012.10.03
下記の通り、第1回SGRAカフェ「最近の日韓外交摩擦をどうみるか」を開催いたしますので奮ってご参加ください。
日時:2012年10月18日(木)午後6時~8時半
会場:寺島文庫1階みねるばの森
講演:李元徳(韓国国民大学日本研究所所長)
「最近の日韓外交摩擦をどうみるか」
講師からのコメント:8月10日李大統領のシマ訪問から始まった一連の日韓対立の展開を多様な角度から分析し、日韓関係の今後の展望や望ましい方向を探るための<話し合い>の場になれば幸いです。
会費(ビュッフェの夕食付):SGRA会員・学生は1000円、非会員2000円
●準備の都合がありますので、参加ご希望の方はSGRA事務局(sgra-office@aisf.or.jp )へお名前と緊急連絡先をご連絡ください。
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2012.07.11
残念ながら、今年のチャイナフォーラムは、中国当局から開催大学への勧告により中止になりました。
関連エッセイ
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下記の通りフフホト北京で開催いたしますのでご案内します。参加ご希望の方は、SGRA事務局までご連絡ください。
★講演: 宮崎幸雄 「ボランティア概論」
【フフホトフォーラム】
日 時:2012 年9月17 日(月)午後4時半~6時半
*時間が変更になりましたのでご注意ください。
会 場:内モンゴル大学南校区教学主楼XF0201
【北京フォーラム】
日 時:2012 年9月19 日(金)午後4時~6時
会 場:北京外国語大学日本学研究センター多目的室
◆主催: 渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)
協力: 内モンゴル大学モンゴル学研究センター
北京外国語大学日本語学科
後援: 国際交流基金北京日本文化センター
◆フォーラムの趣旨:
SGRAチャイナ・フォーラムは、日本の民間人による公益活動を紹介するフォーラムを、北京をはじめとする中国各地の大学等で毎年開催しています。7回目の今回は公益財団法人日本YMCA同盟の宮崎幸雄氏を迎え、長年の体験に基づいたボランティア活動の意義ついてご講演いただきます。日中通訳付き。
◆講演要旨:
1)私のボランティア原体験 <ベトナム戦争とボランティア>
①自分で手を挙げて(挫折からの逃走)②こちらのNeeds (体育) とあちらのInterests(養豚)
③信頼なくして“いのち”なし(地雷原の村) ④解放農民の学校(自立・自助)
⑥プロ・ボランティアとして国際社会へ
2)ボランティア元年と云われてー神戸・淡路大震災によって広まるボランティア(観)
3)ボランティア活動の社会的効果(地域への愛着・仲間・達成感・充実感、・希望)
4)大災害被災地のボランティア活動と援助漬け被災者
中国人が見た東日本大震災救援活動と日本人が見た四川大震災救援活動
5)3 ・11若者の自意識と価値観の変化
国際社会の支援と同情・共感・一体感と死生観・共生観と人と人との絆
◆講師略歴:
現職:(公財)日本YMCA同盟名誉主事、学校法人アジア学院評議員、学校法人恵泉学園委員(公財)公益法人協会評議員、(社)青少年海外協力隊を育てる会顧問、(社)CISV理事、在日本救世軍本営監事
略歴:1933年大阪に生まれる。関西大学英文科専攻后米国に留学、青少年教育を学び日本YMCAに就職。1969年、世界YMCA難民救済事業ベトナム担当ディレクターとしてサイゴンに7年間在住し、ベトナム難民の定住と難民青少年の教育に当たる。8年間、スイス・ジュネーブにある世界YMCA同盟本部の難民事業の統括責任者として国連難民弁務官事務所(UNHCR)との連絡担当、米国民間団体との交渉業務を担当する。1985年帰国後日本YMCA同盟常務理事・総主事1998年3月定年退職。1998年よりロータリー米山記念奨学会事務局長/専務理事、アジア青少年団体協議会会長、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊・技術専門委員/青年海外協力隊を育てる会副会長・顧問として現在に至る。
プログラムは下記よりダウンロードしていただけます。
日本語
中国語
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2012.07.01
下記の通りモンゴル国ウランバートル市にてシンポジウムを開催いたしますので、論文、参加者を募集いたします。
【開催趣旨】
13世紀はじめ、チンギス・ハーンはモンゴル諸部を統一し、ユーラシアをまたぐモンゴル帝国を築きました。この偉業はチンギス・ハーンの子・孫に引きつがれ、モンゴル帝国も世界史上で最大の、空前絶後の世界帝国となりました。
チンギス・ハーンとモンゴル帝国について、かつてはさまざまな偏見、誤解がくりかえされ、歪曲、誹謗されていました。幸いにも、近年、とりわけ1990年代以降、チンギス・ハーンとモンゴル帝国に対する認識は変わりつづけ、チンギス・ハーンとモンゴル帝国に関する研究、論著も大きな成果を得て画期的な展開をみせてきました。
チンギス・ハーンは新しい歴史をつくりだし、モンゴル帝国はあらたな世界秩序を構築しました。チンギス・ハーンとその騎馬運団の挑戦は世界を揺るがしたと同時に、アフロ・ユーラシアの交流の道を大きくひらきました。モンゴル帝国時代、政治、軍事、商業、経済、貿易、科学、文化、宗教などはめざましく発展し、繁栄しました。これがあってからこそ、のちのヨーロッパのルネサンス、海洋進出があったのです。これらの歴史事実は、現在、世界的に承認されています。
しかし、チンギス・ハーンとモンゴル帝国は未だ謎に満ちており、解明されていない課題がいまだおおく残されています。チンギス・ハーン生誕850周年をむかえるこの機をとらえて、わたしたちは国際シンポジウム「チンギス・ハーンとモンゴル帝国――歴史・文化・遺産」を開催することにいたしました。
本シンポジウムは、近年の学界の最新の研究成果を総括し、歴史・文化・遺産の三つの視点からチンギス・ハーンとモンゴル帝国をアプローチし、広い視野から、特色ある議論を展開することを目的としています。
【日程】 2012 年7月24(火)~26日(木)
参加登録:7月24日(火)12:30~13:00
開会式・基調報告:7月24日(火)13:00~15:40
シンポジウム:7月24日(火)16:00~18:00時、
シンポジウム:7月25日(水) 9:00~12:00時、14:00~18:10時
草原への旅行:7月26日(木)
【会場】
モンゴル・日本人材開発センター 多目的室、セミナー室
(モンゴル国ウランバートル市)
【プログラム】
詳細は下記案内状をご覧ください。
案内状(日本語)
Invitation in English
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2012.06.06
下記の通り長野県蓼科にて第44回SGRAフォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。SGRAフォーラムはどなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。また宿泊の手配が必要な方はご相談ください。
日時:2012年7月7日(土)10:00~17:00 その後懇親会
会場:東京商工会議所蓼科フォーラム研修室A
〒391-0213 長野県茅野市豊平チェルトの森
電話 0266-71-6600
申込み・問合せ:SGRA事務局
電話:03-3943-7612
ファックス:03-3943-1512
Email:office@aisf.or.jp
参加費: 無料
【フォーラムの趣旨】
SGRA「人材育成」研究チームが担当するフォーラム。
21世紀の幕開けとともに各国で急激に普及し始めたインターネットと携帯電話などの情報通信手段は、今では私達の生活の中で欠かせない存在となりつつある。しかもその変化のスピードがますます速まり、膨大な量の情報が氾濫している。こうした背景の中で、知識の暗記よりも情報通信技術の習得とともに世界につながるネットワークとその中に集まる知識と情報を活用できる能力が重要視され、次世代を担う人づくりを目指す学校教育のあり方にも大きな変化が迫られている。
新しい時代への対応を図るべく、アメリカ、イギリス、韓国、シンガポールなどでは90年代の後半から教育情報化政策が推進され始め、近年には国家目標に設定され、より本格的な導入に向けた動きが具体化している。日本でも1999年に全公立小中高校がインターネットに接続でき、全公立校教員がコンピュータの活用能力を身につけられるようにする「ミレニアム・プロジェクト」がスタートし、2010年からは総務省と文部科学省の推進のもと2020年までにフューチャースクールの全国展開を目指す事業も始動した。一方、新しい情報通信技術が次々開発されるにつれ、機械や機器には決して置き換えられないものがあることがますます鮮明になり、人間関係の大切さがより強調される中で生身の人間をもとにしたコミュニケーション能力が果たしてフューチャースクールで育成されうるかという懸念の声もある。
本フォーラムにおいては、世界最先端をいく韓国とシンガポールを中心にそれぞれの国の経験と現状について議論を交わす場を提供し、学びのイノベーションに関する理解と交流を深めつつ、フューチャースクールの今後の方向性について考えていきたい。
【プログラム】
詳細はここををご覧ください。
【基調講演1】次世代を担う人づくりとは
赤堀 侃司(白鴎大学教育学部長)
【基調講演2】日本のICT教育の現状と今後
影戸誠(日本福祉大学教授)
【発表1】韓国のフューチャースクール構想
曺圭福(韓国教育学術情報院研究員)
【発表2】シンガポールの教育におけるICT活用の動向と課題について
シム チュンキャット(日本大学非常勤講師)
【発表3】ICT機器を利活用した学習活動
石澤紀雄(山形県寒河江市立高松小学校)
【パネルディスカッション】
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2011.11.23
SGRAでは、新事業「アジア未来会議」を立ち上げました。アジア未来会議は、日本に留学し現在世界各地の大学等で教鞭をとっていらっしゃる皆さん、その指導を受けた若手研究者の皆さん、研究所や企業等で研究や活動を続けていらっしゃる皆さん、そして日本の大学院で研究を続けている留学生の皆さん、国際交流に関心のある日本の研究者の皆さんに、交流・発表の場を提供し、アジアの未来について議論していただくことを目的としています。
第一回は2013年3月に中国上海市で「地域協力の可能性」をテーマに開催し、その後隔年度ごとに日本を含むアジアの各都市で開催する予定で、第二回はインドネシア開催を検討しています。アジア未来会議では、自然科学、社会科学、人文科学を包括する広範なテーマを設定し、国際的かつ学際的に研究を続けている中堅・若手研究者の方々に参加していただきたいと思っております。勿論オブザーバー参加も大歓迎で、日本留学者の同窓会、あるいはネットワーク構築の場としてもご利用いただきたいと思います。
このたび、発表論文の募集を始めましたので、奮ってご応募くださいますようお願いいたします。また、お知り合いの方々へのご紹介、皆様が所属するメーリングリスト等でのご宣伝を、よろしくお願い申し上げます。
詳細はアジア未来会議ホームページ(日本語、英語、中国語対応)をご覧ください。
第1回アジア未来会議☆発表論文募集
【開催日】2013年3月8日(金)~10日(日)
【会 場】中国上海市(同済大学、上海財経大学、復旦大学)
◇自然科学シンポジウム「環境エネルギー技術の地域協力」 テーマ:環境、エネルギー 言 語:日本語、英語、中国語
◇社会科学シンポジウム「アジアにおける地域協力」 テーマ:政治と外交、経済発展と開発、企業経営管理、教育と人材育成、その他 言 語:日本語、英語、中国語
◇人文科学シンポジウム「アジアにおける地域交流」 テーマ:言語・言語教育、文学・文化・芸術、歴史、社会・生活、その他 言 語:日本語
発表論文を下記の要領で投稿してください。
1. アジア未来会議のホームページの「Registration」から登録してください。一度登録すればIDとパスワードにより何度でもアクセスし登録情報を改訂することができます。
2. 発表要旨を、下記の要領でアジア未来会議ウェブ上のご自分のページに投稿してください。
◇自然科学:英語(250語以内)締め切り:2012年3月31日(土) ◇社会科学:英語(250語以内)締め切り:2012年3月31日(土) ◇人文科学:日本語(600字以内)締め切り:2012年3月31日(土)
3. 学術委員会による審査の結果を、2012年4月30日(月)までにEメールでお知らせします。
4. 合格通知を受け取ったら、論文の原稿(フルペーパー:A4判で最大10ページ)を、下記の要領で、アジア未来会議ウェブ上のご自分のページに投稿してください。
◇自然科学:英語、日本語、または中国語 締め切り:2012年8月31日(金) ◇社会科学:英語、日本語、または中国語 締め切り:2012年12月31日(月) ◇人文科学:日本語 締め切り:2012年12月31日(月)
5. 学術委員会による最終審査の結果を、2013年1月31日(木)までにEメールでお知らせします。
その他
◇優秀論文執筆者は参加費を免除します。 ◇優秀論文は、後日SGRAから発行する論文集に掲載します。論文執筆者には謹呈します。
◇申請に基づく参加費補助があります。
☆☆☆皆様のご参加をお待ちしています☆☆☆