2017年新年会報告




渥美財団の2017年新年会が、1月21日(土)に開催されました。朝から集まって餅つきや餃子作りをしていた今年度奨学生や元奨学生のみなさんで、鹿島新館のホールは新年会が始まる前から賑やかな雰囲気でした。テーブルの上には中国チームの水餃子、ネーパルチームのカレー、インドネシアチームの揚げ餃子など世界各地のお料理が並びました。餅つきが行われた中庭に面したテーブルでは、みんなで一緒にお雑煮を作りました。お雑煮ができたら、新年をお祝いして乾杯しました。お互いに笑顔で新年の挨拶を交わして新年会の楽しさが感じられる一時でした。

お雑煮と乾杯の後、テーブルのお料理の紹介があり、続いて理事長からお節料理と漆の重箱についての説明がありました。渥美家の家紋が入った重箱を見るのは珍しい経験で、渥美新年会の一つの楽しみではないかと思いました。美味しいお料理を楽しみながら、世界各地から来たラクーンの紹介がありました。コスタリカから来たオスカルさんを含め、世界各地にラクーンがいることが実感できました。

皆さんがお料理とおしゃべりに夢中になっている間、2016年度奨学生たちが密かに理事長の89歳のお誕生日をお祝いするイベントを準備しました。ラムサル・ビカスさんが理事長の笑顔の写真を入れたケーキを用意しました。みんな一緒にバースデーソングを歌いながら、奨学生の心を込めたケーキと華やかな花束を理事長にお贈りしました。ケーキのデザインのような理事長の笑顔をみながら、みんなで理事長のお誕生日をお祝いすることができて本当によかったと思いました。ケーキカッティングが終わったあと、理事長から去年の新年会で骨折してから回復までのお話をお聞きしました。2016年3月の研究報告会に理事長にお会いした時は、まだ歩行に困難があるように見えましたが、それから1年が経って今は自由に歩き回るほどお元気になって大変良かったと思いました。そのご回復までの理事長のご努力に感嘆しました。新年に理事長のご健康を、ラクーン一同祈願します。

新年会のフィナーレはビンゴゲームでした。ラクーンの先輩のジャクファルさんと息子のムサシ君の司会で楽しく行われました。豪華賞品をゲットするために皆さんがビンゴに夢中になる姿や、ビンゴに当った人の笑顔を見るのも楽しかったです。財団に賞品をたくさん用意して頂き、多くの人々の笑顔が見ることができました。ビンゴゲームの後、集合写真の撮影を最後にして2017年の新年会が終わりました。

今年も、皆さんが新年会の笑顔を続けられるような、ご幸福で満ち溢れる一年になりますように。

新年会の写真

(文責:盧 ジュウン)