2026年度 初めての顔合わせ(4月例会)


4月10日金曜日、渥美国際交流財団の2026年度奨学生として、「奨学生最初の集い」に参加した。今回の交流会は、私にとって奨学生としての新しい1年の始まりを実感する機会となった。会場に向かうまでは少し緊張していたが、これからどのような方々と出会えるのか楽しみな気持ちも大きくなっていった。

まず財団関係者の方々からご挨拶と財団についての説明があった。財団の理念や1年間の活動について伺い、奨学生として選んでいただいたことへの感謝の気持ちが改めて湧いてきた。さらに、理事長から財団が設立された背景や歴史について伺い、財団が単に奨学金を支給する場ではなく、人と人とのつながりを大切にしながら若い研究者や学生を支えてこられたことを知り、深く感銘を受けた。

その後、自己紹介が行われた。名前、出身地、大学に加えて、「1時間ぶらぶらするならどこがいい?」というテーマについて話した。博士課程の学生が集まる場であるため、あえて研究内容ではなく、日常的で自由なテーマが設定された。皆さんの答えはどれも個性的で、研究内容ではなくても、その人の関心や人柄が自然に伝わってくる時間であった。私も意外な場所として(関西に住んでいるのに、研究で全然行けていないが)USJを挙げ、ユーモアを交えて話した。

昼食の時間には、用意されたお弁当を食べながらグループ毎に話し合い、その内容を発表する時間も設けられた。テーマは「1日旅行するなら、どこにする?」であり、各グループが自由に旅行プランを考える形式であった。意見を出し合う中で、普段の研究や生活の話だけでなく、それぞれの好みや考え方も垣間見ることができ、お互いの距離が急に縮まったように感じた。私たちのグループでは、最終的に私が婚約した場所に行くという、やや私生活に踏み込んだ内容ではあったが、その分会場の驚きと笑いを誘うことができ、和やかな雰囲気の中で楽しむことができた。

交流会の時間はとても充実しており、終わってみるとあっという間に感じられた。まだ十分に話せなかった方もいて、少し名残惜しい気持ちも残った。一方で、今後予定されている財団のイベントについて伺い、これからの例会や合宿などでまた皆さんとお会いできることが楽しみになった。

最後に、交流の場を準備してくださった財団の皆様に心より感謝申し上げたい。この1年間、博士論文の完成に向けて努力するとともに、ラクーン会の仲間との出会いを大切にし、研究者としても一人の人間としても成長していきたい。今回の交流会で感じた刺激と感謝の気持ちを忘れず、充実した1年を過ごしていきたい。