SGRAイベントへのお誘い

第65回SGRA-Vフォーラム 第5回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性 「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」へのお誘い

下記の通り第5回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性をオンラインで開催いたします。参加ご希望の方は、事前に参加登録をお願いします。聴講者はカメラもマイクもオフのWebinar形式で開催しますので、お気軽にご参加ください。

 

テーマ:「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」

日 時:2021年1月9 日(土)午後2時~5時15分(日本時間)

方 法: Zoom Webinar による

言 語: 日中韓3言語同時通訳付き

主 催:渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)

 

 

参加申込(クリックして登録してください)

お問い合わせ:SGRA事務局([email protected] +81-(0)3-3943-7612)

 

 

■概要

 

渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)では、2016年以来「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を4回実施してきたが、今回は初めて試みとしてオンラインで半日のプログラムを開催する。今回のフォーラムでは、3カ国の歴史研究者が近代史の中の感染症についての研究を発表し、東アジア地域の交流史としての可能性を議論する。

なお、円滑な対話を進めるため、日本語⇔中国語、日本語⇔韓国語、中国語⇔韓国語の同時通訳をつける。フォーラム終了後は講演録(SGRAレポート)を作成し、参加者によるエッセイ等をメルマガ等で広く社会に発信する。

 

 

■テーマ「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」

 

東アジア地域で持続的に続く交流の歴史の中で、感染症の発生と流行が日中韓3国に及ぼした影響と社会的対応の様相を検討する。感染症はただ一国にとどまらず、頻繁に往来した商人たちや使節などに因って拡散され、大きな人的被害を招いた。感染症が流行する中、その被害を減らすために、各国なりに様々な対処方法を模索した。これを通じて感染症に対する治療方法のような医学知識の共有や防疫のための取り締まり規則の制定などが行われた。この問題について各国がどのように認識し、如何に対応策を用意したかを検証し、さらに各国の相互協力とその限界について考える。

 

 

■プログラム

 

第1セッション(14 :00-15:40)  座長: 村 和明(東京大学)

 

【歓迎挨拶】 今西 淳子(渥美国際交流財団)

【開会挨拶】 趙 珖(韓国国史編纂委員会)

 

【発  表】
韓国: 朴 漢珉(東北亜歴史財団) 「開港期朝鮮におけるコレラ流行と開港場検疫」
日本: 市川 智生(沖縄国際大学) 「19世紀後半日本における感染症対策と開港場」
中国: 余 新忠(南開大学)    「中国衛生防疫メカニズムの近代的発展と性格」

 

【指定討論】

韓国: 金 賢善(明知大学)

日本: 塩出 浩之(京都大学)

中国: 秦 方(首都師範大学)

 

 

第2セッション(15:45-17:15)  座長: 南 基正(ソウル大学)

 

【論点整理】劉 傑(早稲田大学)

 

【自由討論】パネリスト(国史対話プロジェクト参加者)

韓国:

李 命美(慶尚大学)、金 甫桄(嘉泉大学)、許 泰玖(カトリック大学)、崔 妵姫(德成女子大学)、

韓 承勲(韓国芸術総合学校)、韓 成敏(大田大学)、金 キョンテ(全南大学)、鄭 淳一(高麗大学)

日本:

向 正樹(同志社大学)、四日市 康博(立教大学)、八百 啓介(北九州市立大学)、

大川 真(中央大学)、大久保 健晴(慶應義塾大学)、青山治世(亜細亜大学)、平山昇(神奈川大学)

中国:

鄭 潔西(寧波大学)、孫 衛国(南開大学)、孫 青(復旦大学)、彭 浩(大阪市立大学)、

李 恩民(桜美林大学)

ゲスト:

明石 康(元国連事務次長)、楊 彪(華東師範大学)、王 文隆(南開大学)、段 瑞聡(慶應義塾大学)

オブザーバー:

葛 兆光(復旦大学)、祁 美琴(中国人民大学)

 

【総  括】宋 志勇(南開大学)

 

【閉会挨拶】三谷 博(跡見学園女子大学)

 

※同時通訳

韓国語⇔日本語:李 ヘリ(韓国外国語大学)、安 ヨンヒ(韓国外国語大学)

日本語⇔中国語:丁 莉(北京大学)、宋 剛(北京外国語大学)

中国語⇔韓国語:金 丹実(フリーランス)、朴 賢(京都大学)

 

 

※プログラム・会議資料の詳細は、下記リンクをご参照ください。

プロジェクト概要

プロジェクト資料