ウランバートル国際シンポジウム

参加者募集:第6回ウランバートル国際シンポジウム「モンゴルにおける鉱山開発の歴史と現状と課題」

下記の通りモンゴル国ウランバートル市にてシンポジウムを開催いたしますので、論文、参加者を募集いたします。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

 

【開催趣旨】

 

モンゴルは新たな資源大国として世界から熱い視線を集め、大きな変動期にあります。埋蔵資源はモンゴルに急成長をもたらしています。しかし、資源開発にともなう負の側面も問題化し始めました。インフレの進行、貧富の格差や環境汚染は日々深刻度を増し、社会インフラの整備の遅れも目立っています。そして、大規模資源開発はモンゴルの地域生態システムのへの影響をももたらしています。

 

モンゴル政府は、鉱山開発、資源利用での関係諸国との友好関係を強調しながら、多くの葛藤に遭遇しており、対外関係は近時、複雑化してきています。1992年の新憲法の発効から22年を経過したモンゴルは、こうして国内的にも対外的にも大きな課題を抱えています。

 

国内的には、持続可能な資源開発、伝統文化の維持、環境保護、格差解消、そしてこれらを実現するために不可欠な創造的な技術革新、また対外的には、開発外国資本の企業倫理、資源開発をめぐる日モ協力を含む国際協力の在り方などが問われているのです。

 

こうしたことから、関口グローバル研究会(SGRA)とモンゴル科学アカデミー歴史研究所は、第6回ウランバートル国際シンポジウム「モンゴルの資源開発の歴史、現状と課題」を本年9月6~8日に共同主催することにいたしました。

 

本シンポジウムでは、モンゴルンにおける資源開発の歴史を振り返りつつ、同国の資源開発の現状、問題点をより多元的かつ総合的に把握し、さらに経験や教訓、問題への解決方法について、広い視野から検討することによって、モンゴルの将来にとって意味のある議論を展開することを目指しています。さらに、対等なパートナーとしての日モ関係の在り方についての知見を交換し、モンゴルの持続可能な資源開発の発展のための新たな視点、方法を提言できればと思います。

 

皆さまの奮ってのご参加を、心からお待ちしております。

 

■日程:2013年9月6(金)~8日(日)
9月6日(金)開会式、基調講演、シンポジウム
9月7日(土)シンポジウム、閉会式
9月8日(日)バグノール炭鉱見学、草原旅行

 

【会場】 

 

モンゴル・日本人材開発センター 多目的室、セミナー室
(モンゴル国ウランバートル市)

 

【プログラム】  

 

   
詳細は下記案内状をご覧ください。
案内状(日本語)
Invitation in English