SGRAレポートの紹介

  • 2015.05.25

    レポート第71号「科学技術とリスク社会~福島第一原発事故から考える科学倫理~」

    SGRAレポート71号(本文) SGRAレポート71号(表紙)   第47回SGRAフォーラム 「科学技術とリスク社会~福島第一原発事故から考える科学倫理~」講演録 2015年5月25日発行   <もくじ> 【問題提起】 崔 勝媛(チェ・スンウォン)理化学研究所研究員   【対談】 「科学技術とリスク社会」 対談者:島薗 進(しまぞの・すすむ)上智大学神学部教授       平川秀幸(ひらかわ・ひでゆき)大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授 モデレータ:エリック・シッケタンツ 東京大学大学院人文社会系研究科特別研究員   【対談1】 「今のリスク社会と科学技術に欠けているもの-原発事故後の放射線健康影響問題から-」 島薗 進   【対談2】 「科学の『外』の問いをいかに問うか-科学技術とリスク社会:福島原発事故から考える-」 平川秀幸   【オープンディスカッション】 ファシリテータ:デール・ソンヤ 上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科特別研究員 参加者:島薗 進、平川秀幸、会場参加者
  • 2015.05.25

    レポート第70号「インクルーシブ教育:子どもの多様なニーズにどう応えるか」

    SGRAレポート70号(本文) SGRAレポート70号(表紙)   第46回SGRAフォーラム 「インクルーシブ教育:子どもの多様なニーズにどう応えるか」講演録 2015年4月20日発行   <もくじ> 【基調講演】 「インクルーシブ教育の実現に向けて」 荒川 智(あらかわ・さとし)茨城大学教育学部教授   【報告1】 「障碍ある子どもへの支援」 上原芳枝(うえはら・よしえ)特定非営利活動法人リソースセンターone代表理事   【指定討論】 ヴィラーグ ヴィクトル 日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科博士課程   【報告2】 「学校教育からはみ出た外国につながりを持つ子どもたちに寄り添って」 中村ノーマン(なかむら・ノーマン)多文化活動連絡協議会代表   【指定討論】 崔 佳英(チェ・カヨン) 東京大学大学院総合文化研究科博士課程   オープンフォーラム 進行:権 明愛 討論者:上記発表者
  • 2014.10.20

    レポート第69号「紛争の海から平和の海へ」

    SGRAレポート69号(本文) SGRAレポート69号(表紙)   第45回SGRAフォーラム 「紛争の海から平和の海へ:東アジア海洋秩序の現状と展望」講演録 2014年10月20日発行   <もくじ> 【基調講演】 「東アジアの海と領土―国際法の視点から― 」 村瀬信也(むらせ・しんや)上智大学法学部教授   【報告1】< 韓国の立場> 「東アジア型国際社会の出現 ―日韓漁業協定(1965)への過程を振り返る― 」 南 基正(ナム・キジョン)ソウル大学日本研究所副教授   【報告2】< 中国の立場> 「東アジア国際秩序の現状と展望 ―中国内における「新型大国関係」の議論を中心に― 」 李 成日(リ・チェンル)中国社会科学院亜太与戦略研究院助理研究員   【報告3】< 台湾の立場> 「『琉球地位未定論』の再燃で尖閣紛争の解決に役立つのか ―中国と台湾の議論を中心に― 」 林 泉忠(リム・チュアンティオン)台湾中央研究院副研究員   【報告4】< 日本の立場> 「竹島/独島をめぐる海の一断面」 福原裕二(ふくはら・ゆうじ)島根県立大学准教授   【報告5】 「北極海の開放と韓国・日本・中国の海洋協力の可能性」 朴 栄濬(パク・ヨンジュン)韓国国防大学校安全保障大学院教授     【パネルディスカッション】 司会: 李 恩民 総括:明石 康(国際文化会館理事長) パネリスト:上記発表者  
  • 2014.05.15

    レポート第68号「ボランティア・志願者論」

    SGRAレポート66号本文(日中英合冊版)   宮崎幸雄(日本YMCA同盟名誉主事) 「ボランティア・志願者論」講演録 2014年5月15 日発行   ☆日本語の講演録、中国語訳、英語訳を一冊に纏めてあります。   <講演要旨>   1)私のボランティア原体験 <ベトナム戦争とボランティア> ①自分で手を挙げて(挫折からの逃走)  ②こちらのNeeds (体育) とあちらのInterests(養豚)  ③信頼なくして “いのち” なし(地雷原の村)  ④解放農民の学校(自立・自助)  ⑤プロ・ボランティアとして国際社会へ   2) ボランティア元年といわれて—神戸・淡路大震災によって広まるボランティア(観)   3)ボランティア活動の社会的効果(地域への愛着・仲間・達成感・充実感・希望)   4)大災害被災地のボランティア活動と援助漬け被災者   中国人が見た東日本大震災救援活動と日本人が見た四川大震災救援活動   5)3 ・11若者の自意識と価値観の変化   国際社会の支援と同情・共感・一体感と死生観・共生観と人と人との絆  
  • 2014.02.25

    レポート第67号 「アジア太平洋時代における東アジア新秩序の模索」

    SGRAレポート67号   第12回日韓アジア未来フォーラムin キャンベラ 「アジア太平洋時代における東アジア新秩序の模索」 講演録 2014年2月25日発行   <もくじ> 【発表1】構造転換の世界経済と東アジア地域統合の課題                      平川 均(名古屋大学大学院経済学部教授)   【発表2】中国の海洋戦略と日中関係:新指導部の対外政策の決定構造                      加茂具樹(慶応義塾大学総合政策学部准教授)   【発表3】アジア貿易ネットワークの結束と競合:ネットワーク分析技法を用いて                      金 雄熙(仁荷大学国際通商学部教授)   【パネルディスカッション】   【発表4】日韓関係の構造変容、その過渡期としての現状、そして解法の模索                      木宮正史(東京大学大学院情報学環(流動)教授)   【発表5】米中両強構図における韓日関係の将来                      李 元徳(国民大学国際学部教授)   【発表6】東アジア新秩序と市民社会:脱北者の脱南化現象を中心に                      金 敬黙(中京大学国際教養学部教授)   【パネルディスカッション】  
  • 2013.11.13

    レポート第66号「日英戦後和解(1994-1998)」

    レポート66号本文(日英中合冊版) レポート66 号表紙   沼田貞昭(元カナダ大使、日本英語交流連盟会長) 「日英戦後和解(1994-1998)」 講演録 2013年10月20日発行   <本文より> 戦後和解の問題について、学者としてではなく、外交の実務者として経験したことをお話します。戦後和解という場合にいろいろな側面がありますが、私は1994~98年まで在英大使館のナンバー2として勤務していたときに、一番この問題を経験しましたので、そのことを振り返ってみたいと思います。私にとってイギリスは、それが2回目の勤務でした。最初に勤務した1960年代の後半は、戦争の記憶がまだ残っていましたが、捕虜の問題が非常に騒がれている状態ではなかったのです。ところが、2回目の勤務中の1995年は、戦争が終わってちょうど50周年で、この問題がはっきりと出てきて、その処理に腐心することになりました。   SGRAレポート66号本文(日本語版)   SGRA Report #66 (English Edition)   SGRAレポート66号本文(中文版)   SGRAレポート66号本文(ハングル版)   SGRAレポート66号本文(ハングル版)表紙    
  • 2013.02.20

    レポート第65号「21世紀型学力を育むフューチャースクールの戦略と課題」

    レポート65号本文 レポート65号表紙   第44回SGRAフォーラムin蓼科 「21世紀型学力を育むフューチャースクールの戦略と課題」講演録 2013年2月1日発行   <もくじ> 【   基調講演1】次世代を担う人づくりとは       赤堀 侃司(白鴎大学教育学部長)   【基調講演2】日本のICT教育の現状と今後       影戸 誠(日本福祉大学教授)   【発表1】韓国のフューチャースクール構想       曺 圭福(韓国教育学術情報院研究員)   【発表2】シンガポールの教育におけるICT活用の動向と課題について       シム チュンキャット(日本大学非常勤講師)   【発表3】日本のフューチャースクールの現場から ICT機器を利活用した学習活動           ~「フューチャースクール推進事業」「学びのイノベーション事業」~       石澤紀雄(山形県寒河江市立高松小学校)   【パネルディスカッション】
  • 2012.12.26

    レポート第64号「東アジア軍事同盟の課題と展望」

    レポート64号本文 レポート64号表紙   第43回SGRAフォーラム 「東アジア軍事同盟の課題と展望」講演録 2012年11月20日発行   もくじ   【発表1】ポスト冷戦期における米韓同盟の持続と変化 朴 栄濬(韓国国防大学校安全保障大学院副教授)   【発表2】台湾内政の変動と台米同盟                     渡辺 剛(杏林大学総合政策学部准教授)   【発表3】ポスト冷戦期の米比同盟―引き続く過去と新たな脅威                     伊藤裕子(亜細亜大学国際関係学部教授)   【発表4】日米関係における「日米同盟」―過去、現在、今後―                     南 基正(ソウル大学日本研究所副教授)   【問題提起1】「同盟」を超える領土紛争の対応と連携~「尖閣諸島」における日米・中台の「協力」関係                     林 泉忠(琉球大学法文学部准教授)   【問題提起2】対テロ戦争にみる安全保障の新展開                    竹田いさみ(獨協大学外国語学部教授)   【パネルディスカッション】  
  • 2012.06.15

    レポート第62号「Sound Economy ~私がミナマタから学んだこと~」

    レポート62号本文 レポート62号表紙   第6 回日SGRAチャイナフォーラム講演録 「Sound Economy ~私がミナマタから学んだこと~」 2012年6月15日発行   <もくじ・要旨>   【講演】Sound Economy (健全な経済と社会)~私がミナマタから学んだこと~                     柳田耕一(財団法人水俣病センター相思社初代事務局長)   水俣病は20世紀半ばに発生した世界で知られる環境問題の一つです。それは日本の南部の漁村で発生しました。当初、被害者は劇症型の病像を呈していたため「奇病」として恐れられ、隔離されるなどの酷い仕打ちを受けました。折から日本は戦後の復興期の入り口にあり、僻遠の地に救済の手が差し伸べられるまでには長い時間がかかりました。 公式発見から半世紀経った現在でも、抜本的な治療法は無く、被害の全体像の解明は進まず、地域経済は疲弊したままです。一方で水銀による環境汚染は世界中に広がり、酷似した症状をもつ人々も出現し、Minamata Diseaseは世界共通語となっています。現在では微量水銀の長期摂取による健康影響に世界の関心は向かっています。 もう一つの側面として関心がもたれているのは、社会経済的分野です。開発重視、科学重視、利益重視、人権無視の経済運営は、生活の基盤である環境を歪め傷つけ最後には地域社会そのものを持続不可能にしてしまいますが、その象徴として水俣病事件を捉えることもできます。   【報告】内モンゴル草原の生態系 ~鉱山採掘がもたらしている生態系破壊と環境汚染問題について~                      郭 偉(内モンゴル大学環境資源学院副教授)  
  • 2012.06.10

    レポート第61号「東アジア共同体の現状と展望」

    SGRAレポート61号本文 SGRAレポート61号表紙   第41 回日SGRAフォーラムin蓼科 講演録 「東アジア共同体の現状と展望」 2012年6月18日発行   <もくじ> 【基調講演1】東アジア共同体形成における「非伝統的安全保障」        恒川惠市(政策研究大学院大学副学長)   【基調講演2】ASEANと東アジア共同体       黒柳米司(大東文化大学法学部教授)   【発表1】韓国と東アジア共同体       朴 栄濬(韓国国防大学校安全保障大学院副教授)   【発表2】中国の外交戦略と「東アジア共同体」       劉 傑(早稲田大学社会科学部教授)   【発表3】台湾・香港抜きの「東アジア共同体」は成立するのか?~脱「中心」主義で安定した共同体を~      林 泉忠(琉球大学法文学部准教授)   【発表4】モンゴルと東アジア共同体~資源開発とモンゴルの安全保障~      ブレンサイン(滋賀県立大学人間文化学部准教授)   【発表5】北朝鮮と東アジア共同体~北朝鮮とどのように付き合うのか~       李 成日(韓国東西大学校国際学部助教授)   【パネルディスカッション】東アジア共同体の現状と展望       進行:南 基正(ソウル大学日本研究所HK教授)       パネリスト:上記講演者