韓国ラクーン会 in ソウル(2010年春)



2010年4月17日土曜日の夕方6時、ソウルの鍾路区にある「甘村」というお店で韓国ラクーン会(KSR)が開かれました。 今回のお店はスンドゥブ(韓国風おぼろ豆腐)の専門店です。再開発のため裏通りから表側に移転した老舗で、大統領や米国大使なども常連です。新しく移ったお店は教保文庫という大型書店の隣に位置しているので初めての方でもアクセスしやすいところです。昔は本屋さんといえば教保文庫で、よく行ったのですが、最近は本店以外のお店もでき、またネットで買うとなぜか割引された値段で買えるので、直接書店にいくことが減ってしまいました。なので、こんなところにこんなビルがいつできたのって感じでした。日本ではネットで買っても消費税に送料まで取られるのですが、送料の要らない韓国のこのシステム、私は大変重宝しております。

今回は渥美財団常任理事の今西淳子さん、 南基正さん(KSR会長、96狸) 李香哲さん(97狸)金宰晟さん(98狸) 高熙卓さん(00狸)韓京子(KSR幹事補佐、05狸)李垠庚さん(07狸)崔恩碩さん(09狸) の8名が集まりました。 崔恩碩さんは15期奨学生で、ソウル面接枠で選抜され1年間の留学し、帰国して国民大学から博士号を取得した新メンバーです。という会話をしながらどうも見慣れた顔だなと思っていたら「留学同期ですよ」と言われ、どおりでと納得(我ながら失礼な話です)。日本の大学で同じ建物にいました。なのに、どうしてその間会えなかったのでしょう。世の中狭いようで広く、広いようで狭いものです。

いつものことではあるのですが、この日も学会や海外出張、会議、さらに結婚式などが重なり、たくさんの会員が集まれなく残念でした。でも、いろいろと行事が重なったにもかかわらず、みなさまが遅れてもかけつけてくださったおかげで意外と集まったという気はいたします。

スンドゥブというこの料理、意外と家庭ではこの味がでないんです。もちろんスンドゥブチゲのもとを買って味付けしていてもです。それにこのスンドゥブというお豆腐は四角い容器ではなく「パピコ」のアイスのチューブみたいな容器(アイスのチューブより何倍も太い)に入っています。それを包丁で真ん中を切るのですが、包丁の切れが悪いと歯磨き粉のような細い豆腐になってしまったり、鍋に「ドボン」と入って飛び散ったりで大変です。ただ私の要領が悪いだけなのかもしれませんが……。

次回は、秋、渥美奨学生(ソウル面接枠)の面接の頃になると思います。

それでは、また、紅葉の季節に。

(文責:韓京子)