SGRAイベントへのお誘い

第37回SGRAフォーラム「エリート教育は国に『希望』をもたらすか:東アジアのエリート教育の現状と課題」へのお誘い

下記の通り第37回SGRAフォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。当日参加も受付けますが、準備の都合上、できるだけ事前にお知らせくださいますようお願いします。SGRAフォーラムはどなたにも参加いただけますので、ご関心をお持ちの皆様にご宣伝いただきますようお願い申し上げます。

日時:2009年12月5日(土)
 午後2時30分~5時30分 その後懇親会

会場: 東京国際フォーラム ガラス棟G701会議室

申込み・問合せ:SGRA事務局
 電話:03-3943-7612
 ファックス:03-3943-1512
 Email:[email protected]

【フォーラムの趣旨】

SGRA「東アジアの人材育成」研究チームが担当するフォーラム。
国際化の進展と知の世界競争が激しくなるなか、国際的にも通じ、自国の社会的ニーズにも応じられる次世代の人材を育成すべく、ほとんどの国でエリート教育の推進が重要な政策課題となっている。とりわけ、儒教文化が根強く残り、学校教育を重んじる傾向にある東アジアの多くの国では、経済競争力を維持していくためにも、未来への投資として国の将来を担えるエリート的人材の育成が積極的に取り組まれている。このような人材育成制度が国や社会にどのような影響を与えているのか。そもそもエリートとは何なのか。今はどんなリーダーが必要とされているのか。本フォーラムの前半では、日中韓シンガポールのエリート教育の制度と実態について最新の調査研究を報告する。後半には、玄田有史氏に、希望学の視点からこの大競争社会におけるリーダーの役割やエリート教育について総括していただく。

【プログラム】

詳細はここからダウンロードしていただけます。

● 発表1:シム チュン キャット(東京大学教育学研究科研究員・日本学術振興会外国人特別研究員)
「エリート教育:自由主義の日本vs.育成主義のシンガポール」

● 発表2:金 範洙(東京学芸大学特任教授・韓国国立公州大学校客員教授)
「韓国のエリート高等教育の現場を行く:グローバル時代のエリート教育を考える」

● 発表3:張 建(東京大学大学院教育学研究科博士課程)
「市場化のなかの中国のエリート教育」

● 総括・コメント:玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)
「希望学からみたエリート教育」

●パネルディスカッション