SGRAイベントへのお誘い

第51回SGRAフォーラム「『今、再び平和について』― 平和のための東アジア知識人連帯を考える」へのお誘い

下記の通りSGRAフォーラムを開催いたします。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。

 

テーマ: 「『今、再び平和について』― 平和のための東アジア知識人連帯を考える」

日 時: 2016年7月16日(土)午後1時30分~5時30分

会 場: 東京国際フォーラム ガラス棟 G701 号室

参加費: フォーラムは無料 懇親会は正会員1000円、メール会員・一般 2000円

お問い合わせ・参加申込み: SGRA事務局([email protected], 03-3943-7612)

 

主 催:渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)

 

◇フォーラムの趣旨

 

今回のフォーラムは、混迷を深める東アジアの国際情勢に対して、国際政治や安全保障論の方向からの現状分析やシナリオの提示ではなく、平和研究または平和論という方向からの問題提起として位置付け、進めていきたい。

 

そのためには、東アジア各国における「平和論」の現状を確認し、各国で「何よりも平和を優先する考え方」が各個撃破されている現状を検証すると共に、こうした現状に風穴をあけるためにはいかなる方法があるのか、そのために学問をする者として、知識人として何ができるのかを議論する場としたい。

 

そして、この地域の研究者たちが知識エンジニアになりつつある現状、あるいは、安全保障の専門家たちに平和が呪縛されている現実に対して、平和を語る知識人としての研究者の役割、東アジアの知識人の連帯の意義を考えたい。

 

 

◇プログラム

 

詳細はプログラムをご覧ください。

 

<問題提起1>「平和問題談話会と東アジア:日本の経験は東アジアの公共財となり得るか」

南基正(ソウル大学日本研究所副教授)

 

<問題提起2>「東アジアにおけるパワーシフトと知識人の役割」

木宮正史(東京大学大学院総合文化研究科教授)

 

<報告1>「韓国平和論議の展開と課題:民族分断と東アジア対立を越えて」

朴栄濬(韓国国防大学校安全保障大学院教授)

 

<報告2>「中国知識人の平和認識」

宋均営(中国国際問題研究院アジア太平洋研究所副所長)

 

<報告3>「台湾社会における『平和論』の特徴と中台関係」

林泉忠(台湾中央研究院近代史研究所副研究員)

 

<報告4>「日本の知識人と平和の問題」

都築勉(信州大学経済学部教授)

 

【パネルディスカッション】

 

フォーラムのちらし

 

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◇SGRAとは

 

SGRAは、世界各国から渡日し長い留学生活を経て日本の大学院から博士号を取得した知日派外国人研究者が中心となって、個人や組織がグローバル化にたちむかうための方針や戦略をたてる時に役立つような研究、問題解決の提言を行い、その成果をフォーラム、レポート、ホームページ等の方法で、広く社会に発信しています。研究テーマごとに、多分野多国籍の研究者が研究チームを編成し、広汎な知恵とネットワークを結集して、多面的なデータから分析・考察して研究を行います。SGRAは、ある一定の専門家ではなく、広く社会全般を対象に、幅広い研究領域を包括した国際的かつ学際的な活動を狙いとしています。良き地球市民の実現に貢献することがSGRAの基本的な目標です。詳細はホームページ(www.aisf.or.jp/sgra/)をご覧ください。

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