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[SGRA_Kawaraban] Invitation to SGRA Forums

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SGRAかわらばん520号(2014年5月28日)

【1】フォーラム「科学技術とリスク社会」へのお誘い
    (5/31東京)<参加者募集中!当日飛び込み参加も受け付けます>

【2】フォーラム「東アジアにおけるトランスナショナルな文化の伝播・交流」
    (6/13台北)<参加者募集中!>

【3】シンポジウム「総合研究——ハルハ河・ノモンハン戦争」へのお誘い
     (8/9〜10ウランバートル)<論文・参加者募集中!>
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【1】第47回SGRAフォーラム「科学技術とリスク社会」へのお誘い(最終案内)
   ★☆★当日飛び込み参加も受け付けます★☆★

3・11/福島原発事故以降、「科学技術の限界」あるいは「専門家への信頼の危機」が
語られてきました。今回のSGRAフォーラムでは、島薗進先生(上智大学神学部教授−
宗教学/応用倫理)、平川秀幸先生(大阪大学コミュニケーションデザインセンター
教授−科学技術社会論)をお招きして、福島第一原発事故を事例として「科学技術と
倫理」、「科学技術とリスク社会」、「科学なしでは答えられないが、科学だけでは
答えられない問題群」などをテーマとしてオープンディスカッションを行います。参
加ご希望の方は、SGRA事務局宛に事前にお名前、ご所属、連絡先をご記入の上、お申
し込みください。

■テーマ:「科学技術とリスク社会:福島第一原発事故から考える科学技術と倫理」

■日 時:2014年5月31日(土)午後1時30分〜4時30分

■会 場:東京国際フォーラム ガラス棟 G610会議室
     https://www.t-i-forum.co.jp/general/access/

参加費:フォーラム/無料 懇親会/正会員1000円、メール会員・一般2000円

参加申込み・お問い合わせ:

SGRA事務局([email protected] Tel: 03-3943-7612 )

◇プログラムの詳細は、下記リンクをご参照ください。
http://www.aisf.or.jp/sgra/schedule/SGRAForum47Program(revised).pdf

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【2】第4回日台アジア未来フォーラム<参加者募集>

下記の通り第4回日台アジア未来フォーラムを台北にて開催します。参加ご希望の方
は、下記リンクよりお申込みください。

■テーマ「東アジアにおけるトランスナショナルな文化の伝播・交流—文学・思想・
言語—」

■概要
第4回日台アジア未来フォーラム「東アジアにおけるトランスナショナルな文化の伝
播・交流−文学・思想・言語−」は、2日にわたって開催する。1日目は台湾大学に
て「文学とメディア」「言語とメディア」「思想とメディア」3分野の基調講演、ま
た19本の研究発表を行う。2日目は元智大学にて川瀬健一氏が戦後台湾で上映された
映画について講演する。

■日時・会場
<第1部>
 日時:2014年6月13 日(金) 午前9時〜午後5時
 会場:台湾大学文学院講演ホール(台?市大安区羅斯福路四段1号)
<第2部>
 日時:2014年6月14日(土) 午前10時〜11時30分
 会場:元智大学彦公庁(桃園縣中?市遠東路135號)

■プログラムの詳細・参加申込みは下記リンクをご覧ください。
http://www.sgra2014jtaff.com/#!home-jp/c1ncc

■プログラム

◇第1部:6月13日(金)台湾大学にて

〈基調講演〉9:00〜12:00

【講演1】延広真治(東京大学名誉教授)
「「男はつらいよ」を江戸から見れば—第五作「望郷篇」の創作技法—」
日本人にとっての国民的映画といえば、山田洋次監督「男はつらいよ」。連作四十八
に及ぶ喜劇で、ギネスブックにも登録されました。その死によって連作に終止符をう
たざるを得なかった渥美清(あつみきよし)扮する、車寅次郎(くるまとらじろう)
は、今日も日本のどこかをさまよっていることでしょう。四十八作中、監督自ら客が
よく笑うと思われたのが第五作。この「望郷篇」の創作技法を、曲亭馬琴「南総里見
八犬伝」や講談「田宮坊太郎」など、江戸時代とかかわりの深い作品を中心に探って
みたいのです。

【講演2】横山詔一(国立国語研究所教授)
「電子メディアの漢字と東アジアの文字生活」
漢字のコンピュータ化に関する言語政策の歴史を簡単にふりかえる。東アジアで共通
して観察される「空書行動」の研究成果を解説する。台湾日本語学習者の異体字選好
データを紹介する。日本の文化庁による「漢字に対する世論調査」の結果にふれて、
東アジアの文字生活が今後どのように変化していくのかを参加者のみなさんと一緒に
考えていく手がかりを提供する。
 
【講演3】佐藤卓己(京都大学准教授)
「輿論と世論の複眼的思考—東アジアの理性的対話にむけて」
戦前の日本では輿論public opinionと世論popular sentimentsが区別されていたが、
今日では「世論と書いてヨロンと読む」習慣が定着している。「輿論の世論化」は
1920年代の大衆政治化、マスメディア普及とともに始まり、戦時下の国民精神総動員
で加速化した。ポスト総力戦体制からの「復員」は、輿論と世論を区別することから
始めるべきである。

<分科会とセッション> 13:00〜17:40
19件(6セッション)の研究発表。(研究発表者は、台、日、中、韓各国より公募)

【テーマ】
1. 古典書籍としてのメディア
2. 文学作品としてのメディア
3. メディアによる女性の表象
4. メディアによる文化の伝播
5. メディアと言語学習
6. メディアとイメージの形成

◇第2部:6月14日(土)元智大学にて

〈講演〉10:00〜11:30 
講演者:川瀨健一 東洋思想研究所
題目:「戦後台湾で上映された映画1945(民国34)年−1949(民国38)年」

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【3】第7回ウランバートル国際シンポジウム

■「総合研究——ハルハ河・ノモンハン戦争」<論文・参加者募集>

下記の通りモンゴル国ウランバートル市にてシンポジウムを開催いたしますので、論
文、参加者を募集いたします。

【開催趣旨】

謎に満ちたハルハ河・ノモンハン戦争は歴史上あまり知られない局地戦であったにも
かかわらず、20世紀における歴史的意義を帯びており、太平洋戦争の序曲であったと
評価されています。この戦争の真の国際的シンポジウムは、1989年、ウランバートル
でモンゴル、ソ連に加えて日本から研究者をむかえた3者での協同研究から始まりま
した。そして、1991年、東京におけるシンポジウムによって研究は飛躍的に進み、
2009年のウランバートル・シンポジウムではさらに画期的な展開をみせました。しか
し、国際的なコンテキストの視点からみると、これまでの研究は、伝統的な公式見解
のくりかえしになることが多く、解明されていない問題が未だ多く残されています。

立場や視点が異なるとしても、お互いの間を隔てている壁を乗りこえて、共有しうる
史料に基づいて歴史の真相を検証・討論することは、われわれに課せられた使命で
す。

ハルハ河・ノモンハン戦争後75年を迎え、新しい局面を拓くべく、われわれは、関係
諸国の最新の研究成果と動向、および発掘された史料を総括し、国際学術会議ならで
はのシンポジウム「総合研究——ハルハ河・ノモンハン事件戦争」を開催することに
いたしました。

本シンポジウムは、北東アジア地域史という枠組みのなかで、同地域をめぐる諸国の
力関係、軍事秩序、地政学的特徴、ハルハ河・ノモンハン戦争の遠因、開戦および停
戦にいたるまでのプロセス、その後の関係諸国の戦略などに焦点をあて、ミクロ的に
慎重な検討をおこないながら、総合的な透視と把握をすることを目的としています。
このシンポジウムを通して、お互いに学ぶことができ、ハルハ河・ノモンハン戦争の
一層の究明をすすめたいと願っています。

【日程・会場】 2014 年8月9(土)〜10日(日)

参加登録:8月9日(土)9:00〜9:30 モンゴル・日本人材開発センター
開会式・基調報告:8月9日(土)9:30〜12:00 モンゴル・日本人材開発センター
会議:8月9日(土)13:30〜18:00 モンゴル・日本人材開発センター
会議:8月10日(日)9:00〜12:00 モンゴル防衛大学会議室
視察:8月10日(木)13:00〜10:00 日本人抑留死亡者(ノモンハン戦死者含む)
慰霊碑、ジューコフ記念館見学、草原への旅行

■ 詳細は下記リンクをご覧ください。

案内状(日本語)
http://www.aisf.or.jp/sgra/schedule/MongoliaSymposium7InvitationJapanese.pdf

案内状(英語)
http://www.aisf.or.jp/sgra/schedule/MongoliaSymposium7InvitationEnglish.pdf
   
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● SGRAカレンダー
【1】第47回SGRAフォーラム(2014年5月31日東京)<参加者募集中>
「科学技術とリスク社会:福島原発事故から考える科学技術と倫理」
http://www.aisf.or.jp/sgra/schedule/SGRAForum47Program(revised).pdf
【2】第4回日台アジア未来フォーラム(2014年6月13日台北)
「トランスナショナルな文化の伝播・交流:思想・文学・言語」<参加者募集中>
http://www.sgra2014jtaff.com/#!home-jp/c1ncc
【3】第7回ウランバートル国際シンポジウム
「総合研究——ハルハ河・ノモンハン戦争」<論文・参加者募集中>
http://www.aisf.or.jp/sgra/combination/mongol/7_1.php
【4】第2回アジア未来会議
「多様性と調和」(2014年8月22日インドネシアバリ島)
http://www.aisf.or.jp/AFC/2014/
★オブザーバー参加者募集中★

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