SGRAチャイナフォーラム
レポート第98号「アジアはいかに作られ、 モダンはいかなる変化を生んだのか? ―空間アジアの形成と生活世界の近代・現代―」
第15回SGRAチャイナフォーラム
「アジアはいかに作られ、 モダンはいかなる変化を生んだのか?
―空間アジアの形成と生活世界の近代・現代―」
2022年6月9日発行
<フォーラムの趣旨>
山室信一先生(京都大学名誉教授)の『アジアの思想史脈―空間思想学の試み』(人文書院、2017年。徐静波・訳『亚洲的思想史脉——空间思想学的尝试』上海交通大学出版社・近刊予定)と『モダン語の世界へ:流行語で探る近現代』(岩波新書、2021年)などを手がかりとして、「アジアという空間が翻訳・留学などによっていかに作られたのか?」さらに、その時空間において「modernやglobalizationなどがいかなる生活様式・思考様式の変容をもたらしたのか?」を概念語や日常語の視点からいかに捉えるのかを検討するものである。
<もくじ>
【開会挨拶】
はじめに―開会挨拶―
今西淳子(渥美国際交流財団)
野田昭彦(国際交流基金北京日本文化センター)
【講演】
「アジアはいかに作られ、モダンはいかなる変化を生んだのか?
―空間アジアの形成と生活世界の近代・現代―」
山室信一(京都大学名誉教授)
【コメントと回答】
[コメント1] 王 中忱(清華大学中国文学科)
[コメント2] 劉 暁峰(清華大学歴史系)
[コメント3] 趙 京華(北京第二外国語学院)
[コメント4] 林 少陽(香港城市大学中文及歴史学科)
【質疑応答】
質問者:フォーラム参加者/回答者:山室信一
【閉会挨拶】
王 中忱(清華大学中国文学科)
講師略歴
あとがきにかえて
孫 建軍(北京大学日本言語文化学部)