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レポート第85号「北朝鮮開発協力:各アクターから現状と今後を聞く」

SGRAレポート第85号

 

第17回日韓アジア未来フォーラム

「北朝鮮開発協力:各アクターから現状と今後を聞く」

2019年11月22日発行

 

<フォーラムの趣旨>

北朝鮮問題がいかなる方式で解決されようとも、北朝鮮に対する開発支援は今後の交渉過程や問題の解決以降においても、韓国や日本を含め、国際社会が避けては通れない重要な課題である。本フォーラムでは、北朝鮮開発協力に対する体系的な理解を深めるとともに、北朝鮮開発協力における主なアクターたちの対北朝鮮支援のアプローチとその現状について議論し、新たな開発協力モデルの可能性を探ってみたい。今回は、2016年2月に東京で開催された第15回日韓アジア未来フォーラム「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」、2016年10月1日に北九州で開催された第3回アジア未来会議の自主セッション「アジア型開発協力の在り方を探る」、2016年12月仁川松島で開催された第16回日韓アジア未来フォーラム「日中韓の国際開発協力-新たなアジア型モデルの模索」における議論を受け、北朝鮮開発援助のあり方について考える。

 

 

<もくじ>

 

【報告1】
「北朝鮮開発協力の包括的理解と多様なアプローチ」
孫 赫相(ソン ヒョクサン)慶熙大学公共大学院院長

 

北朝鮮開発協力について体系的に理解するために北朝鮮開発協力の歴史と現状、そして多様なアプローチを紹介する。

 

 

【報告2】
「中国と北朝鮮の関係につむじ風:
経済協力の紆余曲折と今後の展望」
朱 建栄(しゅ けんえい)東洋学園大学人文学部教授

 

中国は第2次大戦後の長きにわたって、北朝鮮を事実上、自国の安全保障の緩衝地帯と見なし、ピョンヤンに対して惜しまない経済支援を行ってきた。しかし北朝鮮の核開発に危機感を高めた2年前から、中国は「優先目標の非核化に経済関係を服従させる」政策を取り始め、去年12月、空前に厳しい国連安保理の制裁決議にも同調した。ピョンチャン冬季五輪後、習近平政権は北朝鮮、及びTHAAD問題を抱える韓国との関係をどのように進めるかを発表する。

 

 

【報告3】
「韓国と国際社会の北朝鮮開発協力:現状と評価」
文 炅鍊(ムン キョンヨン)全北大学国際人文社会学部助教授

 

韓国と国連機関による北朝鮮開発協力の現状と課題などについて議論する。

 

 

【討論】
◇モデレーター: 金 雄熙(キム ウンヒ)仁荷大学国際通商学部教授
◇討論者: 安 秉民(アン ビョンミン)韓国交通研究院所長
李 鋼哲(り こうてつ)北陸大学未来創造学部教授
李 恩民(り えんみん)桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群教授
李 奇泰(イ ギテ)韓国統一研究院研究委員

 

講師略歴

 

あとがき