韓国ラクーン会 in ソウル(2009年秋)



2009年10月9日金曜日の午後7時、ソウルの鍾路区景福宮のとなりにあるハンソンカルグッスというお店で、 新会長を迎えてはじめての韓国ラクーン会(KSR)が開かれました。国立民俗博物館の入り口から韓国伝統家屋村であるプクチョン(北村、李明博大統領が就任直前まで住んでいたおうちもあります)方向へ横断歩道を渡ったところにある、ちょっと知られた韓国式手打ち麺のお店です。韓国ではめずらしく行列ができるお店としても有名です。韓国では食べるために並んで待つ(飲食店ではありませんが、ルイビトンのお店は入場人数に制限があるのか、お店の前で客が並んでいるのをつい最近みかけましたが)という傾向が少なく、かの有名なクリスピードーナツ(数年前、新宿での行列にびっくり)もソウルでは人が並んでいるのをみたことがありません。まあ、感動するほどの味でもないというのも原因かも知れません。個人的にはパン類や洋菓子類は日本の方がおいしいような気がします。 湿度のせいでしょうか、しっとり感が違います。でも、しっとり感のいらないハンバーガーは韓国の方がおいしいような気がします。

今回は渥美財団常任理事の今西淳子さん、 南基正さん(KSR新会長、96狸)金雄熙さん(96狸) 金宰晟さん(98狸)鄭成春さん(00狸))蔡相憲さん(03狸)金賢旭さん(03狸)韓京子(KRS幹事補佐、05狸)玄承洙さん(06狸)李垠庚さん(07狸) の10名が集まりました。学会や海外出張、入試の面接などが重なり、また平日ということから参加率が低いのではないかと心配しましたが、意外と集まりました。

ところが、平日、それも金曜日の夕方という時間、都心を選んだことから、ほとんどが大遅刻。先に着いていたメンバーには本当に申し訳なかったです。お店はすぐそこなのにまったく進まないので私と今西さんはタクシーから降りて歩きましたが、自家用車組は車を乗り捨ててくるわけにもいかず、ソウルの渋滞を満喫したようです。やっとの思いでみんなが集まると、お腹がすきすぎて食べるのに必死で、会が終わってみると車の中にいた移動時間と会そのものの時間があまりかわらないくらいでした。渋滞で疲れてしまったせいもあったのでしょう。今後はもうちょっとメンバーのみんなと互いにお話できる会にしようと反省しております。

さて、今回今西さんは偶然飛行機でスマップのキムタクととなりあわせになったらしいです。それを聞いても「めちゃめちゃ」うらやましいというほどの感情が起こらなかったことに、私自身「不惑」という歳を実感しました。ある人は「不惑」は何事にも惑わされないという意味ではなく、「誰も誘惑する人がいない」という意味と言っていました。ちょっとさびしい気もしますが、妙に納得してしまいました。

秋風にますます紅葉が鮮やかさを増しています。学生には「季節を感じながら生きる」よう教えていながら、私自身は実践できてないようです。季節を感じ、ときめくということを忘れないようにしたいです。

次の日、未来人力研究院の事務所で渥美奨学生選抜(韓国国内枠)の面接がありました。面接に関わった先生、今西さん、お疲れ様でした。それでは、また、桜満開の春の日に。

(文責:韓京子)