SGRAチャイナフォーラム

レポート第112号「アジア近代美術における〈西洋〉の受容」

SGRAレポート第112号(日中合冊)

 

第18回SGRAチャイナ・フォーラム

「アジア近代美術における〈西洋〉の受容」

2025年11月16日発行

 

 

<フォーラムの趣旨>

2023年に開催した「東南アジアにおける近代〈美術〉の誕生」では、日本における東南アジア美術史の第一人者である後小路雅弘先生(北九州市立美術館館長)を講師に迎え、いまだ東北アジア地域では紹介されることが少ない東南アジアにおける近代美術誕生の多様な様相について学んだ。その続編として今回は、初期の東南アジアの美術家にとって重要な存在であったゴーギャンを取り上げ、東南アジア近代美術において〈西洋〉がどのように受容され、そこにどのような課題が反映していたのかを考察した。

 

<もくじ>

【開会挨拶】

周 異夫(北京外国語大学日本語学院/日本学研究センター)

野田昭彦(国際交流基金北京日本文化センター) 

【 講 演 】 アジア近代美術における〈西洋〉の受容 ─東南アジアのゴーギャニズム8後小路雅弘(北九州市立美術館)

【 指定討論1】 王 嘉(北京外国語大学)20世紀初期ベトナム近代美術教育について 

【 指定討論 2】 二村淳子(関西学院大学)ゴーギャンにおけるベトナム、ベトナムにおけるゴーギャン 

【自由討論】

モデレーター:林 少陽(澳門大学歴史学科/SGRA/清華東亜文化講座)

発 言者: 後小路雅弘(北九州市立美術館) 王 嘉( 北 京 外 国 語 大 学 )、二村淳子(関西学院大学)

【閉会挨拶】 王 中忱(清華東亜文化講座/清華大学中国文学科)

 

 

講師略歴

あとがきにかえて  李 趙雪(南京大学芸術学院)