SGRAイベントへのお誘い

第80回SGRAフォーラム 第 10 回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性 「国史のなかの『感情』―日本・中国・韓国」へのお誘い

下記の通り第10回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性を開催いたします。参加ご希望の方は、必ず事前に参加登録をお願いします。オンラインで参加の場合は、一般聴講者はカメラもマイクもオフのウェビナー形式で開催しますので、お気軽にご参加ください。

 

 

テーマ:「国史のなかの『感情』―日本・中国・韓国」

日  時:2026年 8 月 26日(水)9:00~12:30、8 月 27日(木)9:00~12:30

会  場: 東北学院大学五橋キャンパス講義棟6階(仙台市)及びオンライン(Zoomウェビナー)

言  語:日中韓3言語同時通訳付き

参加費: 会場参加1,500円、オンライン参加無料

 

主  催: 渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)

共  催:東北学院大学

 

【参加にあたってのお知らせ】        

◆参加には事前登録が必要です。

QR コードまたは URL からお申込みください。 事前登録 URL: https://x.gd/1NNsh

◆会場参加の場合の参加費について

本フォーラムは、第8回アジア未来会議(AFC)内のフォーラムとして開催します。会場参加の場合はAFCオフィスで当日参加券(1,500円)を購入してから会場にお越しください。すでにAFCに参加登録している方は、追加料金は発生しません。

第8回アジア未来会議については、https://www.aisf.or.jp/AFC/2026/をご覧ください。

◆同時通訳をご希望の方へ

会場で同時通訳を利用する場合は、Zoomへの接続が必要となります。

インターネットに接続できる端末とイヤホンをご持参ください。会場のWi-Fiをご利用いただけます。

◆ お問い合わせ  SGRA 事務局:[email protected]

 

 

◆開催趣旨◆

「国史たちの対話」の目的は、日中韓それぞれの自国史研究者が対話し交流を深めることにより、知のプラットフォームを構築し、東アジアの国際関係をしばしば紛糾させてきた歴史認識問題を克服するための手掛かりを得ることにある。2016年から対話を重ねてきた「国史たちの対話」は今回で第10回となり、また10周年を迎える。

 

今回は日中韓の国史における「感情」をテーマに取り上げる。人々の感情は、明らかに歴史を動かす要因となってきた。そして歴史認識もまた、感情という要素を抜きにしては理解できないものである。

 

日中韓は、歴史をめぐる国民感情レベルでの衝突を何度も経験してきた。グローバル化の進展やインターネットメディアが社会を大きく変えつつある中、今後もそうした事態がなくなるとは考えにくい。そこで、「感情」それ自体を対話の焦点とするのは有効と考えられる。日中韓の国民はお互いにどのような感情を抱いてきたのだろうか。戦争や植民地支配という過去の出来事は、日中韓の国民感情にどのようなインパクトを与えてきたのだろうか。

 

「感情」はしばしば「理性」と対比されるが、このような捉え方には留保する必要がある。自己を理性的とみなす者は、立場や意見が異なる者の言動や異議申し立てを感情的だと捉えがちである。しかし現実には、感情と理性とを明確に区別することは困難である。

 

感情というテーマ設定は、2023年の第8回国史対話「20世紀の戦争・植民地支配と和解はどのように語られてきたのか」の成果を踏まえたものでもある。この対話では、歴史認識がそれぞれの社会で記憶や学校教育、メディアを通じて形成されるものであり、歴史研究とは大きなギャップがあることが改めて確認できた。深刻なテーマにもかかわらず、日中韓の自国史研究者の間には驚くほど深い対話が生まれたが、それだけでは十分でないことも明らかになった。第10回となる今回の国史対話を通じて目指すのは、日中韓の自国史研究者が相手の国の「感情」を知るとともに、自国の「感情」をも知ることである。このような観点から対話をさらに深め、歴史認識問題に向き合う上での大きなヒントが見出されることを期待する。

 

◆プログラム◆

2026年8月26日(水)
第1セッション 【基調講演】 司会:金 キョンテ KIM Kyongtae(全南大学)

【開会趣旨】劉 傑 LIU Jie(早稲田大学)

 

【基調講演】「感情・歴史およびアイデンティティ
―北東アジアの歴史叙述における国民偏見をいかに緩和するか」
葛 兆光 GE Zhaoguang(復旦大学)

 

【フォーラムの趣旨】塩出 浩之 SHIODE Hiroyuki(京都大学)
 

【基調講演】「義憤の感情体制(emotional regime)――茶山 丁若鏞の『義殺論』」
金 澔 KIM Ho(ソウル大学)

 

 

 第2セッション 【発表「戦争と感情」】 司会:南 基正 NAM Kijeong(ソウル大学)

【発表1】「軍事暴力と感情の統制」
中村 江里 NAKAMURA Eri(上智大学)

 

【発表2】「戦争の感情と国家の自己再構築―韓中日における承認闘争の比較研究」

吳 承熺 OH Seung-he(国立外交院)

 

【発表3】「苦難・抵抗・超克:抗日戦争記憶をめぐる三つの叙事とその省察」
唐 小兵 TANG Xiaobing(華東師範大学)

 

2026年8月27日(木)
第3セッション 【発表「相互イメージ」】司会:鄭 淳一 CHONG Soonil(高麗大学)

 

【発表4】「近代日本の対中国感情―『文明/野蛮』『清潔/不潔』という枠組み」
金山 泰志 KANAYAMA Yasuyuki(横浜市立大学)

 

【発表5】 「現代韓国の中国認識:歴史機関と国政監査、政治の波動」
孫 成旭 SON Sungwook(昌原大学)

 

 

第4セッション 【指定討論と自由討論】 
モデレーター:彭 浩 PENG Hao(大阪公立大学)、村 和明 MURA Kazuaki(東京大学)

【指定討論1】 朴 三憲 PARK Sam hun(建国大学)
【指定討論2】 宮間純一 MIYAMA Junichi(中央大学)
【指定討論3】 王 継洲 WANG Jizhou(西南政法大学)
【指定討論4】 馮 淼 FENG Miao(中国社会科学院)

【自由討論】

【総括】三谷 博 MITANI Hiroshi(東京大学名誉教授)

 

※プログラムの詳細は、下記リンクをご参照ください。

プログラム

 

中国語版ウェブサイト

韓国語版ウェブサイト