SGRAチャイナフォーラム
レポート第107号「東南アジアにおける近代〈美術〉の誕生」
第17回SGRAチャイナ・フォーラム
「東南アジアにおける近代〈美術〉の誕生」
2024年6月13日発行
<フォーラムの趣旨>
今回は視野を東南アジアに広げた。日本における東南アジア美術史の第一人者である後小路雅弘先生(北九州市立美術館館長)を講師に迎え、いまだ東北アジア地域では紹介されることが少ない東南アジアにおける近代美術誕生の多様な様相について学んだ。東南アジアの初期近代美術運動を通じて東北アジアとの関係や相互の影響について考えた。
<もくじ>
【挨拶】 野田昭彦(国際交流基金北京日本研究センター)
【講演】 東南アジアにおける近代〈美術〉の誕生
後小路雅弘(北九州市立美術館館長/九州大学名誉教授)
【指定討論1】 熊 燃(北京大学外国語学院)
【指定討論2】 堀川理沙(ナショナル・ギャラリー・シンガポール)
【 指定討論への回答】 後小路雅弘(北九州市立美術館館長/九州大学名誉教授)
【自由討論】 モデレーター:林 少陽(澳門大学歴史学科/ SGRA /清華東亜文化講座)
【閉会挨拶】 趙 京華(清華東亜文化講座/北京第二外国語学院)
講師略歴
あとがきにかえて ─孫 建軍(北京大学日本言語文化学部/ SGRA)
〇同時通訳(日本語⇔中国語):丁 莉(北京大学)、宋 剛(北京外国語大学/ SGRA)
※所属・肩書は本フォーラム開催時のもの