SGRAイベントへのお誘い

第6回アジア未来会議プレカンファランスへのお誘い

第6回アジア未来会議プレカンファランスへのお誘い
「ポストコロナ時代における国際関係―台湾から見るアジア」

 

新型コロナウイルスのパンデミックにより、第6回アジア未来会議(AFC#6)は延期され、2022年8月に台北市で開催することになりました。今年は下記の通りプレカンファランスをオンラインで開催します。日本語への同時通訳があり、一般視聴者はカメラもマイクもオフのZoomウェビナー形式ですので、どなたでもお気軽にご参加ください。

 

日時:2021年8月26日(木)
※下記は日本時間です
11:00~11:10:開会式
11:10~12:00:基調講演
12:00~13:00:シンポジウム
14:00~17:20:AFC優秀論文・台湾特別優秀論文の授与式と発表
17:20~17:30:閉会式
開催方式:オンライン(Zoomウェビナー)
使用言語:中国語・英語(基調講演とシンポジウムは中⇒英、中⇒日の同時通訳あり)

 

◇参加申込:
基調講演とシンポジウムに参加ご希望の方は、参加登録をお願いします。
午後の優秀論文発表は事前の参加登録不要です。

 

 

プログラム

【開会式】(日本時間11:00~11:10)
開会挨拶:明石康(アジア未来会議大会会長)
司会:林孟蓉(第6回アジア未来会議台湾実行委員長)

 

【第1部:基調講演】(日本時間11:10~12:00)
「アジアはどこに向かうのか?:疾病管理が政治に巻き込まれた時」
講師:呉玉山 中央研究院院士(国際関係、政治学)
[発表要旨]
COVID-19は、20世紀初頭のスペイン風邪以来、世界が遭遇した最も深刻な流行性疾病である。これを管理することは、あらゆる国家の利益であり、間違いなく「すべての者が安全になるまで誰も安全ではない」ということで、国際的な協力行動を刺激するはずだったと思われる。しかし、2020年初頭のパンデミック以来、我々は疾病の起源を巡る責任のなすり合いに加え、「ワクチン・ナショナリズム」や「ワクチン外交」などの一連の国際紛争を経験した。紛争によって協力関係が抑制される現象は、パンデミック前から存在した国際システムの中の新冷戦と関係している。新冷戦は国際間における大国の権力の移り変わりと経済危機に起因する右派ポピュリズムの台頭に根源がある。新冷戦の勢いは既に根深く、COVID-19のような共通の危機があっても、意見の相違を解決して協力をもたらすことができずに、紛争の渦に吸収されてしまっている。このような状況で、アジアがどこに向かうのか、ということを考えなければならないだろう。

 

【第2部:シンポジウム】(日本時間12:00~13:00)
「ポストコロナ時代における国際関係―台湾から見るアジア」
モデレーター:徐興慶(中国文化大学学長)
パネリスト:
松田康博(東京大学東洋文化研究所教授)
李明(政治大学国際事務学院兼任教授)
Kevin_Villanueva(フィリピン大学准教授/中興大学特任副研究員)
徐遵慈(中華経済研究院台湾東南アジア国家協会研究センター主任)
呉玉山(中央研究院院士)

 

【第3部:優秀論文発表】(日本時間14:00~17:20)
優秀論文賞授与式と論文発表(Zoom分科会形式)
AFC#6A優秀論文(20編)
台湾特別優秀論文(5編)

 

【閉会式】
閉会挨拶:今西淳子(アジア未来会議実行委員長)
第6回アジア未来会議(2022年8月、台北)へのお誘い

 

※第3部と閉会式は事前の参加登録不要です。
当日13:30(日本時間)以後、ここから直接ご参加ください。

 

中国語版はこちら

英語版はこちら

 

◇お問合せ:AFC事務局 [email protected]
テクニカルサポートが必要な場合にもご連絡ください。