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[SGRA_Kawaraban] Invitation to SGRA Forum 49 (July 18, Tokyo)

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SGRAかわらばん570号(2015年5月28日)

【1】第49回SGRAフォーラムへのお誘い(7月18日東京)
「日本研究の新しいパラダイムを求めて」

【2】第4回SGRAワークショップへのお誘い
   「<知の空間>を創る」(7月3日〜4日蓼科)
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【1】第49回SGRAフォーラム「日本研究の新しいパラダイムを求めて」へのお誘い

下記の通りSGRAフォーラムを開催いたします。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご
所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。SGRAフォーラムはどなたにもご参
加いただけますので、ご所属のメーリングリスト等でご宣伝いただけますと幸いで
す。

テーマ:「日本研究の新しいパラダイムを求めて」

日時:2015年7月18日(土)午前9時30分〜午後5時

会場:早稲田大学大隈会館 (N棟2階 201、202号室)
   http://www.waseda.jp/somu-d2/kaigishitsu/#link7

参加費:無料
使用言語:日本語
お問い合わせ・参加申込み:SGRA事務局 [email protected]

◇フォーラムの趣旨

渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)は、2014年8月にインドネシア・バ
リ島で開催した第2回アジア未来会議において、円卓会議「これからの日本研究:学
術共同体の夢に向かって」を開催した。この円卓会議に参加したアジア各国の日本研
究者、特にこれまで「日本研究」の中心的役割を担ってきた東アジアの研究者から
「日本研究」の衰退と研究環境の悪化を危惧する報告が相次いだ。

こうした状況の外的要因として、アジア・世界における日本の国際プレゼンスの低下
と、近隣諸国との政治外交関係の悪化が指摘されている。一方では東アジアの日本研
究が日本語研究からスタートし、日本語や日本文学・歴史の研究が「日本研究」の主
流となってきたことにより、現代の要請に見合った学際的・統合的な「日本研究」の
基盤が創成されていないこと、また各国で日本研究に関する学会が乱立し、国内のみ
ならず国際的な連携を図りづらいこと、などが内的要因として指摘されている。

今回のフォーラムでは、下記の4つのテーマを柱とした議論を行い、東アジアの「日
本研究」の現状を検討するとともに「日本研究の新しいパラダイム」を切り開く契機
としたい。

1.東アジアの「日本研究」の現状と課題、問題点などの考察
2.アジアで共有できる「公共知」としての「日本研究」の位置づけ及び「アジア研
究」の枠組みの中での再構築
3.「アジアの公共知としての日本研究」を創成するための基盤づくりと知の共有の
ための基盤づくり、国際研究ネットワーク/情報インフラの整備等の構想
4.日本の研究者、学識者との連携と日本の関係諸機関の協力と支援の重要性

◇プログラム

【基調講演・報告】9:30〜12:00

基調講演 :平野健一郎(早稲田大学名誉教授)

報告1: 中国の日本研究の現状と未来
楊 伯江(中国社会科学院日本研究所副所長)

報告2: 韓国の日本研究の現状と未来
朴 喆煕(ソウル大学日本研究所所長)

報告3: 台湾の日本研究の現状と未来
徐 興慶(台湾大学日本研究センター所長)

報告4: 日本研究支援の現状と展望
茶野純一(国際交流基金日米センター所長、日本研究・知的交流部長)

【ディスカッション(円卓会議方式)】13:00〜17:00

モデレーター:南 基正(ソウル大学日本研究所研究部長)
論点整理:劉 傑(早稲田大学社会科学総合学術院教授)

詳細は下記リンクをご覧ください。
http://www.aisf.or.jp/sgra/schedule/SGRAForum49Program.pdf

【2】第4回SGRAワークショップ「<知の空間>を創る」へのお誘い

SGRAでは会員を対象としたワークショップを下記の通り行います。
参加ご希望の方は、SGRA事務局へご連絡ください。

テーマ: 「<知の空間>を創る」

日 時: 2015年7月3日(土)午前9時30分 〜 6日(日)午後1時

集 合: 現地集合(東京商工会議所 蓼科フォーラムにて受付)
     http://www.tokyo-cci.or.jp/tateshina/access/

参加費: 5000円(食費、宿泊費(相部屋)を含む)

申し込み・問い合わせ:SGRA事務局([email protected]

○ワークショップの趣旨:

SGRAでは、7月18日(土)にSGRAフォーラム「日本研究の新しいパラダイムを求め
て」を開催します。このフォーラムでは、東アジアの日本研究の第一線で活躍する研
究者が一堂に集まり、日本研究の成果を「アジアの公共知」を目指して、新しい日本
研究ネットワーク(「知の空間」)の創造に向けた基盤づくりについてのディスカッ
ションを行います。「知の空間」とは、極めて抽象的な概念です。また、非常に主観
的、個人的なものであるともいえるでしょう。皆さんは「知の空間」についてどのよ
うなイメージをお持ちでしょうか?「知の空間」は知の共有と交流により生まれる、
また、知の生産と流通、消費によって生まれるとも言えるでしょう。一方で、現代の
インターネットの時代にあって「知の空間」は無限大に広がるものかも知れません。
今回のワークショップでは、講師のレクチャー、様々なキーワード、研究経験などを
踏まえて、「あなたにとっての『知の空間』」のイメージを語り共に考えたいと思い
ます。

○プログラム

7月4 日(土)(於:東商蓼科フォーラム)
9:30〜12:00 「知の空間を創る」+グループ分け
・講演 劉 傑「日本研究ネットワークと『知の空間』の構築に向けて」(仮題)
・講演 茶野純一「知的交流から生まれる『知の空間』」(仮題)
12:00〜13:30 昼食
13:30〜15:00 ゲーム感覚のグループワーク
15:00〜15:30 休憩
15:30〜17:00 グループワーク、ディスカッション

7月5日(日)
9:30〜12:00 発表・まとめとふりかえり

皆様のご参加をお待ちしています。

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● SGRAカレンダー
○第4回SGRAワークショップin蓼科
(2015年7月3日〜5日)<参加者募集中>
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/4_sgrain.php
○第49回SGRAフォーラム
「日本研究の新しいパラダイムを求めて」
(2015年7月18日東京)<参加者募集中>
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/49sgra.php
★☆★第3回アジア未来会議 <論文(要旨)募集中>
(2016年9月29日〜10月3日、北九州市)
http://www.aisf.or.jp/AFC/2016/
奨学金・優秀論文賞の対象となる論文(要旨)の投稿締め切りは2015年8月31日で
す。
一般の論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿締め切りは2016年2月28日です。
○アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来に
ついて語る<場>を提供します。

●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会員
のエッセイを、毎週木曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご購読
いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。下記URLより自動登録していた
だくこともできますし、事務局までご連絡いただいても結構です。
http://www.aisf.or.jp/sgra/entry/registration_form/
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ださい。
● エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。
● 配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務
局より著者へ転送します。
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● SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いただ
けます。
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/sgra2014/

関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局
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渥美国際交流財団事務局内
電話:03−3943−7612
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