SGRAメールマガジン バックナンバー

  • Invitation to SGRA Cafe #9

    ************************************************************************** SGRAかわらばん608号(2016年2月25日) 【1】第9回SGRAカフェ「難民を助ける」へのお誘い(4月2日東京) 【2】第3回アジア未来会議「環境と共生」へのお誘い(9月29日~10月3日北九州)      ★☆★発表要旨の投稿締め切りは2月29日です★☆★ 【3】催事紹介:第221回JIフォーラム(2月29日東京)渥美財団共催(再送)    「紛争、テロ、難民、その本質を考える。      そして、私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える」 ************************************************************************** 【1】第9回SGRAカフェへのお誘い SGRAでは、良き地球市民の実現をめざす(首都圏在住の)みなさんに気軽にお集まりいただき、講師のお話を伺う<場>として、SGRAカフェを開催しています。 2013年3月に開催した第3回SGRAカフェでは、SGRA会員のダルウィッシュ・ホサムさんに「『アラブの春』とシリアにおける人道危機」というお話をしていただき、大きな反響を呼びました。あれから3年、残念ながら情勢は悪化するばかりです。 日本においても、難民・移民問題が注目されていますが、今回は民間の立場から難民を助け、また法務省難民審査参与員としても難民問題に携わり、双方の立場を経験されている「難民を助ける会」の柳瀬房子様に、これまでのご活動や日本と難民支援の歴史、そしてこれからの難民支援についてお話しいただきます。 参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局(sgra-office@aisf.or.jp)へお名前、ご所属、連絡先をご連絡ください。 第9回SGRAカフェ ◆柳瀬房子氏講演「難民を助ける~民と官を経験して~」 〇日時:2016年 4月2日(土)14:30~17:00    〇会場:渥美国際交流財団/鹿島新館ホール     http://www.aisf.or.jp/jp/map.php 〇会費:無料 〇申込み・問合せ:SGRA事務局 (sgra-office@aisf.or.jp) 〇プログラム:  14:30~15:30 講演  15:30~16:00 ティータイム(休憩)  16:00~17:00 質疑応答 〇講師プロフィール:柳瀬房子(「難民を助ける会」会長) 1948年、東京都出身。フェリス女学院短大卒。1979年からAARJapan難民を助ける会で活動を始め、専務理事・事務局長を経て2000年11月から2008年6月まで理事長。2009年7月より会長。1996年より対人地雷廃絶キャンペーン絵本『地雷ではなく花をください』を執筆し、同年、多年にわたる国際協力活動により、外務大臣表彰を受ける。1997年には、『地雷ではなく花をください』により日本絵本読者賞を受賞。法務省難民審査参与員。難民支援活動や地雷廃絶キャンペーンのため、国内での講演はもとより、海外でも活躍中。 〇メッセージ: 「インドシナ難民を助ける会」として発足(相馬雪香会長)したAARJapan難民を助ける会は、37年目の活動に入りました。政治、宗教、思想に偏らず、活動を続けております。私自身、人生の一番の働き盛りの、30代、40代、50代そして今、67歳、日本の難民支援のための初めての市民団体を、けん引する役割ができたことは、本当にありがたいことと感謝の日々です。多くの方々が、この活動を支えてくださっております。音楽を楽しみながら、日本への難民支援だけでなく、国際協力活動や、東日本大震災後の支援活動などもご報告するチャリティーコンサートを100回以上開催したり、皆様からの募金がこのように生かされているということを、常に発信しながら、ご一緒に活動の輪に加わっていただければと、日々知恵を働かせています。37年間に経験した、官と民、公と私、日本人と世界の人々、難民とは、NGOとは、などを軸に、皆さんとお話ができましたら嬉しいと思います。 【2】第3回アジア未来会議「環境と共生」へのお誘い    ★☆★発表要旨の投稿締め切りは2月29日(月)です★☆★ 渥美国際交流財団関口グローバル研究会では、バンコク、バリ島に続き、北九州市にて第3回アジア未来会議を開催します。アジア未来会議は、日本で学んだ人、日本に関心をもつ人が一堂に集まり、アジアの未来について語る<場>を提供することを目的としています。毎回400名以上の参加者を得、200編以上の論文発表が行われます。国際的かつ学際的な議論の場を創るために、皆様の積極的なご参加をお待ちしています。オブザーバー参加も歓迎です。 〇日時:2016年9月29日(木)~10月3日(月)(到着日・出発日も含む) 〇会場:北九州国際会議場、北九州市立大学北方キャンパス 〇テーマ:環境と共生(国際的かつ学際的なアプローチを奨励します) 〇プログラム:論文発表の他、基調講演、シンポジウム、円卓会議、スタディツアー等。    詳細は下記リンクをご覧ください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/conference-program/ 〇論文投稿については下記リンクをご覧ください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/call-for-papers/ 〇登録費等の一般情報は下記リンクをご覧ください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/information/ ★参加ご希望の方は、下記リンクより登録してください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/registration/ 【3】渥美財団共催 第221回JIフォーラムへのお誘い(再送) 渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)は構想日本と下記フォーラムを共催します。SGRA会員のアブディンさんのお話もありますので、奮ってご参加ください。参加ご希望の方は、下記リンクより構想日本へ直接お申込みください。 第221回JIフォーラム ◆「紛争、テロ、難民、その本質を考える。そして、私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える。」 〇ゲスト   アブディン・モハメド・オマル(東京外国語大学特任助教、スーダン出身)   瀬谷ルミ子(NPO法人日本紛争予防センター理事長)   ナジーブ・エルカシュ(ジャーナリスト、シリア出身) 〇モデレーター    加藤秀樹(構想日本代表) 〇日時:2016/02/29(月) 18:30~20:30(18:00開場) 〇場所:日本財団ビル2階 大会議室   http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/ 参加費 一般 2,000円/学生 500円(構想日本会員は無料です) ※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。 ※ラクーン会会員には特別割引がありますのでSGRA事務局にもご連絡ください。 親睦会参加費 4,000円(参加希望の方のみ) ※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。 「頤和園(いわえん)溜池山王店」  港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531 ※懇親会直前のキャンセルについてはキャンセル料を申し受けます。ご了解くださいますようお願いいたします。 〇参加申込みは下記リンクよりお願いします。 http://kosonippon.org/forum/index.php ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第9回SGRAカフェ(2016年4月2日東京) 「難民を助ける~民と官を経験して~」<参加者募集中> http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/2016/6365/ ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」<ご予定ください> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨・参加者募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Xie Zhihai “Is Japanese Economy from Now All Up to India?”

    ************************************************************************** SGRAかわらばん607号(2016年2月18日) 【1】エッセイ:謝志海「日本の景気の今後はインド次第?」 【2】新刊紹介:ボルジギン・フスレ編「日本・モンゴル関係の近現代を探る」 【3】催事紹介:第221回JIフォーラム(2月29日東京)渥美財団共催    「紛争、テロ、難民、その本質を考える。      そして、私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える」 ************************************************************************** 【1】SGRAエッセイ#484 ◆謝志海「日本の景気の今後はインド次第?」 テクノロジー、インターネットの急速な発展によってボーダレス化が進むが、それと矛盾するかのように国際社会の問題がより複雑化している。学者やアナリストであっても、2016年に経済や世界情勢がどのようになるかを予測するのは極めて難しい。 世界経済の目下の懸念は、昨年から続く原油安、中国経済の減速、EUの先行きの不透明さ、そして米国企業の伸び悩みであろう。その上、日本では1月末に日本銀行が初のマイナス金利を発表した。その後日経平均は乱高下から下落の一途をたどっている。先日、斜め読みした日本経済新聞のある証券アナリストの予測では「日経平均が上昇基調に転ずるには、インドの経済成長が加速するなど新たなテーマが必要になる」。アセアン(ASEAN)ではなくインド。今回はここに注目したい。 インドは今経済に限らず様々な事象で注目を浴びている。しかし日本に住んでいると、インドの情報が思いのほか入ってこない。日本人はカレーが大好きだというのに。そんな遠い国インドが日本人にとって身近になりつつある。ソフトバンクの孫正義社長が後継者に選んだのは、日本人ではなくインド人であった。このニュースはその後継者が得る巨額の役員報酬の額とも相まって、大々的に報道された。と同時に、孫社長がインド企業へ多額の投資をしている事も知られることになる。2014年にはモディ首相も来日し、日本人のインドへの関心はますます大きくなっている。 インドの経済成長は日経平均を押し上げる程のパワーを持っているのだろうか?インドそしてインド人について知れば知るほど、日本とインドとはなんと真逆の立場であろう。日本は世界に先駆け高齢化と人口の減少が止まらない。一方インドは国民の約半数が25歳以下、人口密度の高い国で、中国のような人口のコントロールも行っていない。人口は増え続けている。もうそれだけでも若くてエネルギッシュなイメージに圧倒される。 そして気付けばインドは優秀な経営者輩出国となっていた。世界的な大企業のCEOはインド人が名を連ねている。「インド人CEO、世界を制す」という特集を組んだ雑誌、日経ビジネス(2015年9月28日号)の「なぜインド人CEO?」のコラムに3つの理由が分析されていた。 1.英語やITスキルなど世界に通用する能力を持つ人材の層の厚さ、2.多様性を前提とした考え方や経営手法が多国籍企業にマッチ、3.厳しい環境で培われた我慢強さや創造性や変化対応能力である。これらが日本の経済に影響を与えるのは不思議ではない気がする。そしてこの3つの理由のいずれも今の日本人に不足しているのではないだろうか?孫社長もそれに気付いたがゆえに後継者を日本人から選ばなかったのだろうか? 何もインド人が最強で、日本人はそうではないと言っている訳ではない。インドには問題がたくさんある。根強いカースト制度、多様な宗教国ゆえの宗教間の対立、男性が支配的な社会。しかしその複雑な社会で粘り強く這い上がることが、グローバル世界に生きる術なのかもしれない。 私の出身地中国、今住んでいる国日本、そのどちらとも違うインドへの関心が冷めやらぬ今日この頃である。 <謝志海(しゃ・しかい)Xie_Zhihai> 共愛学園前橋国際大学専任講師。北京大学と早稲田大学のダブル・ディグリープログラムで2007年10月来日。2010年9月に早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程単位取得退学、2011年7月に北京大学の博士号(国際関係論)取得。日本国際交流基金研究フェロー、アジア開発銀行研究所リサーチ・アソシエイトを経て、2013年4月より現職。ジャパンタイムズ、朝日新聞AJWフォーラムにも論説が掲載されている。 【2】新刊紹介: SGRA会員のボルジギン・フスレさんより編書をご寄贈いただきましたのでご紹介します。 ◆「日本・モンゴル関係の近現代を探る:国際関係・文化交流・教育問題を中心に」 3回の「日本・モンゴル青年フォーラム」からフレッシュな論考を結集。複雑な北東アジアで、日本とモンゴルの関係はどのように構築され、今後どのように構築していくべきか、近代以降の日モ関係を中心に若手の研究成果をとりまとめた論文集である。 著者:ボルジギン・フスレ編 発行所:(株)風響社 シリーズ:アジア研究報告シリーズ 出版年月日:2015/08/20 ISBN:9784894898066 判型・ページ数:A5・204ページ 定価:本体2,000円+税 詳細は下記リンクをご覧ください。 http://www.fukyo.co.jp/book/b211059.html 【3】渥美財団共催 第221回JIフォーラムへのお誘い 渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)は構想日本と下記フォーラムを共催します。SGRA会員のアブディンさんもお話ししますので、奮ってご参加ください。参加ご希望の方は、下記リンクより構想日本へ直接お申込みください。 ◆「紛争、テロ、難民、その本質を考える。そして、         私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える。」 〇ゲスト   アブディン・モハメド・オマル(東京外国語大学特任助教、スーダン出身)   瀬谷ルミ子(NPO法人日本紛争予防センター理事長)   ナジーブ・エルカシュ(ジャーナリスト、シリア出身) 〇モデレーター    加藤秀樹(構想日本代表) 〇日時:2016/02/29(月)18:30~20:30(18:00開場) 〇場所:日本財団ビル2階 大会議室 地図 参加費:一般2,000円/学生500円(構想日本会員は無料です) ※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。 ※ラクーン会会員には特別割引がありますのでSGRA事務局にもご連絡ください。 親睦会参加費 4,000円(参加希望の方のみ) ※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。  「頤和園(いわえん)溜池山王店」    港区赤坂1-1-12 TEL:03-3584-4531 ※懇親会直前のキャンセルについてはキャンセル料を申し受けます。ご了解くださいますようお願いいたします。 〇参加申込みは下記リンクよりお願いします。 http://kosonippon.org/forum/index.php ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第9回SGRAカフェ(2016年4月2日東京) 「難民を助ける」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」<ご予定ください> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨・参加者募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • WANG Huijun “About My Job to Support Foreign Students’ Study of Japanese”

    ************************************************************************** SGRAかわらばん606号(2016年2月11日) 【1】エッセイ:王慧雋「留学生の日本語学習を支援する仕事」 【2】第15回日韓アジア未来フォーラムへのお誘い(2月13日東京)(最終)    「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」    ~当日参加も歓迎です~ 【3】催事紹介:第221回JIフォーラム(2月29日東京)渥美財団共催 「紛争、テロ、難民、その本質を考える。 そして、私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える」 ************************************************************************** 【1】SGRAエッセイ#483 ◆王慧雋「留学生の日本語学習を支援する仕事」 気がつけば、大学院の修士課程に進学するために2007年3月に来日してから、もう10年目を迎えようとしている。初めて日本に来たのは2005年の夏で、インターンシップ事業の研修生として、東京で大学3年目の夏休みを過ごした。初めての海外生活で、実に新鮮かつ刺激の多い2ヵ月だった。それは、大学1年生のときから習ってきた日本語を使い、ホームステイ先の家族、研修先の会社の社員、また日本に来てから知り合った友人など、様々な人と話をする楽しさに目覚めた期間でもあった。のちに大学卒業後の仕事を考えはじめた私は、その日本滞在の体験がきっかけとなり、より多くの日本語を学ぶ外国人が自分と同じように、日本語で伝え、相手を理解する楽しさを体験できたらと思うようになった。さらに、そうした人の日本語学習を支援する仕事に携わりたいと思い、日本の大学院で日本語教育を専攻することを決心した。 大学院に進学して以来、研究に専念していたが、昨年の4月に、主に留学生を対象に日本語の授業を実施する大学の日本語教育機関で助手の仕事に就いた。それまでの8年間は、一留学生として勉学を進めてきたが、今度は留学生の日本語学習をサポートする側として教育活動の補佐に携わるのだ。日本語の授業を実施することはないが、身近な立場から、留学生がより良い日本語の学びができるようにお手伝いする。日本語でのコミュニケーションの楽しさを覚え、日本語教育を学ぶという道を選んだ自分にとって、まさに本望というべき仕事だ。初めて日本に来た時のことを思い出すと、日本でこのような仕事に就く機会が得られるとは夢にも思わなかった。 助手の仕事に就いてもうすぐ1年が経つが、特に最初に手伝った日本語科目履修に関する個別相談会のことが印象深くて、ときどき思い出す。その日、相談会の会場に到着したのは、開始時間より少し前だったが、日本語の授業科目をコーディネートし、実際の授業も担当している教員と、それぞれ英語や中国語、韓国語で相談に対応できるボランティアの方々が既に着席しており、準備万端のようだった。開始時間になると、会場の外に留学生の姿が現れはじめた。緊張しているせいか、会場の様子を窺っているだけで、中に入ろうかどうしようかと躊躇している人も少なくなかった。会場の外をうろうろしていて、なかなか中に入ろうとしない留学生たちに声をかけ、会場内へ案内したところ、何人かから不安げな眼差しを向けられた。特に、日本語がまったくしゃべれない人の場合、助けて!という心の声が聞こえそうな眼差しだった。そうした留学生の不安を少しでも和らげようとして、なるべくゆっくり、所属や困っていることなど、話を聞くように心がけた。 誘導と案内の仕事を手伝っているうちに、一つ気づいたことがある。来場者はみな、日本語の授業の履修に関する相談のために来ているはずだが、実際は何を相談すれば良いかが分からないという人もいた。何人かの中国人留学生を、先生とボランティアのところに案内しようとしたところ、「何を聞いたらいいかを考えてから行く」と言われたのだ。自分も留学生なので、緊張しているのは身にしみるほど分かるが、正直なところ、少し驚いた。支援する側としては留学生が困っていることを解決するために設置した個別相談会だが、留学生にとっては、相談というのは必ずしも気軽にできるものとは限らないもののようだ。日本語があまりできないから、不安で躊躇することは普通に考えても分かる。どうやらことばの問題だけではなく、大きな会場で面識のない人と相談することに不慣れなこと、あるいは、相談しようとする意識をこれまで持っていなかったからということもあるかもしれない。 相談のテーブルに向かう前に質問を一生懸命考えている留学生たちの姿を見ていて、彼らの真剣さに感服したと同時に、同じく留学生の身分を持つ自分がこれまで体験したことがないものを味わえたような気がした。自分が留学生として来日したとき、大学で日本語を専攻したというのもあって、意思疎通で特に困ったことはなかった。しかし、今の留学生たちは、日本語ができる人よりも、むしろあまり話せない人のほうが多い。助手の仕事に就いて留学生に接する機会が多いこの1年間、常にそう感じている。しかも、同じ母国語で話す留学生であっても、日本語のレベルだけでなく、来日するまでの経験など、それぞれが抱えている背景も留学の目的も様々で、まさに多様化の時代であることを実感させられる。 一人ひとり異なる留学生の日本語の学びをサポートしていくうえでは、もちろん、自分の経験をそのまま活かせるところもあるが、それだけを頼りにすると、想像すらつかないことも多いだろうと、今はそう思う。悩みや困っていることが似ているとしても、それぞれ持つ背景と目標が違うのであれば、方程式のような問題の解決法はない。まずは、それぞれがこれまでどのような学習をしてきて何を目指しているのか、そして、今、何に不安や躊躇を抱えているのかなどの話を聞くことから始めなければならない。2月が終わったら、また新しい留学生たちを迎える時期となり、留学生向けの支援活動も展開されていく。まだまだ経験が浅いが、一人ひとりの話にきちんと耳を傾ける姿勢を忘れず、頑張っていきたいと思う。 <王慧雋(おう・けいしゅん) WANG_Huijun> 早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程在籍。2015年4月より、早稲田大学日本語教育研究センター助手。明治大学理工学部中国語非常勤講師。 【2】第15回日韓アジア未来フォーラム「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」へのお誘い(最終案内) 下記の通り、第15回日韓アジア未来フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局へお名前、ご所属、緊急連絡先、懇親会の出欠をご連絡ください。 第15 回日韓アジア未来フォーラム ◆「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」 日時:2016年2月13日(土)午後1時30分~午後4時30分 その後懇親会 会場:東京国際フォーラムガラス棟G-510号室 参加費:フォーラムは無料、懇親会は一般2000円、SGRA会員は1000円。 申込み・問合せ:SGRA事務局 sgra-office@aisf.or.jp ◇フォーラムの趣旨: 日本は、国際開発協力、経済発展と省エネルギーの両立など、多くの分野において先駆的な取り組みや技術を蓄積しており、圧縮成長を成し遂げてきた韓国も、その経験やノウハウを東アジア地域における将来の発展や地域協力の在り方への貴重な手掛かりとして提供している。 本フォーラムでは、政府開発援助(ODA:Official_Developmental_Assistance)分野におけるアジアのフロントランナーとしての日本の特色ある国際協力と韓国の開発経験が、東アジアの持続可能な成長と域内協力にどのように貢献できるか、という問題意識に基づき、日韓の理念(idea)、制度(institution)、国益(interest)の収斂(convergence)と発散(divergence)が織りなすODAの国際政治経済について考えてみたい。また、円卓会議においては、日韓の比較にとどまらず、今後、日韓が協力し合いながら、ともに進化し、ODAの「東アジアモデル」とでもいえるようなアーキテクチャを創り上げる可能性も視野に入れながら議論したい。(日韓同時通訳付き) ◇プログラム: 【講 演 1】「韓国の学者たちがみた日本のODA」 孫赫相(ソン・ヒョクサン:慶熙大学公共大学院教授・韓国国際開発協力学会会長) 【講 演 2】「韓国の開発経験とODA戦略」 深川由起子(ふかがわ・ゆきこ:早稲田大学政治経済学術院教授) 【円卓会議(ミニ報告と自由討論)】 モデレーター:金雄煕(キム・ウンヒ、仁荷大学国際通商部教授) ミニ報告1:平川均(ひらかわ・ひとし:国士舘大学教授・名古屋大学名誉教授) 「日本のODAを振り返る:韓国のODAを念頭においた日本のODAの概括」 ミニ報告2:Maquito_Ferdinand(マキト・フェルディナンド:テンプル大学講師) 「日本の共有型成長DNAの追跡:開発資金の観点から」 《パネリスト》:上記講演者、報告者及び下記の専門家 園部哲史(そのべ・てつし:政策研究大学院教授) 広田幸紀(ひろた・こうき:JICAチーフエコノミスト) 張ヒョン植(チャン・ヒョンシク:ソウル大学行政大学院招聘教授・前KOICA企画戦略理事) その他 渥美財団SGRA及び未来人力研究院の関連者 詳細は、下記リンクをご覧ください。 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ 【3】渥美財団共催 第221回JIフォーラムへのお誘い 渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)は(一社)構想日本と下記フォーラムを共催します。SGRA会員のアブディンさんもお話ししますので、奮ってご参加ください。参加ご希望の方は、下記リンクより構想日本へ直接お申込みください。 ◆「紛争、テロ、難民、その本質を考える。そして、      私たち、日本、がするべきこと。出来ることを考える。」 〇ゲスト:  アブディン・モハメド・オマル(東京外国語大学 特任助教)  瀬谷ルミ子(NPO法人日本紛争予防センター理事長)  他 モデレーター:加藤秀樹(構想日本代表) 〇日時:2016年2月29日(月) 18:30~20:30(18:00開場) 〇場所:日本財団ビル2階 大会議室  http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/ 参加費:一般 2,000円、学生 500円(構想日本会員は無料です) ※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。 ※ラクーン会会員には特別割引がありますのでSGRA事務局にもご連絡ください。 親睦会参加費 4,000円(参加希望の方のみ) ※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。  「頤和園(いわえん)溜池山王店」    港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531 ※懇親会直前のキャンセルについてはキャンセル料を申し受けます。ご了解くださいますようお願いいたします。 〇参加申込みは下記リンクよりお願いします。  http://kosonippon.org/forum/index.php ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際開発協力」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ◇第9回SGRAカフェ(2016年4月2日東京) 「難民を助ける」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」<ご予定ください> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨・参加者募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Invitation to the Third Asia Future Conference

    ***************************************************************************** SGRAかわらばん605号(2016年2月4日) 【1】第3回アジア未来会議「環境と共生」へのお誘い(9月29日~10月3日北九州)   ・参加登録の受付を開始しました。参加費の早期割引は4月30日までです。   ・発表要旨の投稿締め切りは2月29日です。 【2】第15回日韓アジア未来フォーラムへのお誘い(2月13日東京)(再送)    「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」 ***************************************************************************** 【1】第3回アジア未来会議へのお誘い 渥美国際交流財団関口グローバル研究会では、バンコク、バリ島に続き、北九州市にて第3回アジア未来会議を開催します。アジア未来会議は、日本で学んだ人、日本に関心をもつ人が一堂に集まり、アジアの未来について語る<場>を提供することを目的としています。毎回400名以上の参加者を得、200編以上の論文発表が行われます。国際的かつ学際的な議論の場を創るために、皆様の積極的なご参加をお待ちしています。オブザーバー参加も歓迎です。 ◇日時:2016年9月29日(木)〜10月3日(月)(到着日・出発日も含む) ◇会場:北九州国際会議場、北九州市立大学北方キャンパス ◇プログラム:論文発表の他、基調講演、シンポジウム、円卓会議、スタディツアー等。    詳細は下記リンクをご覧ください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/conference-program/ ◇開催案内:登録費等の一般情報は下記リンクをご覧ください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/information/ ★参加ご希望の方は、下記リンクよりユーザー登録および参加者としての登録をしてください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/registration/ ◇テーマ 本会議全体のテーマは「環境と共生」です。 北九州市は製鉄業をはじめとする工業都市として発展しましたが、1960年代には大気や水の汚染により、ひどい公害が発生しました。その後、市民の努力により環境はめざましく改善され、2011年には、アジアで初めて、経済協力開発機構(OECD)のグリーン成長モデル都市に認定されました。アジア未来会議では、このような自然環境と人間の共生はもとより、さまざまな社会環境や文化環境の中で、いかに共に生きていくかという視点から、広範な領域における課題設定を歓迎します。 第3回アジア未来会議で学際的に議論するために、下記のテーマに関連した論文、小論文、ポスター/展示発表を募集します。登録時に一番関連しているテーマを3つ選択していただき、それに基づいて分科会セッションが割り当てられます。 <テーマ> 自然環境 社会環境 共生 平和 多様性 持続性 人権 歴史 健康 教育 成長 幸福 公平 思想 メディア グローバル化 イノベーション コミュニケーション ◇言語 第3回アジア未来会議の公用語は日本語と英語です。登録時に、まず口頭発表およびポスター/展示発表の言語を選んでください。日本語で発表する場合、発表要旨は日本語(600字)と英語(250語)の両方、論文および小論文は日本語のみです。 ◇発表の種類 アジア未来会議は日本で学んだ人、日本に関心のある人が集まり、アジアの未来について語り合う場を提供することを目的としています。国際的かつ学際的なアプローチによる、多面的な議論を期待しています。専門分野の学術学会ではないので、誰にでもわかりやすい説明を心掛けてください。 1.小論文(2〜3ページ) アジア未来会議における専門外の研究者も含めた国際的かつ学際的な議論を前提とした口頭発表の内容を纏めた小論文を投稿してください。発表レジュメ・パワーポイント等の配布資料でもこれに相当するものと認めます。発表要旨のオンライン投稿の締め切りは2016年2月28日、合格後の小論文のオンライン投稿(PDF版のアップロード)の締め切りは2016年6月30日です。 2.論文(10ページ以内) アジア未来会議は、多面的な議論によって各人の研究をさらに磨く場を提供します。必ずしも完成した研究でなくても、現在進めている研究を改善するための、途中段階の論文を投稿していただいても構いません。発表要旨のオンライン投稿の締め切りは2016年2月28日、合格後の小論文のオンライン投稿(PDF版のアップロード)の締め切りは2016年6月30日です。既に期限を過ぎましたので、奨学金・優秀論文賞の対象になりません。 3.ポスター/展示発表 ポスターはA1サイズに印字して当日持参していただきます。展示作品も当日の朝に自分で搬入し展示していただきます。発表要旨のオンライン投稿締め切りは2016年2月28日で、合格後のポスター/展示のデータのオンライン投稿(PDF版のアップロード)の締め切りは6月30日です。アジア未来会議において、参加者の投票により、優秀ポスター/展示賞数本が選出されます。 ◇第3回アジア未来会議についての詳細は、下記ウェブサイトをご覧ください。    http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 【2】第15回日韓アジア未来フォーラム「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」へのお誘い(再送) 下記の通り、第15回日韓アジア未来フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局へお名前、ご所属、緊急連絡先、懇親会の出欠をご連絡ください。 第15 回日韓アジア未来フォーラム ◆「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」 日時:2016年2月13日(土)午後1時30分~午後4時30分 その後懇親会 会場:東京国際フォーラムガラス棟G-510号室 参加費:フォーラムは無料、懇親会は一般2000円、SGRA会員は1000円。 申込み・問合せ:SGRA事務局 sgra-office@aisf.or.jp ◇フォーラムの趣旨: 日本は、国際開発協力、経済発展と省エネルギーの両立など、多くの分野において先駆的な取り組みや技術を蓄積しており、圧縮成長を成し遂げてきた韓国も、その経験やノウハウを東アジア地域における将来の発展や地域協力の在り方への貴重な手掛かりとして提供している。 本フォーラムでは、政府開発援助(ODA:Official_Developmental_Assistance)分野におけるアジアのフロントランナーとしての日本の特色ある国際協力と韓国の開発経験が、東アジアの持続可能な成長と域内協力にどのように貢献できるか、という問題意識に基づき、日韓の理念(idea)、制度(institution)、国益(interest)の収斂(convergence)と発散(divergence)が織りなすODAの国際政治経済について考えてみたい。また、円卓会議においては、日韓の比較にとどまらず、今後、日韓が協力し合いながら、ともに進化し、ODAの「東アジアモデル」とでもいえるようなアーキテクチャを創り上げる可能性も視野に入れながら議論したい。 (日韓同時通訳付き) ◇プログラム: 【講 演 1】「韓国の学者たちがみた日本のODA」 孫赫相(ソン・ヒョクサン:慶熙大学公共大学院教授・韓国国際開発協力学会会長) 【講 演 2】「韓国の開発経験とODA戦略」 深川由起子(ふかがわ・ゆきこ:早稲田大学政治経済学術院教授) 【円卓会議(ミニ報告と自由討論)】 モデレーター:金雄煕(キム・ウンヒ、仁荷大学国際通商部教授) ミニ報告1:平川均(ひらかわ・ひとし:国士舘大学教授・名古屋大学名誉教授) 「日本のODAを振り返る:韓国のODAを念頭においた日本のODAの概括」 ミニ報告2:Maquito_Ferdinand(マキト・フェルディナンド:テンプル大学講師) 「日本の共有型成長DNAの追跡:開発資金の観点から」 《パネリスト》:上記講演者、報告者及び下記の専門家 園部哲史(そのべ・てつし:政策研究大学院教授) 広田幸紀(ひろた・こうき:JICAチーフエコノミスト) 張ヒョン植(チャン・ヒョンシク:ソウル大学行政大学院招聘教授・前KOICA企画戦略理事) その他 渥美財団SGRA及び未来人力研究院の関連者 詳細は、下記リンクをご覧ください。 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/network/2016/5691/ ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際開発協力」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ◇第9回SGRAカフェ(2016年4月2日東京) 「難民を助ける」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」<ご予定ください> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨・参加者募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Xie Zhihai “Luxury Brands Struggling with Capricious Consumers”

    ********************************************************************* SGRAかわらばん604号(2016年1月28日) 【1】エッセイ:謝志海「移り気な消費者に苦戦する高級ブランド」 【2】第15回日韓アジア未来フォーラムへのお誘い(2月13日東京)    「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」 ********************************************************************* 【1】SGRAエッセイ#482 ◆謝志海「移り気な消費者に苦戦する高級ブランド」 高級ブランドを扱う企業にとって、今日ほど消費者の行動が予測しにくい時代はないだろう。誰もがスマートフォンを持ち、日夜インターネットにアクセスしている今日、検索履歴や購入履歴から顧客の好みは容易に分析できそうなものだが、そう簡単にはいかないようだ。ロゴを見ただけでブランド名が誰にでもわかるような世界的老舗ブランド企業が、移り気な消費者行動に翻弄されているような気がしてならない。 これまでの高級ブランドと消費者の立場を考えると、ブランド企業側がロゴと共にインパクトの強い(悪く言えば露骨な)マーケティング手法で商品を打ち出し、消費者がそれに憧れる、という構図だった。そして裕福で社会的地位の高い者がそれを手にすることが出来た。高級ブランドを買う余裕の無い人は、それを持てる人にも憧れる。そしてブランドイメージは更に高い地位を得た。ところが、最近のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やユーチューブ(YouTube)を見ていると、人々は昔ほどブランドを崇拝していない気がする。彼らの興味はどこへいったのだろうか? ハーバード・ビジネス・レビュー(日本語版2015年11月号)で興味深いリサーチをみつけた。題して「『非顕示的消費』に対抗する高級ブランド」。最近の傾向として、消費者は自分が所持するブランド物が目立つことを嫌がるようになってきたという。この流れは欧米から強まってきたが、最近では中国でもブランドロゴの入った洋服や鞄の売り上げが落ちている。全世界で高級ブランドを避ける傾向があると指摘するこの消費者行動の調査は、おそらく3つの要因がこの変化を後押ししていると分析している。 一つは、ファストファッションによる質の高い模倣品と、ブランドのディフュージョンライン(高級ブランドの普及版)(例:アルマーニ(Armani)のディフュージョンラインはアルマーニ・エクスチェンジ(Armani_Exchange))を通じて高級ブランドが中流層にまで行き渡ったため、ロゴがかつてのように裕福さの証ではなくなった。二つ目として、そもそも上流層の消費者が、あからさまなステータスシンボルに引きつけられなくなった。三つ目は、ソーシャルメディアのおかげでニッチブランドがブームに乗るようになった。例えば、ハンドバックのブランドで言えば、グッチよりは(ブランドロゴ表示がない)ボッテガ・ヴェネタ。コーヒーだと、スターバックスよりはブルーボトルコーヒー。 このリサーチは、主に上流層のブランドロゴ離れについて分析しているが、重要な顧客層である中流層のブランド離れも先に挙げた3つの要因が深く関係している。まず、ファストファッションの台頭は避けて通れない。全ての人がおしゃれを楽しめる時代になった。そこへインターネット、スマートフォンが普及し、いつでもどこでも知りたい情報にアクセスできるどころか、自分も発信出来る立場となった。写真投稿SNS、インスタグラムに自撮り(セルフィー)を投稿して自分が身に着けているものを紹介することが全世界で流行っている。これを毎日のようにするとなると、高級ブランドの鞄を一つ持つよりも、ファストファッションでたくさんの服を買ってコーディネートする方がバリエーションも増える。現にインスタグラムで人気の「ファッショニスタ」は着こなし上手な人であって、高級ブランドをたくさん持っている人ではない。 前述の要因の三つ目、ソーシャルメディアによるニッチブランドのブームについては、このリサーチによると、社会経済的な階級を問わず、同好の士が「かすかなシグナル」を互いに送り合うことができるという。どういうことかというと、インターネット上では社会経済的な階級という壁がなく、誰でも自由にサイトからサイトを行き来出来る。そうすることで、同じ好み、目的を持った者が自然と集まる。沢山の目に留まることで流行が生まれる。例えば、日本に旅行に来た中国人が化粧品を買って帰ると言えば、これまではお約束の様にSKⅡ(エスケーツー:高級化粧品)だったが、今では街のドラッグストアで、フェースパックなどを買っている。それらは、すでに日本へ旅行した人が買って、使ってみて良かったとブログなどに書いているお墨付きのものだ。企業が多額のお金をかけて広告を打ち出した情報よりも「日本へ旅行、買い物」という同じ目的を持った人たちからの情報を元に、消費者は買い物を楽しむ。 中国人の全てが高級ブランドを買わなくなった訳ではない。銀座に行けば今日もブランドショップに中国人観光客がたくさんいる。だが消費者の選択肢が増えたのは確かだろう。彼らは高級ブランド店にもドラッグストアにもドンキホーテにも行く。高級ブランドを持つことが皆にとってのステータスシンボルではなくなった。SNSの普及により高級品を持つことよりも、経験の方が、ステータスが上になってきているのではないか。なぜなら経験はSNSでシェアしやすい。買った高級品をひけらかすよりは「いいね」の共感を得やすい。 ソーシャルメディアの存在が、消費者の行動と嗜好をも変えてしまうことを、高級ブランドを扱う企業のマーケティング担当者は想定していただろうか。ハーバード・ビジネス・レビューのリサーチの結論として、ブランドロゴを顕示しないトレンドは、高級感は社会的というよりも個人的なものになるとしている。誰もがわかる、ロゴが目立つ鞄よりは、ブランドタグは内側だけについている、しかし洗練されたデザインの鞄を持っていることの方がステータスが高いということだ。そう、「個人的」がキーワードである。今ネット上ではフェイスブックやインスタグラムという、消費者が自分で開設するページがある。この個人的な居場所から友人や趣味のページへと繋がっている。 SNSではないが、お気に入りの画像を保存するサイト、ピンタレスト(Pinterest)は個人的に「所有」して楽しむ事に特化している。ネット上にある気に入った画像やサイトを自分のボードにブックマーク(ピンする)、洋服、インテリアなどとカテゴリー別に画像を整理でき、興味のある人がそのボードを見に来ることももちろん可能なので、自分のセンスを顕示するチャンスでもある。お気に入りの画像を集めることによって、自分の世界観を構築するだけでなく、すでに所有しているかのような気持ちになれる。例えば、まだ持っていない憧れのブランド時計の画像を自分のボードにピンすることによって、その時計に少し近づけた気分を味わえる。これぞまさに持たずして楽しむネット上の居場所、これが中間層の「個人的」な嗜好の顕示と言えるのではないだろうか。 裕福な消費者はさりげない贅沢を楽しむようになり、その他の消費者は所有することにこだわらずして楽しむようになってしまった。このような二極化は今後どうなっていくのか予測しづらい。しかしロゴの露出を控えて顧客の変化に適宜対応できている企業もあるという。ブランドを扱う企業のマーケティングは今後も試練を強いられるであろう。 <謝志海(しゃ・しかい)Xie_Zhihai> 共愛学園前橋国際大学専任講師。北京大学と早稲田大学のダブル・ディグリープログラムで2007年10月来日。2010年9月に早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程単位取得退学、2011年7月に北京大学の博士号(国際関係論)取得。日本国際交流基金研究フェロー、アジア開発銀行研究所リサーチ・アソシエイトを経て、2013年4月より現職。ジャパンタイムズ、朝日新聞AJWフォーラムにも論説が掲載されている。 【2】第15 回日韓アジア未来フォーラムへのお誘い 下記の通り、第15回日韓アジア未来フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局へお名前、ご所属、緊急連絡先、懇親会の出欠をご連絡ください。 第15 回日韓アジア未来フォーラム ◆「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」 日時:2016年2月13日(土)午後1時30分~午後4時30分 その後懇親会 会場:東京国際フォーラムガラス棟G-510号室 参加費:フォーラムは無料、懇親会は一般2000円、SGRA会員は1000円。 申込み・問合せ:SGRA事務局 sgra-office@aisf.or.jp 主催:(公財)渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA) 共催:(財)未来人力研究院(韓国) ◇フォーラムの趣旨: 日本は、国際開発協力、経済発展と省エネルギーの両立など、多くの分野において先駆的な取り組みや技術を蓄積しており、圧縮成長を成し遂げてきた韓国も、その経験やノウハウを東アジア地域における将来の発展や地域協力の在り方への貴重な手掛かりとして提供している。 本フォーラムでは、政府開発援助(ODA:Official_Developmental_Assistance)分野におけるアジアのフロントランナーとしての日本の特色ある国際協力と韓国の開発経験が、東アジアの持続可能な成長と域内協力にどのように貢献できるか、という問題意識に基づき、日韓の理念(idea)、制度(institution)、国益(interest)の収斂(convergence)と発散(divergence)が織りなすODAの国際政治経済について考えてみたい。また、円卓会議においては、日韓の比較にとどまらず、今後、日韓が協力し合いながら、ともに進化し、ODAの「東アジアモデル」とでもいえるようなアーキテクチャを創り上げる可能性も視野に入れながら議論したい。(日韓同時通訳付き) ◇プログラム: 【講 演 1】「韓国の学者たちがみた日本のODA」 孫赫相(ソン・ヒョクサン:慶熙大学公共大学院教授・韓国国際開発協力学会会長) 【講 演 2】「韓国の開発経験とODA戦略」 深川由起子(ふかがわ・ゆきこ:早稲田大学政治経済学術院教授) 【円卓会議(ミニ報告と自由討論)】 モデレーター:金雄煕(キム・ウンヒ、仁荷大学国際通商部教授) ミニ報告1:平川均(ひらかわ・ひとし:国士舘大学教授・名古屋大学名誉教授) 「日本のODAを振り返る:韓国のODAを念頭においた日本のODAの概括」 ミニ報告2:Maquito_Ferdinand(マキト・フェルディナンド:テンプル大学講師) 「日本の共有型成長DNAの追跡:開発資金の観点から」 《パネリスト》:上記講演者、報告者及び下記の専門家 園部哲史(そのべ・てつし:政策研究大学院教授) 広田幸紀(ひろた・こうき:JICAチーフエコノミスト) 張ヒョン植(チャン・ヒョンシク:ソウル大学行政大学院招聘教授・前KOICA企画戦略理事) その他 渥美財団SGRA及び未来人力研究院の関連者 詳細は、下記リンクをご覧ください。 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/network/2016/5691/ ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際開発協力」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ◇第9回SGRAカフェ(2016年4月2日東京) 「難民を助ける」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」<ご予定ください> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Invitation to Japan-Korea Asia Future Forum #15

    ************************************************* SGRAかわらばん603号(2016年1月21日) ************************************************* ◆第15回日韓アジア未来フォーラム「これからの日韓の国際開発協力:共進化アーキテクチャの模索」へのお誘い 下記の通り、第15回日韓アジア未来フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局へお名前、ご所属、緊急連絡先、懇親会の出欠をご連絡ください。 日時:2016年2月13日(土)午後1時30分~午後4時30分 その後懇親会 会場:東京国際フォーラム ガラス棟G 510号室 参加費:フォーラムは無料、懇親会は一般2000円、SGRA会員は1000円 申込み・問合せ:sGRA事務局 sgra-office@aisf.or.jp 主催:(公財)渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA) 共催:(財)未来人力研究院(韓国) ◇フォーラムの趣旨: 日本は、国際開発協力、経済発展と省エネルギーの両立など、多くの分野において先駆的な取り組みや技術を蓄積しており、圧縮成長を成し遂げてきた韓国も、その経験やノウハウを東アジア地域における将来の発展や地域協力の在り方への貴重な手掛かりとして提供している。 本フォーラムでは、政府開発援助(ODA:Official_Developmental_Assistance)分野におけるアジアのフロントランナーとしての日本の特色ある国際協力と韓国の開発経験が、東アジアの持続可能な成長と域内協力にどのように貢献できるか、という問題意識に基づき、日韓の理念(idea)、制度(institution)、国益(interest)の収斂(convergence)と発散(divergence)が織りなすODAの国際政治経済について考えてみたい。また、円卓会議においては、日韓の比較にとどまらず、今後、日韓が協力し合いながら、ともに進化し、ODAの「東アジアモデル」とでもいえるようなアーキテクチャを創り上げる可能性も視野に入れながら議論したい。(日韓同時通訳付き) ◇プログラム: 【開会の辞】  李鎮奎(リ・ジンギュ:未来人力研究院理事長/高麗大学経済学部教授) 【講 演 1】 「韓国の学者たちがみた日本のODA」  孫赫相(ソン・ヒョクサン:慶熙大学公共大学院教授・韓国国際開発協力学会会長) 【講 演 2】 「韓国の開発経験とODA戦略」(仮題)  深川由起子(ふかがわ・ゆきこ:早稲田大学政治経済学術院教授) 【円卓会議(ミニ報告と自由討論)】  モデレーター:金雄煕(キム・ウンヒ、仁荷大学国際通商学部教授) ミニ報告1: 「日本のODAを振り返る:韓国のODAを念頭においた日本のODAの概括」  平川均(ひらかわ・ひとし:国士舘大学教授・名古屋大学名誉教授) ミニ報告2: 「日本の共有型成長DNAの追跡:開発資金の観点から」  Maquito_Ferdinand(マキト・フェルディナンド:テンプル大学講師) 《パネリスト》:上記講演者、報告者及び下記の専門家  園部哲史(そのべ・てつし:政策研究大学院教授)  広田幸紀(ひろた・こうき:JICAチーフエコノミスト)  張ヒョン植(チャン・ヒョンシク:ソウル大学行政大学院招聘教授・前KOICA企画戦略理事)  その他:SGRA及び未来人力研究院の関連研究者 【閉会の辞】 今西淳子(いまにし・じゅんこ:渥美国際交流財団常務理事・SGRA代表) 詳細は、下記リンクをご覧ください。 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/network/2016/5691/ ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際開発協力」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/asia/2016/5995/ ◇第9回SGRAカフェ(2016年4月2日東京) 「難民を助ける(仮)」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」<ご予定ください> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2016/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • SGRA China Forum #9 Report

    ************************************************* SGRAかわらばん602号(2016年1月14日) ************************************************* ◆第9回SGRAチャイナフォーラム「日中二百年――文化史からの再検討」報告 【1】フフホト会議 2015年11月20日、中国内モンゴル自治区フフホト市の内モンゴル大学で、渥美国際交流財団関口グローバル研究会主催の第9回SGRAフォーラムinフフホト「日中二百年――文化史からの再検討」が開催された。フフホトでのSGRAチャイナフォーラムは、2010年、2011年に続く3回目である。前2回のフォーラムは内モンゴル大学モンゴル学研究センターを中心に開催され、渥美財団の事業及びチャイナフォーラムを内モンゴルの若者たちに広く知らせる場を提供し、とても良いスタートを切ることができた。今回は国際交流基金北京日本文化センターの協賛を得、内モンゴル大学モンゴル歴史学部、清華大学東亜文化論壇、北京大学日本言語文化学部との共催であった。本大会は劉建輝教授(国際日本文化研究センター)を迎え、「日中二百年――文化史からの再検討」をテーマに進められた。 開会式は午後3時からはじまり、ボヤンデルゲル教授(内モンゴル大学)の司会で行われた。まず主催者側からソドビリグ教授(内モンゴル大学)の歓迎の挨拶があった。次いで本大会開催にあたって渥美財団の今西淳子常務理事からの渥美財団及びSGRA、チャイナフォーラムの現在にいたるまでの歴史の紹介、王中忱教授(清華大学)、周太平教授(内モンゴル大学)、孫健軍副教授(北京大学)から祝辞が述べられた。その後、劉建輝教授による講演がはじまった。 劉教授の講演は内容構成として1.前近代と近代における東アジア文化圏の異同、2.支え合う日中の近代文化、3.過去、現在から未来へ――「東アジア文化圏」再構築の可能性と課題、4.東アジア近代と張家口、とに分けて、当時の貴重な資料を交えながら、詳細なデータと豊富な写真をパワーポイントで紹介した。日本と中国の近代史は、東アジア地域に多大なものを残している。不幸と悲劇だけではない、お互いの交流によって誕生した出来事と文化事象をもう一度見直してみる。そこにはまさに支え合う関係があるという日中関係の新しい歴史視点を詳細にかつ具体的に述べ、内モンゴル大学のモンゴル人研究者たちと率直に議論を深めることができたことは大変有意義であった。 特に、張家口は伝統的に、モンゴルやロシアとの交易を行う中国の要衝で、また蒙漢両民族を分かつ「国境」の関口でもあった。本来、日本は直接的にはほとんど関係のなかった「周縁」地域だが、大正、昭和に入ってから、日中の軍事、経済的勢力の消長により、一時「蒙疆」と呼ばれていたように、「満洲」や上海などと並んで、日本ないし日本人がもっとも深く関わる場所の一つとなった。劉教授は「日本関連在外資料の調査研究」プロジェクトの一環として、張家口に関する現地調査や資料収集を行っておられ、その詳細な研究の方向性は高い評価を受けており、今後一層の研究交流が図られることが期待されている。 講演の後、質疑応答と活発な討論が行われ、講師からの回答及び補足説明などもあった。その後、閉会の辞があり5時に会議は無事に終了した。参加者は内モンゴル大学歴史学部、内モンゴル大学モンゴル学研究センターの研究者の他、内モンゴル大学の学部生、院生、日本からの留学生、他大学からの出席等百余名を数えた。 当日の写真は下記リンクよりご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/?p=5951 北京フォーラムと合わせたアンケートの集計は下記リンクよりご覧いただけます。 http://goo.gl/SxQu1b ---------------------- <娜荷芽(ナヒヤ)Nahiya> 2012年東京大学総合文化研究科博士号取得。内モンゴル大学学士、東京外国語大学修士。2011年年度渥美奨学生。武蔵大学非常勤講師、和光大学非常勤講師を経て、2012年に内モンゴル大学モンゴル歴史学部に講師を務めた。SGRA研究員。 ---------------------- 【2】北京会議 11月22日に北京大学外国語学院の新しい建物の5階会議室で開催したフォーラムは、日曜日の上に大雪という悪条件にもかかわらず、50人以上の方々にお集まりいただき、熱のこもった議論が展開された。 午後3時に開会が宣言され、最初に、特別ゲストの北京大学元培学院の孫華院長より、優れた人材育成において国際的かつ学際的な視点をもたせる教育が必要という、SGRAにぴったりなお話をいただいた。次に、国際交流基金北京日本文化センターの吉川竹二所長より、鏡を例に文化交流の大切さについて示唆に富むお話をいただいた。 続いて、劉建輝先生が、パワーポイントを見せながら、「日中二百年――文化史からの再検討」というタイトルで、「東アジアの歴史を語る時、ほとんどの識者が古代の交流史と対比して、近代の抗争史を強調し、両者の間に一つの断絶を見出そうとしてきた。しかし、もしこの間の三国間の文化的交流、往来の足跡を精査すれば、そこには近代以前とは比べられないほど多彩多様な事実、事象が存在していることに気付く。そしてその多くはいずれも西洋という強烈な『他者』を相手に、いかに互いの成果、経験、また教訓を利用しながら、その文化、文明的諸要素の吸収、受容に励む努力の跡にほかならない。その意味で、東アジア、とりわけ日中韓三国はまぎれもなく古来の文化圏と違う形で西洋受容を中心とする一つの近代文化圏を形成していたのである」という主張を熱く語った。 先生のご研究では、「支え合う」というキーワードの下で、キリスト教研究、植民地研究、都市史、文学、経済など、従来個々の分野で展開されがちのものが統合され、超域的研究のアプローチが試みられている。日中関係は二国間で見るのではなく、200年という長さで見れば、西洋化の流れにどう対処するか、両国が補完し合ってきた実像が見えてくる。つまり、両国は近代化に当たり、隣国(日本にとっての中・韓、中国にとっての日本)との関係の中で自己のアイデンティティーを確立したのである。漢文の近代的発展、新漢語の造出、近代文学者の足跡、近代思想の発祥と伝播など、いずれも「支え合う」特徴が色濃く残り、確実に検証することができる。 ご講演の後半には、当時の近代国際都市である「張家口」が「支え合う」実例として登場し、鋭い洞察と該博な知識に満ちた見解が出され、会場全員の関心が一層高められた。 短い休憩の後、本フォーラムを共催する清華東亜文化論壇の主宰者の1人、清華大学中国文学科の王中忱教授の司会によって、北京大学日本言語文化学部の王京副教授、清華大学歴史学科の劉暁峰教授、同じく清華大学日本言語文学研究科の王成教授からコメントがあった。 大雪警報にも関わらず、劉建輝先生の情熱的なご講演のおかげで、参加してくださった方々から「先生方に様々な角度から中日の200年を探っていただいたおかげで、歴史をより深く理解することができました。」「最も重要なのは、問題を発見する方法をいくつか学べたことでした。」「もっと勉強・研究・探究したくなったほど、久しぶりに好奇という気持ちを抱きました」などの暖かい反響をいただいた。 12月の北京は晴れた日が少なく、ひどいスモッグの日が続いた。スモッグ対策はまったくできておらず、基本的に風任せだと揶揄されている。そんな日には、張家口の話がいつも脳裏をよぎる。北京は北西を除けば盆地状となっている。冬には北西の風が吹けば晴れる。さもなければ、汚い空気が溜まってしまう。張家口はその風の通り道に位置するため、昔から重工業が規制されてきたようである。張家口は北京の空気をよくするために重要な役割を果たしている。70年前の張家口の都市文化も今の北京の空気改善に役立つのでは、とつくづく思う。 当日の写真は下記リンクよりご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/?p=5782 ---------------------- <孫建軍(そん・けんぐん)Sun Jianjun> 1969年生まれ。1990年北京国際関係学院卒業、1993年北京日本学研究センター修士課程修了、2003年国際基督教大学にてPh.D.取得。北京語言大学講師、国際日本文化研究センター講師を経て、北京大学外国語学院日本言語文化系副教授。現在早稲田大学社会科学学術院客員准教授、早稲田大学孔子学院中国側院長を兼任中。専門は日本語学、近代日中語彙交流史。 ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/network/2016/5691/ ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際開発協力-共進化アーキテクチャの模索」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ 発表論文の投稿は締め切りました。 ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Yeh Wenchang “On the Problem of Expressing History”

    ******************************************************************** SGRAかわらばん601号(2016年1月7日) ☆新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします☆ 【1】エッセイ:葉文昌「歴史表記問題について」 【2】第20回日比共有型成長セミナーへのお誘い(2月10日マニラ)   「人類生態学と持続可能な共有型成長」 ******************************************************************** 【1】SGRAエッセイ#481 ◆葉文昌「歴史表記問題について」 歴史は勝者が作ると言う。でもそれは一国国内と、国家主義での出来事に限定される。一国で勝手に歴史を作ったとしても、隣国で別の歴史解釈が語られていれば、後世の人々はどちらかの歴史解釈のみを鵜呑みにはできない。また民主主義の下では様々な解釈が出る上に政権交代が起こるので、権力者の思惑通りにはなりにくい。 私は小学校の1~3年生の時、日本で学んだ。そこで豊臣秀吉の伝記を見たが、伝記があるから偉い人との認識でしかなかった。しかし台湾帰国後、歴史の教科書に彼は悪者として描かれていた。また私は日本統治時代を信奉する家庭で育った。親から聞く日本統治時代は「治安も建設も良かったが、国民党時代は何もかもがダメだった」であったが、学校教育では中国視点での解釈となり、日本に対する表現は良いものではなかった。また、日本統治時代を経験した人にも「厳しい弾圧を受けた」「差別があった」という人も大勢いることがわかった。同じ場所で同じ時代を経験したとしても、感じる事はさまざまなのだ。このような経験から、一部の人の経験だけで歴史を解釈するのは傲慢だと思うようになった。 科学は誰が解釈しても同じ結果だとすると、今の教育の歴史教科書は科学ではない。歴史教科書はどうあるべきか?以前、韓国と中国の歴史研究者と日本有識者でお酒を飲みながら話す機会があった。彼らは、日中韓の歴史研究者の間で研究会を立ち上げ、お互いに認められるような歴史教科書を作ろうと努力している。歴史のすり合わせの過程で1番の苦労は異国人同士のコミュニケーションなのだそうだ。翻訳の力量によって意味が違ってくるし、かといって英語を共通語として使えば、薄いコミュニケーションしかできなくなるとのこと。更に国内の大御所の多くは、英語が喋れないそうだ。 科学の世界では、誰が見ても一様になるよう安易な言葉で説明するのがいい。歴史も事象の表記に限定して、わかりやすい表現にすれば、簡単な英語でもコミュニケーションが取れるのではないかと私は言った。しかし歴史研究者が言うには、歴史表記には、因果関係の説明や細かいニュアンスを使った解釈等が必要なので、安易な言葉を使った歴史の表記は無理であるということだった。 歴史家は単純な事象をややこしくしているように思える。例えば日本の歴史表記においても、失敗したクーデターは「乱」、成功したクーデターは「変」としている。同じクーデターなのにややこしい。このような表現の複雑さを「日本語の奥ゆかしさ」とする人がいる。日本人の言う「奥ゆかしさ」とは私が台湾で接してきた中国人が言う中華的文化の「深奥、奥妙」と同一である。だからこれを言う人は多くの場合、他国文化への無理解があるように思える。このようなややこしい歴史表記も元を辿れば中国由来である。他の例を挙げると中国の歴史書では戦争について、戦、囲、入、滅、伐、侵、人を殺す事については殺、誅、弑、殲の表現がある。戦争について、戦、囲、入、滅、は文字通りで事象を表しているが、伐は悪者退治、侵は侵略で、主観的な表現となる。現在のシリア情勢を例にとってみれば、その複雑さから、立場によってどの関係国も伐にも侵にも表現されることがわかるのではないか。だからこそ歴史はできる限り安易な言葉で、且つ善悪感情を排除して記述すべきだと思う。 先の日中戦争を表現してみると、日本軍が中国に「出兵」したとなる。「侵略」や「征伐」などの主観的表現は不要である。また「出兵」と表記すれば、これまでの歴史の中の他国への出兵は「征伐」で、他国による自国への出兵が「侵略」となるような精神分裂状態から解放される。出兵の善悪については小学校一年生の時に先生から「先に手を出す人、武器を持込む人が悪い」と教わっているので、歴史学で改めて善悪を説く必要はない。解釈について多くの異見がある歴史事象については、双方の歴史学者が、証拠を検証して確証が得られる部分だけを記述し、異論ある部分は双方の意見を注釈して若い人に考えさせれば良い。 <葉文昌(よう・ぶんしょう)Yeh_Wenchang> SGRA「環境とエネルギー」研究チーム研究員。2001年に東京工業大学を卒業後、台湾へ帰国。2001年、国立雲林科技大学助理教授、2002年、台湾科技大学助理教授、副教授。2010年4月より島根大学総合理工学研究科機械電気電子領域准教授。 【2】マニラセミナーへのお誘い 下記の通り第20回日比共有型成長セミナーをマニラ市で開催します。参加ご希望の方は、事前に申込みフォームにてお申込み下さい。 第20回日比共有型成長セミナー ◆「人類生態学と持続可能共有型成長」  “Human_Ecology_and_Sustainable_Shared_Growth” 日時:2016年2月10日(水)午前9時~午後5時 会場:アテネオ・デ・マニラ大学Escaler_Hall 言語:英語 問合せ:SGRAフィリピン sgraphil@gmail.com 申込み:申込みフォーム https://goo.gl/VRZUeh ◇セミナーの概要 グローバル市場経済が世界を席巻する今日、東南アジア諸国、特に中所得の罠(MIDDLE_INCOME_TRAP)に落ちてしまったフィリピンは著しい経済発展をとげる一方で社会的格差は増大し、環境破壊も止めどなく進行し、人権侵害や地域・民族間の紛争も解決の糸口さえ見えない状態に陥っている。植民地支配のくびきから解放され、国民国家形成の過程で、多様な民族、宗教、文化の統合に苦慮してきた東南アジア各国では、グローバリゼーションのもとでの社会環境の変化に対して、宗教的な価値観、倫理観に基づく批判や反発が生まれてきている。 最近、カトリック教会から貧富の格差の拡大や環境破壊を厳しく批判し、社会的公正と倫理の回復を求めるメッセージ(ENCYCLICAL_回勅)が発せられた。こうした公正と倫理の回復を求めるメッセージには、人類生態学(HUMAN_ECOLOGY)という概念が取り上げられているが、このセミナーを通して、この概念の意味や意義など理解するために、一歩を踏み出していきたい。 ◇プログラム 発表1「スペインの哲学者レオナルド・ポロによる環境の概念や共存:持続可能性教育への含意」 発表者:Dr. Aliza_Racelis(University_of_the_Philippines) 発表2「防災力(レジリエンス)と持続可能性のためのメトロ・マニラの都市計画」 発表者:Arch/EnP.Sylvia_Clemente(University_of_Sto._Tomas) 発表3「パサイ市の旧干拓エリアにおける都市の衰退と貧困の指標との関係の評価」 発表者:Arch.Regina_Billiones 発表4「ベンゲット州(フィリピン)の主要民族部族のペドペド喫煙」 発表者:Ms.Girlie_Gayle_Toribio(Benguet State University) 発表5「カガヤン・デ・オロ盆地の経済価値」 発表者:Ms.Catherine_Almaden_and_Mrs.Marichu_Obedencio(Xavier_University—Ateneo_de_Cagayan) 発表6「生物濃縮:プラスチックのゴミの悲劇」 発表者:EnP.Grace_Sapuay(Solid_Waste_Management_Association_of_the_Philippines) 発表7「気候変動を理解する」 発表者:To_be_arranged_by_Arch.Mynn 発表8「スペインの植民地資本主義と福音伝道を超えて、フィリピンの教会遺産の評価へ」 発表者:Arch.Mynn_Alfonso(University_of_Sto._Tomas) ランチタイム (ヘンリー・ジョージ氏に関するビデオの放映) 「ヘンリー・ジョージとは誰か」 「ヘンリー・ジョージ:人生と遺産」 「一般人のための政治経済学」 円卓会議 ・モデレーター:Dr.Max_Maquito ・パネリスト:午前の部の発表者 詳細は、下記リンクをご覧ください。 ・プログラム(和文) http://goo.gl/8mCMmz ・プログラム(英文) http://goo.gl/V1C3Su ・ポスター(英文) http://goo.gl/IQuKSQ ・申込みフォーム(英文) https://goo.gl/VRZUeh ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<参加者募集> http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/network/2016/5691/ ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際協力-ODAを中心に」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ 発表論文の投稿は締め切りました。 ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Abdin “Distress of Graduate Students”

    ********************************************************************** SGRAかわらばん600号(2015年12月24日) 今年もSGRAかわらばんを毎週お読みいただき、ありがとうございました。 新年は1月7日(木)から始めます。どうぞよいお年をお迎えください。 ********************************************************************** SGRAエッセイ#480 ◆モハメド・オマル・アブディン「大学院生の苦悩」 初対面の人間に「お仕事は何ですか」と言われ、「研究をやっています」と苦しまぎれの返事をすると、「大学の先生ですか」と詰め寄られ、「いいえ、大学院生」とあまり明かしたくない事実の表明を余儀なくされる。そうしたら、これまで熱心に聞いてきた相手が、落胆して、「あぁ、学生さんですね」と声のトーンを急降下させるのだ。 日本は仕事をしていない人間にとって居心地の悪い国である。将来研究者として社会に還元しようと思っていても、さすがに30代半ばになって学生を名乗ると、周囲の冷めた視線は見えずとも感じられるのだ。長くて孤独な作業の博士論文執筆に嫌気がさしてしまいそうな毎日。その上に、周囲の評価がわかると寂しい思いをしてしまうことは、多くの大学院生が経験していることではないか。 「何の役に立つ?」と思われている、私のような人文社会科学系の研究をしている身としては、なおさらその冷ややかな視線を感じる。そして、その冷たい視線は一般人の間の共通認識に留まらない。数か月前に、文部科学省は、国立大学の人文科学系の学部の見直しを進めることを宣言している。卑屈になっている私からみれば、この動きは「コストばかりかかって、お金になる成果物を出せない学問はいらない」を意味している。それでは、人文科学、または社会科学系の学問は本当に役に立たないのか。私の友人Hさんの研究を例に挙げて考えてみたい。  Hさんは30歳ぐらいの女性研究者で、専門は文化人類学だ。これぞ、おそらく文科省がターゲットにしている研究分野だろうと思われる。Hさんの研究テーマは、南スーダンのヌエール族の預言者の語りである。「へー」と言いたくなるような研究分野。いったいこの研究は、誰の何のためにあるものだろうかと思われても仕方ない分野だ。本人も、いつも研究テーマについて聞かれると、顔をひきつったまま、「ヌエールの預言者」について調べていますと答え、聞き手を圧倒してしまう。彼女は10年もこのことについて調査し続けており、南スーダンの僻地と思われる街に2年ほど住み着いて、粘り強く一生懸命ヌエールの預言者について研究してきた。そのために、学術振興会の奨励費、あるいは、民間財団の研究助成金を獲得している。彼女は、研究の重要性を認識しつつも、やはり周囲の冷ややかな視線を感じて、あまり積極的に研究内容について発言しようとしてこなかった。だが、ある出来事をきっかけに、彼女の研究の重要性が認識されることになった。 それは、2013年末の南スーダン内戦のぼっ発である。南スーダンがスーダンから独立した2011年以降、日本の自衛隊が南スーダンの国連PKOミッション活動の一環として送り込まれ、道路補修などの業務を展開している。自衛隊員の安全は、当然ながら日本人の最大の関心事だと誰しも思うだろう。そして、隊員の安全を保障するためには、当然ながら、現地の情報をいかに正確に獲得するかが重要なポイントであろう。自衛隊の活動が始まってから2年たった2013年12月に、デンカ族出身のサルファ大統領派と、ヌエール族出身の元副大統領のマチャール派が、首都などで軍事衝突し、その後、瞬く間に暴力が南スーダン全土に広がっていった。Hさんが研究の対象としてきた「ヌエールの預言者」らの語りは、まさに、ヌエールの人々を戦争に先導する大きな役割を担ったという見方もある。今回は、日本の自衛隊の隊員には被害がなかったが、仮に、犠牲者が出た場合には、きっと国民は「何であんな危ないところに派遣したんだ」と政府を攻め立てただろう。 何が言いたいかというと、自衛隊の派遣をする前に、南スーダンの専門家に、政府がもっときちんと南スーダンの現状について聞き取り、かつ意見を求める必要があったにも関わらず、「ヌエールの預言者」についてのHさんの研究と紛争の可能性の関連性について、政府などは気付いていなかった。要するに、彼女のこの地味な研究が役に立たないのではなく、その研究を活用する工夫や努力が政府などになかったということだ。 10年間以上、地道に紛争と関連の強いヌエールの預言者について調べてきたHさんの研究成果は、まさに、この時でなければ活用される機会がなかったかもしれない。たまたま日本の自衛隊がスーダンに派遣されなければ、彼女の研究の意義を理解してくれる人はいなかったかもしれない。 つまり、ことが起きてから研究するのでは意味がない。若い研究者が様々な分野で研究を積み上げて、初めて、その研究が活用される可能性が出てくる。仮に、実用化されなかったとしても、その研究成果が全く無駄かといわれると、そうではない。いま役に立たなくても、今後10年、20年、あるいは、もっともっと後に、いつかその研究が何かのために重要な参考となるかもしれない。だからこそ、国は、目の前の利益ばかり追求するのではなく、どっしり構え、研究に太っ腹になるべきではないかと思う。 それとともに、人文社会科学などの分野の研究者側も努力する必要がある。自分の研究の内容、または重要性について、国民に分かりやすく発信していくことが急務となっている。 ~日本政府へ~ 経済協力開発機構(OECD)加盟30か国のうち、教育機関に対する公的支出比においては、日本は最下位周辺をうろうろしている。これで良いのでしょうか?様々な分野の若手研究者が、自身の研究に劣等感を感じることなく、堂々と研究できる環境を国が作っていくべきではないのでしょうか? 「無意味な研究には金を出せない」と決めつけているようでは、先進国としてあまりに寂し過ぎます。限られた資金が、幅広い研究分野に適切に配分されるよう、国と研究機関の間で、もっと建設的な議論がなされることを切に願うばかりです。 尚、本エッセイはすべて私の主観に基づいて考えを述べたもので、科学的調査に基づいていないことをご了承ください。 <アブディン モハメド オマル Mohamed Omer Abdin> 1978年、スーダン(ハルツーム)生まれ。2007年、東京外国語大学外国語学部日本課程を卒業。2009年に同大学院の平和構築紛争予防修士プログラムを終了。2014年9月に、同大学の大学院総合国際学研究科博士後期課程を終了し、博士号を取得。2014年10月1日より、東京外国語大学で特任助教を務める。特定非営利活動法人スーダン障碍者教育支援の会副代表。 *本エッセイは、渥美国際交流財団の奨学期間終了時のエッセイとしてご提出いただいたものですが、執筆者の了解を得てかわらばんで配信します。 ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<ご予定ください> ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際協力-ODAを中心に」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ 発表論文の投稿は締め切りました。 ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
  • Li Ting “Unauthorized Shooting and Children’s Rights”

    ******************************************************************************** SGRAかわらばん599号(2015年12月17日) (1)エッセイ:李てい「無断撮影から考える子供の人権」 (2)新刊紹介:孫建軍「近代日本語の起源:幕末明治初期につくられた新漢語」 ******************************************************************************** (1)SGRAエッセイ#479 ◆李てい「無断撮影から考える子供の人権」 品川駅で無断撮影の一部始終を目撃した。小学校の放課後の時間帯で、制服姿の私立小学校の男子生徒2人がホームで電車を待っていた。かわいいなあと思って、ホームを歩きながら、遠くから眺めていた。すると、子どもたちのそばを通りかかった2人の西洋人の女性が目に入った。彼女たちは子供の制服姿を珍しがって、スマホで男の子たちを真正面から撮ろうとしていた。子供たちはその行動に気づき、撮られないように後ろを向いたのだが、女性たちは目の前まで近づいて、バシバシと正面から写真を撮った。女性たちは嬉しそうに、お互いのスマホに収めた写真を見せ合いながら、はしゃいでエスカレーターに乗り、ホームを後にした。一方で、子供たちはどうしたらよいか分からない不安な表情で電車を待ち続けていた。 それを目の当たりにして、すぐにでも「やめなさい!」と叫んで止めたかったし、女性たちを追いかけて「写真を削除しなさい」と要求したかった。しかし、行動に移すことはできず、ただ素通りしてしまった。結局、何もできなかった。目撃者は少なくとも20人以上はいたと推測されるが、私も含めて、女性たちの行動を止める人は1人もいなかった。子供たちに「守れなくてごめんなさい」と言いたいくらい、罪悪感に襲われてしまった。 一瞬、自分自身が無断撮影された嫌な記憶もよみがえってきた。小学校を卒業した夏休み、北京の親戚を訪問した時、人生初の北京ダックを堪能することになった。大人2人と子供7、8人というやや変わったお上りさんのような組み合わせで、高級感のあるレストランに入った。値段があまりにも高く、北京ダックと僅かな料理しか注文できなかったが、私たち子供は素直に喜んでいた。やっと北京ダックが出され、一番盛り上がっている時に、どこからかフラッシュを感じ、外国の観光客に様々な角度から撮影をされていることに気づいた。外国人の目にどのように映ったのか、撮られた写真は外国のどこでどう見られ、何を言われるのだろうかと気になり、恥ずかしくて不快だった。しかし、誰一人やめてくださいと抗議する勇気がなく、気まずい雰囲気の中、気づいていないふりをするしかなかった。 20年以上も経った今も、子供の無断撮影がまだ続いているんだと感じた。人権が叫ばれて久しい今日において、子供の人権に対する意識がまだ高くないことを垣間見ることとなった。 近年、インターネットの発達で、SNSなどで無断撮影ないし盗撮した写真がアップされるようになってきた。地域や国も違えば、使用許可がなくてもばれない、問題にはならないだろうというのは、当事者の心理かもしれない。写真自体がいくら自慢できたとしても、無断撮影や盗撮という行為は許されるものではなく、人にどのような印象を与えてしまうのか要注意ではないだろうか。写真の悪用はないにしても、子供を尊重しようとしない態度と行動はやめてほしい。 単に無断撮影だけに過ぎないということで、看過されてしまうのはどうかと思う。また、外国人だからそこまでの語学力がないというのも言い訳にすぎない。無断撮影ではあるが、たまたま外国人が異国のことを珍しがって、記念に残したいという気持ちを理解できなくもない。それにしても、本当に写真を撮りたいのであれば、大人であれ子供であれ、簡単な言葉かボディランゲージで許可を取ってから撮るようにしたい。そうすることで、お互いに素敵な思い出になるし、相互尊重のできる社会づくりにも貢献できるだろう。 ------------------------------------- <李てい(り・てい)Li_Ting> 早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程在籍。中国の曲阜師範大学で日本語教員として4年間教鞭をとり、2009年キャリアアップのため来日。 ------------------------------------- (2)新刊紹介 SGRA会員で北京大学外国語学院日本語言文科系副教授の孫建軍さんから新刊書をご寄贈いただきましたのでご紹介します。 ◆孫建軍著「近代日本語の起源:幕末明治初期につくられた新漢語」 17世紀以来、西洋文化の受容過程に誕生した新漢語は、現代中国語と日本語の共通財産である。「洋学」「国際」「英国」「米国」「露西亜」「大統領」「国会」「民権」「義務」など、日本の幕末維新期に成立した社会科学用語を対象に、漢訳洋書の影響を踏まえながら、その形成過程における新漢語発生のメカニズム、伝播のルート及び定着の過程を分析する。西洋文化の受容における日中の相違を解明した一書。本書の特色として、従来注目されなかった漢訳洋書『致富新書』の日本における翻刻版と、同書の翻訳版『致富新論訳解』の分析が挙げられる。また、西洋人宣教師が幕末維新期の啓蒙知識人との交流などを通じて、東アジアにおける近代知の空間形成に触媒的な役割を果たしたことを明らかにした点も、先行研究にないユニークな特徴の一つである。 著 者:孫建軍 発行所:早稲田大学出版部 発行日:2015年9月10日 A5判 324ページ 本体 3,700円+税 ISBN:978-4-657-15012-7 詳細は下記リンクをご覧ください。 http://www.waseda-up.co.jp/history/post-583.html ************************************************** ★☆★SGRAカレンダー ◇第20回共有型成長セミナー(2016年2月10日マニラ) 「人間生態学と持続可能共有型成長」<ご予定ください> ◇第15回日韓アジア未来フォーラム(2016年2月13日東京) 「これからの日韓の国際協力-ODAを中心に」<ご予定ください> ◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄) 「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」 http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/ 発表論文の投稿は締め切りました。 ◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中> (2016年9月29日~10月3日、北九州市) http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/ 一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。 ☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。 ●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。 ●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。 http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/ ●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。 ●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。 ●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。 ●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。 http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11 関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局 〒112-0014 東京都文京区関口3-5-8 渥美国際交流財団事務局内 電話:03-3943-7612 FAX:03-3943-1512 Email: sgra-office@aisf.or.jp Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/ **************************************************
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