SGRAメールマガジン バックナンバー

[SGRA_Kawaraban] Dong Bingyue “Thinking about the Future of Asia From the Double Layered PLACE”

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SGRAかわらばん536号(2014年9月24日)

【1】エッセイ:董 炳月「二重の『場』から、アジアの未来を」

【2】活動報告:金 兌希「第3回SGRAワークショップ報告」
   「ひとを幸せにする科学技術とは」

【3】GVJ『Column & Photo Contest 2014』募集開始!
「留学生・日本留学経験者が見る日本」

【4】第3回ふくしまスタディツアー参加者募集
「飯舘村、あれから3年」10月17日(金)〜19日(日)
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【1】SGRAエッセイ#423

■ 董 炳月「二重の『場』から、アジアの未来を」

第2回アジア未来会議がインドネシアのバリ島で開催されました。「この会議は、
日本で学んだ人、日本に関心のある人が集い、アジアの未来について語る『場』を
提供することを目的としています」と主催者は宣言しています。ここで言われてい
る「場」とは一体何でしょうか。もしこの「場」を「会場」として理解するだけ
だったら、勿体ないと思います。会議が開かれる処、つまり「会場」の所在地も
「場」です。今回の会議に即して言えば、バリ島も重要な、更に大きい「場」で
す。つまり、主催者は参加者に二重の「場」を提供しました。二重の「場」によっ
て、「アジア」は研究対象として討論されるだけではなく、参加者が身を持って体
験する対象にもなりました。本当にありがたいことです。

私は北京からの参加者として、会場で日本やフィリピン及びシンガーポールの参加
者の「中国台頭」に関する発表を聞いて、様々な問題を考えるようになりました。
彼らはこのように中国を見るのだ、やはり外部から見る中国と内部から見る中国と
は違うのだ、と。「台頭」とは何だろうか、中国は本当に「台頭」したか、と。経
済から見れば、中国は確かに台頭しつつあると言えます。但し、それは問題の一面
に過ぎません。その反面、経済躍進によって生じた社会問題は山ほどあります。環
境汚染、官僚腐敗、貧富の差、道徳の堕落、などなど。全体から見れば中国はまだ
まだ「台頭」していません。中国にとっては、日本だけでなく、バリ島にも学ぶべ
きところは多い、と私は言いたかったのです。これからの中国はアジアに貢献する
「台頭」を追求すべきだとも考えました。

「バリ島」という二つ目の「場」からの収穫は更に多かったのです。8月21日の夜
ホテルに着き、チェックインの手続きをして部屋に入る前から、すでに廊下に流れ
る音楽に魅了されてしまいました。なんと寂しくて、ロマンチックな音楽だろう、
と。後で知りましたが、それは小さな笛と竹の琴で演奏する地元の音楽です。CDが
入手できたので、北京に戻った今も楽しめます。私は日本の演歌も沖縄民謡もモン
ゴルのホーミィー(特殊発声で歌う歌)も好きなので、バリ島の音楽を加えると
「アジア音楽」ができそう、という感じがします。

バリ島の生活様式の観察から得たものは、人文社会科学の研究者として非常に大き
な収穫でした。会議は23日をもって終わり、24日は会場から出て見学ツアーに参加
しました。驚いたことは到る所に神廟(ヒンドゥー教の寺)が建てられていること
です。神廟の面積は町の建築総面積の四分の一ぐらいを占めるのではないかと思い
ます。ガイドの話によると、住民は毎日少なくとも2回神廟を参拝します。つま
り、バリ島(拡大して言えばインドネシア)は自分なりの宗教、信仰、生活様式を
持っています。普通の中国人及び中国知識人はどれほどバリ島(及び東南アジア)
に関心を寄せているでしょうか。明らかに、アメリカやヨーロッパに対する関心ほ
ど高くはありません。中国ではイギリスを「大英帝国」と言うこともありますが、
もし国土面積や人口規模がずっとイギリスを上回るインドネシアを「大インドネシ
ア」と言ったら笑われるでしょう。

経済発展に専念する中国においては、バリ島の人々の生活様式を「価値」として認
めることも難しいです。東洋の近代史は西洋の東洋に対する浸入、及び東洋の西洋
に対する抵抗の歴史と言われますが、その一方で、東洋は抵抗の過程において西洋
の論理と価値観をも受入れました。この両面性を直視しなければなりません。中国
語には「勢利」という言葉があります。「shi-li」という発音で、意味は「金力や
権力に靡く態度」です。実に、日本の近代も中国の現代も「勢利」の時代です。
「西洋志向」という病気に罹ったのは日本だけではなく、中国も同じです。「発
展」や「富強」(富国強兵)ばかりを追求しています。バリ島が教えてくれたのは
「発展」も「富強」も絶対価値ではなく、相対価値にすぎない、ということです。

アジア未来会議はバリ島南東部のビーチで開かれましたが、そのホテルの10階建て
の建物以外にビルはありません。ホテル建設後、住民の反対運動によって、バリ島
では椰子の木よりも高い建物は禁止になったからだそうです。私は緑に囲まれた低
い建物を見て、北京や東京の高層ビルがますます嫌になりました。観光バスの中で
地元のガイドが「私たちはできる限り稲と木を植え、セメントを植えません」と言
いました。哲学者のようなガイドだ、と思いました。彼は見事に地元の価値観を表
現しました。中国沿海地方と比べて、バリ島の経済発展は遅れているかもしれませ
んが、バリ島の人々は必ずしも不幸ではありません。むしろ、彼らの生活様式は大
都会に住む私たちより「合理的」なのです。

会議主催者がバリ島を開催地として選んだのは偶然かもしれないが、「多様性と調
和」という総合テーマはバリ島で開催することによって見事に完成したと思いま
す。インドネシアのバリ島、ヒンドゥー教のバリ島、そしてインドや中国の文化の
影響を受けたバリ島で、十数カ国からの数百人の参加者が、日本の獅子舞とバリ島
のバロンダンスの共演を観賞する、これは素晴らしい「多様性と調和」だと思いま
した。もっと大事なのは参加者の観念の中で発生した「多様性と調和」です。それ
は目に見えないものです。

二重(二重以上かもしれない)の「場」を、各国からの参加者に提供した主催者の
意図は達成されたと思います。アジア未来会議は価値観の共同体を作っているので
す。参加者は国籍や専門などが違っていても、「共同価値観」を持ち、或いは持て
るようになります。共同価値観というのは、アジアに対する関心と共感、他者に対
する尊重などが含まれます。この価値観を共有する共同体が大きくなって行けば、
アジアの未来はきっと明るいと信じます。現在の中国に金持ちは多いですが、彼ら
が渥美国際交流財団を模範にして、国境を越えた文化交流に貢献することを望んで
います。 

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<董炳月(とうへいげつ)Dong Bingyue>
中日近代文化専攻。1987年北京大学大学院中国語中国文学学科修士号取得、中国現
代文学館に勤める。1994年に日本留学、東京大学人文社会系研究科に在学。1998年
に論文『新しき村から「大東亜戦争」へ—武者小路実篤と周作人との比較研究』で
文学博士号取得。1999年から中国社会科学院に勤め、現在は同文学研究所研究員、
同大学院文学学科教授。2006年度日本国際交流基金フェローシップ。著書は『「国
民作家」の立場—近代日中文学関係研究』、『「同文」の近代転換—日本語借用語
彙の中の思想と文学』など。評論集は『茫然草』、『東張東望』など。翻訳書は多
数。
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【2】活動報告

■ 金 兌希「第3回SGRAワークショップin蓼科『ひとを幸せにする科学技術とは』
報告」

渥美国際交流財団2014年度蓼科旅行・第3回SGRAワークショップin蓼科は、2014年7
月4日(金)から6日(日)の週末に行われました。ワークショップでは、「『ひと
を幸せにする科学技術』とは」をテーマに、講演やグループディスカッションなど
が行われました。

7月4日の早朝、現役・元渥美奨学生らを中心とした約40人の参加者は新宿センター
ビルに集合し、貸切バスで蓼科高原チェルトの森へ向かいました。旅路の途中、
SUWAガラスの里ではガラス工芸品の鑑賞を、諏訪大社上社本宮ではお参りをしまし
た。渋滞に巻き込まれることもなく、予定通り16時過ぎにはチェルトの森にある蓼
科フォーラムに到着しました。チェルトの森の自然は素晴らしく、空気がとても澄
んでいて、自然に心と体が休まっていくのを感じました。

夕食後、オリエンテーションとアイスブレーキングが行われました。アイスブレー
キングでは、それぞれの趣味や家族構成などの簡単な紹介から、自分のこれまでの
人生のモチベーショングラフを作成し説明し合うなど、短いながらも密度の濃い交
流時間を持ちました。普段の会話では話すことがあまりないような、それぞれの人
生や価値観などについても垣間見ることができるような時間でした。

7月5日、朝から本格的なワークショップが開催されました。ワークショップは、大
きく分けて、講演とグループディスカッションで構成されました。

最初に、立命館大学名誉教授のモンテ・カセム先生による講演、「次世代のダ・
ヴィンチを目指せ—地球規模の諸問題を克服するための科学技術イノベーションに
向けて—」が行われました。カセム先生は、専門も多岐に亘るだけでなく、大学や
国連など、様々な領域で活躍されてきた経歴をお持ちで、講演内容にも多くのメッ
セージが含まれていました。その中でも、先生が強調されたのは、学際的なコミュ
ニティーで行われる「共同」作業が生み出すイノベーションが持ち得る大きな可能
性でした。先生は、そのような共同作業が生み出す、新たなものを創造していくエ
ネルギーを、ルネサンスを築いたダ・ヴィンチに見たて、現代の諸問題を克服して
いくために有用に活用すべきだと力説されました。講演の中では、その実例とし
て、カセム先生自身の京都とスリランカのお茶プロジェクトの取り組みについての
紹介などがありました。さらに、そのようなイノベーションを達成するには、個々
人の専門をしっかりと持つこと、そしてネットワーク、コミュニケーション等が重
要であると説明されました。講義の後には、活発な質疑応答も行われ、講演に対す
る高い関心が窺われました。

午後のワークショップは、参加者を6つのグループに分けて進められました。最初
に、いくつかの代表的な科学技術を象徴する製品の落札ゲームが行われました。各
グループには、仮想のお金が与えられ、その中で自分たちが欲しいと思う製品に呼
び値を付け、落札するというものです。その過程で、なぜその製品(科学技術)が
重要であるのか、各グループで議論し考える時間が持てました。

次に行ったのは、グループディスカッションでした。全てのグループに、人が幸せ
になるためのイノベイティブな科学製品を考案するという課題が出されました。グ
ループごとに人の幸せとは何なのか、その幸せを促進できる科学技術はどのような
ものなのか、議論が行われ、模造紙に科学製品を描いてまとめる作業をしました。

7月6日の最終日には、各グループが考案した製品を発表する時間を持ちました。そ
れぞれのチームから、とてもユニークなアイディア製品が紹介されました。具体的
には、瞬時に言語に関係なくコミュニケーションを可能にするノートパッド、イン
ターネットを利用した全世界医療ネットワークシステム、人型お助けロボット(オ
トモ)、健康管理から睡眠時間を効率的に調節できるなどの機能を持った多機能カ
プセルベッド(ダビンチベッド)、地域コミュニティー再生のための技術などが提
案されました。各チームが考案した製品は、医療格差、介護、社会の分断化など、
現代社会が直面している諸問題を反映し、それに対するユニークな解決策を提示し
ていました。

各グル—プが発表を行った後は、エコ、利潤性、夢がある、の3つの基準をもと
に、参加者全員による評価が行われました。その中で、総合的に最も高い評価を得
たものが、コミュニティー再生のための科学技術を提案したグループでした。この
グループは、希薄化されている地域コミュニティーの再生こそが人の幸せに繋がる
と考え、個人の利便性ばかり追求するのではなく、コミュニティーの再生に目を向
けるべきだという主張を行いました。科学技術そのものよりも、地域コミュニ
ティーの再生を謳ったグループが最も多くの支持を得たことは、とても興味深い結
果でした。参加者の多くが、コミュニティーの喪失を現代における大きな問題点だ
と認識しているということがわかりました。

最後に、全員が一人ずつ感想を述べる時間を持ちました。参加者からは、多様な専
門分野や背景を持った人々との議論が面白く、勉強になったという意見が多く挙が
りました。個人が各々の専門をしっかりと持ちながら、学際的なコミュニティーの
中で問題の解決に取り組むときこそイノベイティブなことができるという、カセム
先生の講演を今一度考えさせられました。

ワークショップを終えた後は、ブッフェ形式の昼食をとり、帰路につきました。帰
路の途中に、蓼科自由農園で買い物をし、予定通り19:00頃には新宿駅に着きまし
た。

今回のワークショップは、全ての参加者が積極的に参加できるような細かなプログ
ラムが用意されていたため、短時間で参加者同士の密接なコミュニケーションを図
ることができました。また、蓼科チェルトの森の素晴らしい自然も参加者の心をよ
り開放する一助となりました。今回のワークショップでできたコミュニティーやそ
の経験は、今後の学際的な、そしてイノベイティブな活動を行うエネルギーへと繋
がっていくことと思います。

当日の写真は下記リンクよりご覧いただけます。
www.aisf.or.jp/sgra/photos/

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<金兌希(きむ・てひ)Taehee Kim>
政治過程論、政治意識論専攻。延世大学外交政治学科卒業、慶應義塾大学にて修士
号を取得し、同大学後期博士課程在学中。2014年度渥美財団奨学生。政治システム
や政治環境などの要因が市民の民主主義に対する意識、政治参加に与える影響につ
いて博士論文を執筆中
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【3】GVJ『Column & Photo Contest 2014』募集開始!

Global Voices from Japan(GVJ)実行委員会/SGRA渥美国際交流財団は、留学生・日
本留学経験者を対象に現代日本の諸問題について日本人とは異なる視点で考えたこ
と、感じたことに関する懸賞コラムと写真を以下の要項で募集します。優秀な作品
はGVJのWebサイトに掲載するとともに共同通信のWebメディアを通じて世界に発信
されます。

◇募集期間は2014年9月15日から12月15日まで。
                      
◆Columnの部

募集のテーマ:「留学生・日本留学経験者が見る日本」

募集のカテゴリー:
Ⅰ「日本の大学の“国際化”に関する提言」
日本の大学が現在、積極的に取り組んでいる“国際化”に対して、留学経験を踏ま
えての意見・提言

Ⅱ「アジアとはなにか?」
グローバリズムとナショナリズムのはざまで揺れ動くアジア。アジアはどこへ向か
うのか。文明のるつぼといわれるアジアに共通項があるとしたら、それはなにか?

Ⅲ「あれから3年。−いま、福島を思う」
福島第一原発事故から3年半。経済成長や科学技術の発展と社会的リスクの相関性
について、改めて考えてみませんか?

使用言語・文字数:日本語・中国語(簡体・繁体)・ハングル1500字。英語1200単

賞・賞金:最優秀賞=各カテゴリー1名計3名・賞金各5万円、優秀賞=各カテゴ
リー2名計6名・賞金各3万円

◆Photoの部

募集のテーマ:「Japanese Culture, Cool or Not Cool?」
伝統文化から現代のサブカルチャーまで、見たまま、感じたままを3〜4コマの写真
とコメント(日本語100字、英語80単語)で表現

賞・賞金:ユニークで機知に富んだ作品に対して。GVJ賞・3点、各1万円
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応募資格:日本国内の留学生、日本留学経験者(国籍・在住地・年齢不問)
応募受付:GVJWebサイト( http://www.glovoices.com )
入選発表:2015年2月中旬(予定)、GVJWebサイトほか

【4】第3回ふくしまスタディツアー「飯舘村、あれから3年」参加者募集

渥美国際交流財団/SGRAでは2012年から毎年、福島第一原発事故の被災地である福
島県飯舘(いいたて)村でのスタディツアーを行ってきました。そのスタディツ
アーでの体験や考察をもとにしてSGRAワークショップ、SGRAフォーラム、SGRAカ
フェ、そしてバリ島で開催された「アジア未来会議」でのExhibition & Talk
Session「Fukushima and its aftermath-Lesson from Man-made Disaster」などを
開催してきました。今年も10月に3回目の「SGRAふくしまスタディツアー」を行い
ます。お友達を誘って、ご参加ください。

日程:2014年10月17日(金)、18日(土)、19日(日)2泊3日
参加メンバー:SGRA/ラクーンメンバー、その他
人数: 10〜15人程度
宿泊: ふくしま再生の会-霊山(りょうぜん)センター
参加費: 15,000円(ラクーンメンバーには補助金が出ます)
申込み締切: 9月30日(火)
申込み・問合せ: 渥美国際交流財団 角田(つのだ)
         Email:tsunoda@aisf.or.jp
Tel: 03-3943-7612
◇参加募集チラシ
http://www.aisf.or.jp/sgra/info/fukushima2014.pdf

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● SGRAカレンダー
【1】第3回SGRAふくしまスタディツアー<参加者募集中>
「飯舘村、あれから3年」(2014年10月17日〜19日)
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/33.php
【2】第8回SGRAチャイナフォーラム
「近代日本美術史と近代中国」<ご予定ください>
(2014年11月22日北京)
【3】第14回日韓アジア未来フォーラム・第48回SGRAフォーラム
「ダイナミックなアジア経済—物流を中心に」<ご予定ください>
(2015年2月7日東京)

●「SGRAかわらばん」は、SGRAフォーラム等のお知らせと、世界各地からのSGRA会
員のエッセイを、毎週水曜日に電子メールで配信しています。どなたにも無料でご
購読いただけますので、是非お友達にもご紹介ください。下記URLより自動登録し
ていただくこともできますし、事務局までご連絡いただいても結構です。
http://www.aisf.or.jp/sgra/entry/registration_form/
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● エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。
● 配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事
務局より著者へ転送いたします。
● 皆様のエッセイを募集しています。SGRA事務局へご連絡ください。
● SGRAエッセイやSGRAレポートのバックナンバーはSGRAホームページでご覧いた
だけます。
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/sgra2014/

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