ラクーン会 in 北京 2012



2012年9月18日、尖閣諸島国有化を発端に中国全土に反日デモが湧きあがる真っただ中、午後6時半から、ラクーン会 in 北京が、北京大学勺園七号楼2階淑春庁で開催されました。今年は金熙さん(1995狸)のご推薦で雲南料理店に行く予定でしたが、情勢がどうなるかわからないので、日本語で心配なく話すことができる場所に変更したのでした。実は、翌日に予定していたSGRAチャイナフォーラム「ボランティア概論」は、大学幹部からの勧告により中止になったのですが、「こういう時こそ民間交流」ということで、講師の宮崎幸雄さんと今西は北京訪問を決行しました。
この夜の参加者は、上記3名の他に、10月から早稲田孔子学院に出向の孫建軍さん(2002狸)、チャイナドレスの朴貞姫さん(2003狸)、9月から社会科学院の李成日さん(2006狸)、フォーラム中止のフフホトから来たネメフジャルガルさん(2008狸)、東京の大手銀行への就職が決まった孫建軍さんのご自慢の学生さんの于さんでした。残念ながら、宋剛さん(2008狸)は担任クラスの監督、劉健さん(2008狸)は授業で参加できませんでした。
いつものように話は多岐にわたり、尖閣問題はそれほど議論されることもなかったような気がしますが、みなさんとわいわい話しているうちにあっと言う間に時間がたってしまいました。
北京大学はいつもと変わらず平穏で、チャイナフォーラムが中止になったのが不思議に思えるほどでした。

(文責:今西淳子)