SGRAメールマガジン バックナンバー

Invitation to SGRA Webinar “The 5th Dialogue of National Histories”

***********************************************
SGRAかわらばん849号(2020年12月10日)
***********************************************

◆第65回SGRAフォーラム/第5回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性
オンライン会議「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」へのお誘い

下記の通り第5回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性をオンラインで開催いたします。参加ご希望の方は、事前に参加登録をお願いします。聴講者はカメラもマイクもオフのWebinar形式で開催しますので、お気軽にご参加ください。

テーマ:「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」
日 時:2021年1月9 日(土)午後2時~5時15分(日本時間)
方 法:Zoom_Webinarによる
言 語:日中韓3言語同時通訳付き
主 催:渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)

※参加申込(下記リンクより参加登録をお願いします)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_qneDSQLgS4GWpaC1tLzuoQ

お問い合わせ:SGRA事務局([email protected] +81-(0)3-3943-7612)

■概要

渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)では、2016年以来「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を4回実施してきたが、今回は初めて試みとしてオンラインで半日のプログラムを開催する。今回のフォーラムでは、3カ国の歴史研究者が近代史の中の感染症についての研究を発表し、東アジア地域の交流史としての可能性を議論する。
なお、円滑な対話を進めるため、日本語⇔中国語、日本語⇔韓国語、中国語⇔韓国語の同時通訳をつける。フォーラム終了後は講演録(SGRAレポート)を作成し、参加者によるエッセイ等をメルマガ等で広く社会に発信する。

■テーマ「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」

東アジア地域で持続的に続く交流の歴史の中で、感染症の発生と流行が日中韓3国に及ぼした影響と社会的対応の様相を検討する。感染症はただ一国にとどまらず、頻繁に往来した商人たちや使節などに因って拡散され、大きな人的被害を招いた。感染症が流行する中、その被害を減らすために、各国なりに様々な対処方法を模索した。これを通じて感染症に対する治療方法のような医学知識の共有や防疫のための取り締まり規則の制定などが行われた。この問題について各国がどのように認識し、如何に対応策を用意したかを検証し、さらに各国の相互協力とその限界について考える。

■プログラム

第1セッション(14:00-15:40) 座長:村和明(東京大学)

【歓迎挨拶】今西淳子(渥美国際交流財団)
【開会挨拶】趙珖(韓国国史編纂委員会)

【発  表】
韓国:朴漢珉(東国大学)「開港期朝鮮におけるコレラ流行と開港場検疫」
日本:市川智生(沖縄国際大学)「19世紀後半日本における感染症対策と開港場」
中国:余新忠(南開大学)「中国防疫メカニズムの近代的発展と性格」

【指定討論】
韓国:金賢善(明知大学)
日本:塩出浩之(京都大学)
中国:秦方(首都師範大学)

第2セッション(15:45-17:15) 座長:南基正(ソウル大学)

【論点整理】劉傑(早稲田大学)
【自由討論】パネリスト(国史対話プロジェクト参加者)
・韓国:
李命美(慶尚大学)、金甫桄(嘉泉大学)、許泰玖(カトリック大学)、崔ジョヒ(徳成女子大学)、韓承勲(韓国芸術総合学校)、韓成敏(大田大学)、金キョンテ(全南大学)
・日本:
向正樹(同志社大学)、四日市康博(立教大学)、八百啓介(北九州市立大学)、大川真(中央大学)、大久保健晴(慶応義塾大学)、青山治世(亜細亜大学)、平山昇(神奈川大学)
・中国:
鄭潔西(寧波大学)、孫衛国(南開大学)、孫青(復旦大学)、彭浩(大阪市立大学)、李恩民(桜美林大学)
・ゲスト:
明石康(元国連事務次長)、楊彪(華東師範大学)、王文隆(国立政治大学)、段瑞聡(慶応義塾大学)
・オブザーバー:
葛兆光(復旦大学)、祁美琴(中国人民大学)

【総  括】宋志勇(南開大学)
【閉会挨拶】三谷博(跡見学園女子大学)

※同時通訳
韓国語⇔日本語:李ヘリ(韓国外国語大学)、安ヨンヒ(韓国外国語大学)
日本語⇔中国語:丁莉(北京大学)、宋剛(北京外国語大学)
中国語⇔韓国語:金丹実(フリーランス)、朴賢(京都大学)

※プログラム・会議資料の詳細は、下記リンクをご参照ください。
・プロジェクト概要
http://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2020/10/J_Kokushi4_ProjectPlan.pdf
・プロジェクト資料

第5回「国史たちの対話」オンライン会議資料


・チラシ
http://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2020/11/J-Kokushi5-Poster-light.jpg

*********************************************
★☆★お知らせ
◇「国史たちの対話の可能性」メールマガジン(日中韓3言語対応)
SGRAでは2016年から「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を続けていますが、2019年より関係者によるエッセイを日本語、中国語、韓国語の3言語で同時に配信するメールマガジンを開始しました。毎月1回配信。SGRAかわらばんとは別に配信するため、ご関心のある方は下記より登録してください。
https://kokushinewsletter.tumblr.com/

●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。
●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。

無料メール会員登録


●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。
●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。
●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/sgra/
●SGRAは、渥美財団の基本財産運用益と法人・個人からの寄附金、諸機関から各プロジェクトへの助成金、その他の収入を運営資金とし、運営委員会、研究チーム、プロジェクトチーム、編集チームによって活動を推進しています。おかげさまで、SGRAの事業は発展しておりますが、今後も充実した活動を継続し、ネットワークをさらに広げていくために、皆様からのご支援をお願い申し上げます。

寄付について

関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局
〒112-0014
東京都文京区関口3-5-8
(公財)渥美国際交流財団事務局内
電話:03-3943-7612
FAX:03-3943-1512
Email:[email protected]
Homepage:http://www.aisf.or.jp/sgra/
*********************************************