韓国ラクーン会inソウル(2013年春)



2013年4月27日、夕方の6時、ソウルの鍾路区仁寺洞にあるヌィジョで韓国ラクーン会(KRS)が開かれました。伝統的な韓国料理をアレンジした薬膳料理のお店です。後から調べたのですが、このお店の名前は、養蚕を発明し、民に広めた、中国黄帝の妃の名だそうです。朝鮮時代には、昌徳宮の書香閣に王妃が蚕室を造り、蚕の神を祀る蚕神祭を行ったといわれています。それで料理に桑の実が出ていたことに、納得しました。

今回は渥美財団常任理事の今西淳子さん、金雄熙さん(KSR会長、96狸)、南基正さん(96狸)、洪京珍さん(99狸)、朴栄濬さん(02狸)、金賢旭さん(03狸)、李垠庚さん(07狸)、金きょんて(10狸)韓京子(KRS幹事補佐、05狸)の8 名が集まりました。およそ1年半ぶりのラクーン会だったこともあり、久しぶりにお会いするメンバーもいてうれしかったのですが、集まる顔ぶれが固定化される傾向がみられ、ちょっと気になりました。

この日は、今年3月、バンコクで開催された未来会議(なぜか、未来会議が開催されたことを知らなかったメンバーもいらっしゃり)のお土産話で盛り上がり、ぜひ、また、来年8月、バリで開催される未来会議に参加しようという話になりました。

この日のメニューは薬膳料理だったので、ほとんどが根菜、葉菜類でした。魚は「メロ」の煮付けが出たのですが、この「メロ」って何語だ?ってことになりました。韓国では日本料理店で焼き魚として出されるなど、高級魚として扱われているのですが、調べたところ、マジェランアイナメという魚らしいです。「メロ」はスペイン語で、ハタ類の総称を指し、チリ北部ではこのマジェランアイナメを「メロ」と呼んでいるとのことです。日本では銀ムツと呼ばれていたそうです。

来年、2014年は渥美財団創立20周年になる年です。KSRも20周年の記念会をソウルで行うことにいたしました。私が11期ですので、上にも下にもほぼ同じ人数の先輩、後輩たちがいらっしゃることになります。ソウル近郊にお住まいでない方々や、新入会員の方々には、なかなかお目にかかることができず、残念でしたが、来年の記念会にはぜひご参加いただければと思います。記念会をどう楽しく有意義に行うかについては、今回のラクーン会に参加したメンバーが全員、準備委員となりましたので、知恵を絞っていきたいと思います。

また、前々会長の李来賛さんがFacebookで連絡を取り合おうと提案し、Korea Raccoon Society を開設してくださったのですが、なかなか活性化されておりません。ぜひ、入会していただければと思います。