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マキト「香港と中国でのフォーラム」

フィリピンのアジア太平洋大学(UA&P)とSGRAで立ち上げた日本研究ネットワークの活動の一環として、マキトは中国の広東省と香港特別行政区にてフォーラムに参加することになった。マキトは初めての中国である。香港でのフォーラムは2005年11月1日から3日までGOLD COASTホテルで開かれ、East Asia Development Network (世界銀行が主催するGlobal Development Networkの傘下にある開発経済の研究ネットワーク)から受賞した助成による研究の中間報告が行われる。この研究は正式に今月からスタートして来年の4月までUA&Pのピター・リー・ユ先生とシッド・テロサ先生との共同で進められている。研究テーマは「フィリピンの特区は共有型成長の触媒になるのか」というSGRAが2年前から始めた研究である。香港のフォーラムは中国語が話せるユ先生と同行なので面白い発見もありそうではないかという期待がある。

 

引き続き、お招きをいただいたので、11月4日から7日まで香港政策研究所や広東省社会科学院の主催によるフォーラムにUA&P・SGRA共同研究チームの代表として一人で参加し、香港から広州市に途中で移動する予定である。フォーラムのテーマは”A Tale of Two Regions: China’s Pan-Pearl River Delta and ASEAN Cooperation for Mutual Benefit”(二つの地域の物語:共同利益のための中国の汎珠江デルタとASEANとの協力)

 

 オンライン記事をご参照ください

 

テーマは関心のある経済特区とも関係があるし、中国大陸への訪問チャンスでもあるので参加を申請させていただいた。父の父の父の国に初めて足を踏むことになるだけにちょっとわくわくしている。