ラクーン会 in フフホト + 北京



今年のSGRAチャイナフォーラム「日中二百年:文化史からの再考」は、フフホトの内モンゴル大学と、北京の北京大学で開催しました。

2015年11月19日夜、例年になく暖冬のフフホト空港に着くと、内モンゴル大学のネメフジャルガルさん(2008狸)とリンチンさん(2009狸)がリンチンさんの新車でお迎えに来てくださいました。お久しぶり!翌朝は、朝食からナヒヤ(2011狸)さんにガイドしていただき、講師の劉建輝先生(国際日本学研究センター)、討論者の王中忱先生(清華大学)と孫建軍さん(北京大学、2003狸)と一緒に、羊肉の肉まんを食べ、市内観光の後、午後にモンゴル学研究所でチャイナフォーラムを開催しました。モンゴル歴史学部の先生方と学生さんが100名近く集まってくださり、劉先生のご講演の後、活発な議論が行われました。その晩のしゃぶしゃぶの懇親会、翌朝、出発日のモンゴル式朝食まで、内モンゴル大学の3人のラクーンの先生方には素晴らしいチームワークでずっとお世話になったのに、写真を撮るのを忘れました!ネメフジャルガルさん、リンチンさん、ナヒヤさん、次回フフホトフォーラムはまず記念写真撮影をしましょう。

2015年11月21日午後北京に着くと11月には珍しい雪でした。それにもかかわらず、その夜に開催したラクーン会in北京には、金熙さん(1995狸)、蒋恵玲さん(2001狸)、孫建軍さん、朴貞姫さん(2003狸)、李成日さん(2006狸)、張亮さん(2013狸)と、アメリカからちょうどその日に着いたスペシャルゲストの張紹敏さん(1997狸)と今西の8人が集まりました。今年は朴さんのお薦めで、地下鉄五道口駅のショッピングモールの中の「零度空間」という台湾料理のお店でした。北京で、地下鉄の駅からすぐのモールの中のレストランというのは、東京と同じみたいで私には新鮮でした。北京〜天津方面には、他にも4名の狸が居て、皆さん中国版ラインで情報交換を行っています。この日も、厦門出張中の宋剛さん(2008狸)、赤ちゃんが生まれたばかりの劉健さん(2008狸)、上海出張中の解璞さん(2013狸)、家族の病気でドタキャンの天津のかく亮さん(2013狸)からも連絡がはいり、孫さんがさっそく集合写真を送っていました。

北京に行く前に、絶対に青空を見ようと願いました。22日(日)午後に北京大学で開催したフォーラムは、日曜日の上に大雪の中で大変でしたが、それでも50人以上の方々にお集まりいただき、熱のこもった議論が展開されました。このフォーラムに合わせて北京に来てくれたグロリアさん(2015狸)は発熱のため前日のラクーン会は欠席でしたが、フォーラムでは写真を撮ってくれました。フォーラムの後、隣接する直隷会館で懇親会をしました。最近は高級料理店でも持ち込みができるということで、ラクーンネットワークの力を発揮して、金熙さんにボルドーのワインを格安で仕入れていただきました。ありがとう!翌朝23日(月)帰国日は快晴してした。北京大学の孫さんの研究室のビルの屋上からは、雪景色の頤和園の塔まで見ることができました。北京の秋はやっぱり青空でなくてはいけませんね。

(文責:今西淳子)