SGRAメールマガジン バックナンバー

Invitation to SGRA China Forum #9

*******************************************************************
SGRAかわらばん590号(2015年10月15日)

(1)第9回SGRAチャイナ・フォーラムへのお誘い
   「日中200年――文化史からの再検討」(11月20日フフホト、22日北京)

(2)第8回SGRAカフェへのお誘い(10月24日東京)(再送)
   「女子大は、要る?~『女』、『男』と大学について考えよう~」

(3)第50回SGRAフォームin北九州へのお誘い(11月14日北九州)(再送)
「青空、水、くらし――環境と女性と未来に向けて」
*******************************************************************

(1)第9回SGRAチャイナ・フォーラムへのお誘い

下記の通り、第9回SGRAチャイナ・フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局( sgra-office@aisf.or.jp )にご連絡ください。

◆「日中200年――文化史からの再検討」

【1】フフホトフォーラム
日 時:2015 年11月20日(金)15時~17時
会 場:内蒙古大学蒙古学学院2楼大会議室

【2】北京フォーラム
日 時:2015 年11月22日(日)15時~17時
会 場:北京大学外国語学院新楼501会議室

主 催:渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)
共 催:清華東亜文化講座
助 成:国際交流基金北京日本文化センター
協 力:北京大学日本言語文化学部(北京フォーラム)       
    内蒙古大学蒙古学学院蒙古歴史学部(フフホトフォーラム)

●フォーラムの趣旨:

従来、東アジアの歴史を語る時、ほとんどの識者が古代の交流史と対比して、近代の抗争史を強調し、両者の間に一つの断絶を見出そうとしてきた。たしかに政治、外交だけに目を向ければ、日中、日韓などの間に戦争も含む数多くの対抗や対立が頻発し、ほとんど正常な隣国関係を築くことができなかった。しかし、もしこの間の三国間の文化的交流、往来の足跡を精査すれば、そこには近代以前とは比べられないほど多彩多様な事実、事象が存在していることに気付くだろう。そしてその多くはいずれも西洋という強烈な「他者」を相手に、互いの成果、経験、また教訓を利用しながら、その文化、文明的諸要素の吸収、受容に励む努力の跡にほかならない。その意味で、東アジア、とりわけ日中韓三国はまぎれもなく古来の文化圏と違う形で西洋受容を中心とする一つの近代文化圏を形成していたのである。

また、従来、日本にせよ、中国にせよ、その歩んできた歴史を振り返る際に、往々にして周辺との関係を軽視し、あたかも単独で自らのすべてを作り出したかのような傾向も存在している。これはあきらかに近代以降のいわゆる国民国家という枠組みの中で成立したナショナリズムに由来する一国主義のもたらした影響である。ところが、多くの古代、近代の史実が示したように、純粋な国風文化はそもそも「神話」に過ぎず、われわれはつねに他者との関係の中で「自分」そして「自分」の文化を形作ってきたのである。近代日本にとって、この他者は、むろんまず西洋という存在になるが、ともにその受容の道程を歩んだもう一つの他者――中国や韓国も当然無視すべきではないだろう。

そして、昨今、とりわけ日中の間にさまざまな摩擦が生じる時に、よく両国の「文化」の違いが強調され、その文化の差異に相互の「不理解」の原因を探ろうとする動向も見られる。しかし、これもきわめて単純な思考と言わざるを得ない。文化にはたしかに変わらない一部の古層があるが、つねに歴史性を持ち、時代に応じて流動的に変化する側面も存在する。したがって共通する大事な歴史的体験を無視し、文化の差異ばかりを強調するのはいささかも生産的ではなく、結局は自らを袋小路に追い込むことにしかならない。

以上に鑑み、本フォーラムでは、いわば在来の一国主義史観、文化相互不理解論などの弊害を修正し、過去の近代東アジア文化圏、文化共同体の存在を振り返りながら、その経験と教訓を未来にむけていかに生かすべきかについて検討し、皆さんとともにその可能性を探ってみたい。

(参考文献:劉建輝著『増補・魔都上海――日本知識人の「近代」体験』2010年、同『日中二百年――支え合う近代』2012年)

●プログラム

【1】 フフホトフォーラム(講演)
総合司会:宝音德力根(内蒙古大学蒙古学学院蒙古歴史学部)
講 演:劉 建輝(国際日本文化研究センター)
討論者:王 中忱(清華大学中国文学科)
    周 太平(内蒙古大学蒙古学学院蒙古歴史学部)
    蘇德華力格(内蒙古大学蒙古学学院蒙古歴史学部)

【2】 北京フォーラム(パネルディスカッション) *日中同時通訳付き
総合司会:孫 建軍(北京大学日本言語文化学部)
問題提起:劉 建輝(国際日本文化研究センター)
モデレーター:王 中忱(清華大学中国文学科)
討 論 者:王 京(北京大学日本言語文化学部)
     劉 暁峰(清華大学歴史学科)
     王 成(清華大学日本言語文学研究科)

日本語プログラム http://goo.gl/Y1gESy
中国語プログラム http://goo.gl/BxGuv2
ポスター http://goo.gl/JHLYlK

(2)第8回SGRAカフェへのお誘い(再送)

SGRAでは、良き地球市民の実現をめざす(首都圏在住の)みなさんに気軽にお集まりいただき、講師のお話を伺う<場>として、SGRAカフェを開催しています。今回は、「性別やジェンダー(「女」「男」であること等)について、考えるきっかけをつくる」ことをめざし、シンガポール出身のシム_チュンキャットさん、ノルウェー出身のデール_ソンヤさんのお二人を中心とした座談会を開催します。

準備の都合がありますので、参加ご希望の方は、事前に、SGRA事務局へお名前、ご所属、連絡用メールアドレスをご連絡ください。

◆「女子大は、要る?~『女』、『男』と大学について考えよう~」

日時:2015年10月24日(土)14時~17時
会場:渥美国際交流財団ホール
http://www.aisf.or.jp/jp/map.php
会費:無料
お問い合わせ・参加申込み:SGRA事務局(sgra-office@aisf.or.jp)

◇講師からのメッセージ:

日本には、女子大学というものがまだ存在しています。男女平等という話題が盛り上がっている現在において、女性しか通えない大学は要らないと思っている人は多いかもしれません。男子大学はないし、男女平等の社会だったら、性別に関わらず誰でもどのスペースでも利用できるはずでしょう。

このカフェは、性別やジェンダー(「女」「男」であること等)について、考えるきっかけにしていただけたらと思います。大学というテーマを中心に、「女」である、または「男」であることと、その社会的な妥当性について考えましょう。

女子大や、大学でジェンダーの勉強することについての発表の後、このテーマについて話し合う場をつくりたいと思っています。このカフェは講演会ではなく、ディスカッションのためのカフェです。皆さんの積極的な参加をお待ちしています!

◇講師略歴

<シム_チュンキャット Sim_ChoonKiat 沈_俊傑>
シンガポール教育省・技術教育局の政策企画官などを経て、2008年東京大学教育学研究科博士課程修了、博士号(教育学)を取得。昭和女子大学人間社会学部・現代教養学科准教授。SGRA研究員。

<デール、ソンヤ Sonja_Dale>
2014年上智大学グローバル・スタディーズ研究科博士課号取得。東海大学他非常勤講師。ウォリック大学哲学部学士、オーフス大学ヨーロッパ・スタディーズ修士。2012年度渥美奨学生。

(3)第50回SGRAフォーラムin北九州へのお誘い(再送)

下記のとおり、第50回SGRAフォーラムを開催いたします。
参加ご希望の方は、SGRA事務局にご連絡ください。

◆「青空、水、くらし――環境と女性と未来に向けて――」

日時:2015年11月14日(土)午後1時~5時
会場:北九州市立大学北方キャンパス_本館2階C-202教室
http://www.kitakyu-u.ac.jp/access/kitagata.html

参加費:フォーラム/無料、 
フォーラム終了後の交流会/一般1000円、学生500円を予定

お問い合わせ・参加申込み:SGRA事務局宛に事前にお名前、ご所属、連絡先をご連絡の上、参加申込みをしてください。
SGRA事務局(sgra-office@aisf.or.jp Tel: 03-3943-7612)

◇フォーラムの概要:

北九州市は大気汚染や水質汚濁など1950年代、60年代の経済成長に伴ってもたらされた深刻な公害を克服し、今日では国から「環境未来都市」に選定されるなど「世界の環境首都」を目指したまちづくりを行っています。

その礎を築いたのは、当時、子どもの健康を心配した母親たちでした。母親たちは「青空が欲しい」というスローガンを掲げ、「反対運動」や「告発」ではなく、母親たち自らの活動により、企業や行政に改善を求める運動を起こし、それが公害克服と環境再生の原点となったと同時に女性(母親)の社会参加の象徴ともなったのです。

今回のフォーラムは《青空、水、くらし-環境と女性と未来に向けて-》と題して、北九州市のみならず、中国、韓国などの事例をもとに、深刻化する環境問題に直面する女性や母親の意識の変化や社会参加の試みについて議論します。

◇プログラム:

総合司会:高_偉俊(北九州市立大学国際環境工学部教授/SGRAメンバー)

13:00~14:30【事例発表】

開会の挨拶
今西淳子(渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA代表))
近藤倫明(北九州市立大学学長)

事例発表1(日本)
「『青空がほしい』運動に学ぶ-現在に問いかけるもの-」
神﨑智子(アジア女性交流・研究フォーラム主席研究員)

事例発表2(中国)
「変わるのか、母親の意識-中国の母親の環境意識の変化と活動-」
斉藤淳子(北京在住フリージャーナリスト)

事例発表3(韓国)
「絶え間ない歩み-韓国YWCAの環境活動と女性の社会参加-」
李ユンスク(韓国YWCA運動局部長)

14:45~17:00【オープンフォーラム】
モデレーター:田村慶子(北九州市立大学法学部教授)
神﨑智子(アジア女性交流・研究フォーラム主席研究員)
斉藤淳子(北京在住フリージャーナリスト)
李ユンスク(韓国YWCA運動局部長)
小林直子(特定非営利活動法人_里山を考える会)

閉会の挨拶と第3回アジア未来会議に向けた展開_高_偉俊

17:00~18:30【交流会】
希望者のみ(会費:一般1,500円、学生500円を予定)

◇プログラムの詳細は、下記のURLをご覧ください。
http://goo.gl/mYBk0g

**************************************************
★☆★SGRAカレンダー
◇第8回SGRAカフェ<参加者募集中>
「女子大は、要る?~『女』、『男』と大学について考えよう~」
(2015年10月24日東京)
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/2015/4990/
◇第50回SGRAフォーラム<参加者募集中>
「青空、水、くらし-環境と女性と未来に向けて」
(2015年11月14日北九州市)
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/2015/4961/
◇第9回SGRAチャイナ・フォーラム<参加者募集中>
「日中200年―文化史からの再検討」
(2015年11月20日フフホト、22日北京)
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/2015/5098/
◇第6回日台アジア未来フォーラム(2016年5月21日高雄)
「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」
http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/taiwan/2015/4439/
発表論文の投稿は締め切りました。

◇第3回アジア未来会議「環境と共生」<発表要旨募集中>
(2016年9月29日~10月3日、北九州市)
http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/
一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。
☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。

●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。
●登録および配信解除は下記リンクからお願いします。
http://www.aisf.or.jp/mailmaga/entry/mailing_form/
●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。
●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。
●皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。
●SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただけます。
http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2015/?cat=11

関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局
〒112-0014
東京都文京区関口3-5-8
渥美国際交流財団事務局内
電話:03-3943-7612
FAX:03-3943-1512
Email: sgra-office@aisf.or.jp
Homepage: http://www.aisf.or.jp/sgra/
**************************************************