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Invitation to the 76th SGRA Forum in Çanakkale, Turkey

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SGRAかわらばん1057号(2025年4月3日)

【1】第76回SGRAフォーラムへのお誘い(5月2日、トルコ・チャナッカレ+オンライン)
「中近東・東南アジアからみる日本と暮らす日本」

【2】第75回SGRAフォーラム・第45回持続的な共有型成長セミナーへのお誘い(4月12日、東京+オンライン)(再送)
「東アジア地域市民の対話:国境を超える地方自治体・地域コミュニティ連携構想(LLABS)の可能性を探る」
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【1】第76回SGRAフォーラム「中近東・東南アジアからみる日本と暮らす日本」へのお誘い

下記の通り第76回SGRAフォーラム「中近東・東南アジアからみる日本と暮らす日本:それぞれの視点で考える」を対面とオンラインのハイブリットで開催いたします。参加ご希望の方は、事前に参加登録をお願いします。

テーマ:「中近東・東南アジアからみる日本と暮らす日本:それぞれの視点で考える」
日 時:2025年5月2日(金)10:00~15:00(トルコ時間)/16:00~21:00(日本時間)
方 法:会場参加とオンライン参加(Zoomウェビナーによる)のハイブリット開催
会 場:チャナッカレ・オンセキ・マルト大学(COMU)アナファルタラル・キャンパス
教育学部4階セミナーホール
言 語:日本語
申 込:参加申込(参加には事前登録が必要です)
お問い合わせ:SGRA事務局([email protected]

■フォーラムの趣旨
中近東や東南アジアでアニメ・マンガなど日本のポップカルチャーへの関心が急上昇している。日本語学習のきっかけとなることも多い。トルコ語に翻訳された日本のアニメや漫画が飛躍的に増えているように、日本ポップカルチャーはブームだ。日本研究においても、これらの地域でなぜ日本文化の受容が広がっているのか、なぜ若者が日本語に特別な関心を持つようになったのかをもっと議論すべきであろう。
一方、日本には中近東や東南アジアの国々から来た多くのイスラム教の移住者がいるが、日本語や文化、教育の環境に順応しようとしながら生活する中で、さまざまな困難に直面している。まずは言語の壁や文化的な違いによる摩擦が大きな課題だ。また、日本で生まれ育った子どもたちにとっては、自らのルーツに基づくアイデンティティーや宗教教育に関する問題も浮上している。
フォーラムでは、こうした課題に焦点を当て、第1部では中近東の日本語教育と日本研究を考える。第2部では、日本文化の受容と日本語教育を内側から議論をするために日本社会と共生する外国人コミュニティー、特に、イスラム文化圏から来た移民が直面する問題を深く掘り下げ、具体的な努力や解決策を模索する場としたい。
中近東や東南アジア地域における日本文化の需要を外側と内側からとらえることにより、今日の世界における日本のソフトパワーの位置づけが可能になるだろう。

■プログラム
総合司会:Irmak_Kilkesen(COMU)・Arif_Celebi_Metin(COMU)

10:00-10:10 開会挨拶
Eiichi_TSUNODA(渥美国際交流財団)
Tolga_OZSEN(COMU)

10:10-11:30 第1部:中近東の若者にとっての日本語学習と日本文化
司会:Kazuma_IWATA(東京外国語大学)
オンラインQ&A:Aqil CHEDDADI(慶應義塾大学)

10:10-10:30「トルコに於ける日本語教育と学習者の最初の混乱:カタカナ」
Levent_TOKSOZ(Tekirdag_Namik_Kemal_University・NKU)

10:30-10:50「トルコの若者のアニメとマンガ関心:現実逃避、別世界とアイデンティティー」
Melek_CELIK(COMU)

10:50-11:10「イランの若者と日本語・日本文化:メディア、教育、就職、そして未来展望」
Ayat_HOSSEINI(テヘラン大学)

11:10-11:30【討論】「中近東の日本語・日本文化イメージを再考察する」
Jianjun_SUN(北京大学)
Miyuki_ICHIMURA(COMU)
Shorina_DARIYAGUL(筑波大学)

11:30-13:30 休憩・ランチ

13:30-15:00 第2部:日本におけるイスラムコミュニティーの日本文化受容と日本語教育
司会:Aqil_CHEDDADI(慶應義塾大学)
オンラインQ&A:Kazuma_IWATA(東京外国語大学)

13:30-13:50「在日の中東出身者における日本語習得過程の変容と影響要因に関する考察」
Akbari_HOURIEH(神田外国語大学)

13:50-14:10「在日インドネシアコミュニティーと多文化共生:イスラム教育を中心に」
Mya_Dwi_ROSTIKA(大東文化大学)

14:10-14:40 【討論】「日本の国際化の中の外国人コミュニティーを再考察する」
Zeynep_GENCER_BALOGLU(Pamukkale_University・PAU)
Murat_CAKIR(関西外国語大学)

14:40-14:50 総括

詳細は、下記リンクをご参照ください。

※プログラム
https://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2025/04/forum76program.pdf

※ポスター
https://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2025/04/76_SGRA_ForumV8-scaled.jpg

皆さまのご参加をお待ちしております。

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【2】第75回SGRAフォーラム・第45回持続的な共有型成長セミナーへのお誘い(再送)

下記の通り第75回SGRAフォーラム・第45回持続的な共有型成長セミナー「東アジア地域市民の対話」を対面とオンラインのハイブリットで開催いたします。参加ご希望の方は、事前に参加登録をお願いします。

テーマ:「東アジア地域市民の対話 国境を超える地方自治体・地域コミュニティ連携構想(LLABS)の可能性を探る」
日 時:2025年4月12 日(土)午後2時~午後5時(日本時間)
方 法:会場参加とオンライン参加(Zoomウェビナーによる)のハイブリット開催
会 場:桜美林大学新宿キャンパス創新館(南館)JS302号室
https://www.obirin.ac.jp/access/shinjuku/
言 語:日本語・英語(同時通訳)

申 込:参加申込(参加には事前登録が必要です)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_6rSMRrVaRw-wmMhl6Cc3RQ#/registration

お問い合わせ:SGRA事務局([email protected]

◆フォーラムの趣旨
地理学的にいえば、「東アジア」は、北東アジア(日本、中国、韓国)と東南アジア(ASEAN加盟国)の双方から構成され、「多様性の中の調和」原則の現出ともいえる「東アジア統合」というASEAN+3(日中韓)のビジョンを共有している。東アジアはこのビジョンに向けて大きな前進を遂げたが、近年中国が関わる出来事がビジョンに向けた地域の進歩を頓挫させていることも否定できない。
国境を超える地方自治体・地域コミュニティ連携構想(Local-to-Local-Across-Border-Schemes、以下LLABS)は、渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)とフィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)経営開発学部(CPAf)のさまざまなコラボレーションとして、フェルディナンド・C・マキト博士が主導する「持続可能な共有成長セミナー」を通じて生まれた。UPLBチームは、フィリピン内務省の地方政府アカデミーと地方自治省のためにLLABS研究プロジェクトを実施した。
本フォーラムでは、桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群とSGRAの協力によって、これまで主にフィリピンで検討されてきたLLABS構想について、北東アジアの研究者と一緒に議論し、実現の可能性について探る。
会場とオンラインのハイブリッド形式で開催し、共催のフィリピン大学オープンユニバーシティ(UPOU)を通じて広くオンライン参加者を募る。

◆プログラム

◇基調講演
「国境を超える地方自治体・地域コミュニティ連携構想(LLABS)の概要と意義」
フェルディナンド・マキト(フィリピン大学オープンユニバーシティ(UPOU)講師)

◇討論1<ASEAN+3と日本。LLABSの可能性>
「コミュニティ連携:成長のトライアングル、中華街、「カレー移民」に見る教訓」
佐藤考一(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)

◇討論2<ASEAN+3と中国。LLABSの可能性>
「中国および東北アジア地域における越境開発協力と地方自治体国際協力の枠組み」
李鋼哲(INAF研究所代表理事・所長)

◇討論3<ASEAN+3と韓国。LLABSの可能性>
「韓国地方政府の国際レジーム形成の取り組み:日中韓地方政府交流会議を事例として」
南基正(ソウル大学日本研究所所長)

◇討論4<ASEAN+3と台湾。LLABSの可能性>
「政治的制約を超える台湾と東南アジアの「非政府間」の強い結びつき」
林泉忠(東京大学東洋文化研究所特任研究員)

◇自由討論
フィリピン市民の意見 … ジョアン・セラノ(フィリピン大学オープンユニバーシティ教授)
インドネシア市民の意見 … ジャクファル・イドルス(国士舘大学21世紀学部専任講師)
タイ市民の意見 … モトキ・ラクスミワタナ(早稲田大学アジア太平洋研究科)

◇総括 平川均(名古屋大学名誉教授)

プログラム
https://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2025/01/SGRAForum75Program.pdf

英語版プログラム

75th SGRA Forum/45th Sustainable Shared Growth Seminar “East Asia Citizens Dialogue”

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