SGRAイベントへのお誘い

ウランバートルで開催する国際シンポジウムのご案内

下記の通り、SGRAでは初めてモンゴル国ウランバートル市でシンポジウムを共催いたします。

 

● 国際シンポジウム in ウランバートル
「アーカイブズ・歴史・文学・メディアからみたグローバル秩序―北東アジア社会を中心に―」

 

プログラム(英文)

 

発表要旨集(英文)

 

主催: モンゴル国家文書管理局、関口グローバル研究会(SGRA)、モンゴル科学アカデミー歴史研究所、モンゴル日本センター

 

後援: 在モンゴル日本大使館、モンゴル国立大学、モンゴル国際研究所、東京外国語大学

 

協賛: 渥美国際交流奨学財団、守屋留学生交流協会、高澤三次郎国際奨学財団、三菱商事、三井住友銀行、鹿島建設

 

○ 日程:2008年6月23(月)~25日(水)

 

 
○ 会場:モンゴル・日本センター、モンゴル国家文書管理局(モンゴル国ウランバートル市)

 

○ 開催の趣旨:

 

近現代北東アジア地域の社会秩序の再編において、旧ソ連、日本、アメリカ、中国はきわめて大きな役割を果たしてきました。一方、冷戦後の北東アジア社会においては、グローバル化が急速に進められているものの、同地域内の各国は政治、経済、民族、文化等多くの面で矛盾や葛藤を抱えており、相互関係はますます複雑になっています。本シンポジウムは、20世紀以降、激変する北東アジア社会の複雑な状況を視野に入れながら、歴史、文学、メディア、アーカイブズという社会の基礎的な情報源から得られるデータの分析過程の中に、この地域の一元化と多元性の葛藤という今日的であると同時に歴史的である問題を取り込み、現代北東アジア社会のグローバル秩序の歴史的背景とその今日的意義を考え直し、北東アジアの地域秩序はどのようなプロセスをへて構築されたか、これからどのように構築していくか等をめぐって、特色ある議論を展開することを目的とします。同時に、こうした議論、対話を実現するために、関係諸国のアーカイブズ情報の資源化とネットワークの形成をめざしています。

 

○ テーマ:

 

セッション1:歴史・メディア・アーカイブズからみた北東アジアの社会秩序:過去・現在と課題
セッション2:北東アジア文学の中の社会像・世界像
セッション3:アジア主義論からアジア共同体へ
セッション4:北東アジア地域アーカイブズ情報の資源化とネットワークの形成にむけて

 

○ 参加者:

 

日本、中国、韓国、オーストラリア、ドイツ、ロシアなどの国、地域からの研究者約25名、モンゴル国からの研究者約25名。

 

○ 公用語: モンゴル語、英語、日本語、ロシア語。