SGRAイベントへのお誘い

第49回SGRAフォーラム「日本研究の新しいパラダイムを求めて」へのお誘い

下記の通りSGRAフォーラムを開催いたします。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。

 

テーマ:「日本研究の新しいパラダイムを求めて」

 

日時:2015年7月18日(土)午前9時30分~午後5時

 

会場:早稲田大学大隈会館 (N棟2階 201、202号室)

参加費:無料
使用言語:日本語
お問い合わせ・参加申込み:SGRA事務局([email protected], Tel:03-3943-7612)

 

プログラム詳細 SGRAForum49Program

 

講演・報告要旨

劉 傑 「『日本研究』をアジアの『公共知』に育成するために」

平野健一郎 「日本研究支援の現状と展望-国際ネットワークの形成に向けて-」

楊 伯江  「中国の日本研究の現状と未来」 (中国語)

朴 喆煕  「韓国の日本研究の現状と未来」

徐 興慶  「台湾の日本研究の現状と未来」

茶野純一 「日本研究支援の現状と展望-国際ネットワークの形成に向けて-」

 

◇フォーラムの趣旨

 

渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)は、2014年8月にインドネシア・バリ島で開催した第2回アジア未来会議において、円卓会議「これからの日本研究:学術共同体の夢に向かって」を開催した。
この円卓会議に参加したアジア各国の日本研究者、特にこれまで「日本研究」の中心的役割を担ってきた東アジアの研究者から「日本研究」の衰退と研究環境の悪化を危惧する報告が相次いだ。
こうした状況の外的要因として、アジア・世界における日本の国際プレゼンスの低下と、近隣諸国との政治外交関係の悪化が指摘されている。一方では東アジアの日本研究が日本語研究からスタートし、日本語や日本文学・歴史の研究が「日本研究」の主流となってきたことにより、現代の要請に見合った学際的・統合的な「日本研究」の基盤が創成されていないこと、また各国で日本研究に関する学会が乱立し、国内のみならず国際的な連携を図りづらいこと、などが内的要因として指摘されている。
今回のフォーラムでは、下記の4テーマを柱とした議論を行い、東アジアの「日本研究」の現状を検討するとともに「日本研究の新しいパラダイム」を切り開く契機としたい。

 

◇プログラム

 

詳細は SGRAForum49Program をご覧ください。

 

9:30~12:00 【基調講演・報告】

 

基調講演 :平野健一郎(早稲田大学名誉教授)

 

報告1: 中国の日本研究の現状と未来
楊 伯江(中国社会科学院日本研究所副所長)

 

報告2: 韓国の日本研究の現状と未来
朴 喆煕(ソウル大学日本研究所所長)

 

報告3: 台湾の日本研究の現状と未来
徐 興慶(台湾大学日本研究センター所長)

 

報告4: 日本研究支援の現状と展望
茶野純一(国際交流基金日米センター所長、日本研究・知的交流部長)

 

13:00~17:00【ディスカッション(円卓会議方式)】

 

ディスカッション・テーマ:
1.東アジアの「日本研究」の現状と課題、問題点などの考察
2.アジアで共有できる「公共知」としての「日本研究」の位置づけ及び「アジア研究」の枠組みの中での再構築
3.「アジアの公共知としての日本研究」を創成するための基盤づくりと知の共有のための基盤づくり、国際研究ネットワーク/情報インフラの整備等の構想
4.日本の研究者、学識者との連携と日本の関係諸機関の協力と支援の重要性

 

ポスター